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先輩プログラマー・SEとの付き合い方

2015年2月18日に投稿 → に更新 コミュニケーション アフィリエイトリンクを含みます

「職場の先輩プログラマーみたいな技術力をつけたい!」
「技術力のない先輩ばかりでお手本となる人がいない…」

私たちは周囲の人間から大きな影響を受けて生きています。

職場に優秀な人が多ければ自分も同調して自然と能力が高まっていきます。逆にダメな人が多ければ、悪影響を受けてしまいます。とりわけ先輩や上司のような人たちの影響は大きいものです。

影響を受けると言っても、それは受動的なことばかりではなく、影響を自分でコントロールすることだってできます。

そこで今回は先輩プログラマーとの付き合い方について紹介します。

優れた先輩からは積極的に学ぶ

先輩に限らず同僚や後輩も同じですが、優れた人からは積極的に学ぶべきです。本やWebサイトからもソフトウェア技術や仕事術は学べますが、人と会ってしか学べないものがあります。

その人が何をどう考え仕事をしているか等です。困難な局面において、その人が何を感じ、どう考え、動き、解決したかを学べるのは同じ空間で働いているからこそ出来ることです。

自分一人では解決できないことを相談してみると、思わぬ視点に気づかされてハッとさせられることがあります。優秀な人には積極的に話しかけましょう。

あまり時間を取らせないよう気をつける

優秀な人はたくさん仕事を抱えています。出来るだけ負担をにならないように、質問をコンパクトにまとめてしましょう。

教わるばかりではなく、できるだけお返しする

教えるのが好きな人でも、教えてばかりいると嫌になる場合があります。なので、こちらからも何か相手が興味を持ちそうな話題を提供したり、その人の仕事を積極的に手伝うようにしましょう。

教わるだけでなく背中を見る。仕事から盗む

質問に答えてもらわなくても、見て学べることはあります。ソースコードだったり、ドキュメント、メールなどをどのように書いているか等、参考になる点はたくさんあります。子どもは親の背中を見て育つと言いますが、プログラマーは先輩エンジニアの背中を見て学びます。

ダメな先輩は無視

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反面教師といって、相手の悪い部分を見たら、自分は同じことをしないようにしようという言葉があります。ですから、ダメな先輩を見て、反面教師にするというのもいいですが、わざわざダメな人間を注視する必要はないですよね。ですから、基本的に出来るだけ関わらないというスタンスがいいと考えます。

ダメな先輩を育てる必要はない

ダメな後輩を育てるべき場面はあります。その後輩が経験不足の場合です。経験が不足しているために仕事が出来ないのは仕方がないことです。経験不足をこちらが補ってあげれば、うまく仕事が出来るようになるかもしれません。

しかし、ダメな先輩は自分よりも経験年数が長いのに、仕事が出来ないのですから、同情する余地がありません。ダメな先輩の多くは、「努力不足の自分を正当化」しているだけです。一例紹介します。

何かと腰痛を言い訳にして仕事から逃げる先輩

私が社会人3年目の時に仕事をした先輩社員(40歳)は、「俺は腰痛持ちで腰に爆弾を抱えているので無理は出来ない」としょっちゅう口にしていました。仕事の分担の話になると「自分は腰痛があるから難しい仕事は振るな」という態度になるです。

腰痛があったって姿勢を整えたり、適度に休憩を挟むなどすれば仕事はできるはずです。それでもだめなら、仕事を変えるべきなのに続けているということはただの言い訳なんです。

この人はオブジェクト指向技術の理解が足りなかったことも、腰痛持ちだから仕方がないと自己正当化するんです。

当たり前のことですが、腰痛と勉強不足は関係ありません。もちろん、腰痛だと長時間座って本を読んだりすることが難しいかもしれませんが、工夫次第で本くらい読めるはずです。

人が言い訳する理由

アドラー心理学では、トラウマというものは存在せず、トラウマは自分を正当化するための言い訳だと考えられています。

例えば、小さいころに異性からデブと言われたことがトラウマとなった人がいるとします。この人は自分がデブだからモテないと思っています。ですが実際は異性にアプローチして振られて傷つきたくないから、デブでいる、デブだから自分はモテない、だから異性にアプローチしないでいいんだと正当化していると考えられています。この場合、異性に振られて傷つきたくないためにデブという現象が存在しているとのことなんです。

先ほどの先輩の話でいうと仕事が出来ない言い訳をするために腰痛が存在しているということなんです。

人との関わり方で自分の成長スピードが変わる!

優れた先輩から積極的に学んでいけば、ぐんぐん成長することが出来ます。

もしあなたの周りにお手本となるような先輩が全くいないという場合は転職を考えてもいいと思います。

私の場合、仕事をするうちにやりたいことが変わって、業務システム → Webサービス → ゲーム開発と転身することが出来ました。

自分がやりたい仕事をするようになると、職場で出会う人達も自然と尊敬できる人たちばかりになったんです。これを読んだあなたもぜひ一歩踏み出してみてください!