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相談)25歳フリーター、未経験からゲームエンジニアになりたい

2017年5月20日に投稿 → に更新 就職 アフィリエイトリンクを含みます

はじめまして、ゲーム開発に携わることを最終的な目標としている25歳フリーターです!

エンジニアとして仕事についたことはなく、これから目標に向かって進むにあたって、職業訓練校を活用してECサイト構築に必要な最低限のプログラミング知識を身につけました(HTML、CSS、JavaScript、PHP、MySQLの基礎の基礎)。

本当はいきなりゲーム開発に直結する言語や付随する知識を学びたかったのですが、経済的な理由から有料のスクールには通えませんでした。
かといってこれらの知識もあって絶対損ではありませんし、絡んでくるとも思います(基礎の基礎なので自信はありませんが)

新卒でもありませんし、いきなりゲーム開発の現場に行くのは厳しいと個人的に感じており、学んだ知識を生かしてECサイト構築などの仕事につきながら、C#やUnityの扱い方やサーバーやネットワークの知識を独自に学んで何か作品を作り、それらを武器に転職活動というのはどう思われますか?

読者の方から相談メールをいただきました。

同じような悩みを持っている方向けに回答内容を紹介します。

きっかけはなんでもいい

職業訓練校って、プログラミングを始める方法としてはとてもいいと思います。

基礎さえ教われば、その後は自分でWebサイトや本で学習を進めることができますからね。

私は専門学校で学びましたが、学校で教わったのは基礎の基礎だけで、その後必要なことをネットや本で学んで仕事を続けています。

どうやってゲームエンジニアになるか?

あなたがお考えのWebエンジニアからゲームエンジニアというキャリアプランはとてもいいと思います。

ただ、現在のスキルでも、ゲーム会社のサーバーサイドエンジニアとして採用される可能性が十分あります。

ゲームのサーバーサイドをPHPで実装してる会社はたくさんあります。

最終的にサーバー側ではなくクライアント側(Unityとかでキャラを動かしたりする)を担当したいとしても、まずはサーバーサイドのエンジニアで入社するのが、すでに学んだ知識を活かせるという意味で良いと思います。

ですから、現時点の就職先候補として、

  1. ゲーム会社のサーバーサイドエンジニア
  2. Webサービス開発企業のWebエンジニア
  3. 業務システム開発のエンジニア

があります。

PHPのフレームワークの使い方やJSON APIの作り方は分かりますか?JSON APIは1と2の仕事でよく使われます。

フレームワークは1~3いずれでも使います。覚えておいて損はないので何かしらのフレームワーク(LaravelやCakePHPなど)とJSON APIの作り方を調べてみてください。こちらの記事も参考になると思います。

難易度的にはおそらく3の会社が一番低いと思います。3の会社は企業にエンジニアを派遣することで報酬をもらうビジネスをしているので、派遣できるレベルであれば採用するからです。

なので、1,2,3の企業に応募して、うまくいけば1か2に受かって、3は多くの場合受かる会社が見つかると思います。

25歳ならば、3の会社はプログラミング知識がない人でも採用するケースが全然あります。

訓練校では最終的にWebサイトをひとつ作りましたが、PHPを使った箇所は限定的で、一般的に自分が今どのレベルにいるのかわからずにいます

自分で何かWebサービスを作ってみたらいいと思います。

「こういうのを作りたいな」と思って、作り始めて、「あれ?これどうやったら作れるんだ?」と疑問が沸いたことを調べていって最後まで作り上げることで、今自分に足りないものが分かると同時に補強できます。

作りたいものが浮かばなかったら、既存のWebサイトを真似て作ってみるのも良いと思います。twitterもどき、2チャンネルもどき、なんでもいいです。

開発環境も、訓練校でXAMPPを言われるがままにただインストールしただけなので、環境を自分で作るなどには至っていません

確かに開発環境は自分で作れた方がいいかもしれませんが、大抵の会社はインストール手順書などが作られてますし、ない場合も、先輩社員に聞けばいいだけです。

一方、本番環境のセットアップはインフラのスペシャリストが行うので新人プログラマーが行うことはまずないので心配無用です。

先日訓練校を卒業し、今に至るので、まずはそのあたりの勉強から始めないとさすがに就職も厳しいでしょうか?

そんなことないです。25歳と年齢が若い上に自ら学ぶ意欲にあふれてるので採用する企業は必ずあると思います。

転職エージェントに会ってきました

ひとまず未経験ということで、ゲーム開発はまず無理だろうという話、そして話の結果35社にドサっと書類を送ることになりました。

全ての企業からの返事は来ていませんが、今の所3社ほど面接が決まっており、明日はその面接第一号に行ってきます!

とのことで、幸先いいスタートを切れたようです。

その後も、

早速1社目の面接が終わりました!

よくある自己紹介、転職理由、志望動機を終えた後、技術的な質問がありました。(外国の方だったのでけっこうびびりました。)

内容としては主に

・JSONって知ってますか?
・DNSって何かわかりますか?
・IPアドレスって何かわかりますか?
・学校ではフレームワークを使っていましたか?

そして最後にFizzBuzzテストがきました。

突然使ったこともないMacを渡されたので基本操作もわからずおぼつかない手つきでプログラムを書きましたが、汚い書き方ながらなんとかその場で完成させることができました。

とのことで、やはりJSON APIやフレームワークのこと、それからIPアドレスやDNSなどネットワークの基礎知識についても聞かれたようです。

FizzBuzzとかコードを書かせるテストを出す会社は良いと思います。技術力がある社員を採ろうとしている姿勢が感じられますからね。

改めて、ITエンジニアってチャンスのある職業だなと思いました。ITエンジニアを目指してる方はぜひ前向きにトライしてください!