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プログラマーSEが転職で『罪悪感』を感じる必要がない理由

2016年4月6日に投稿 → に更新 メンタル アフィリエイトリンクを含みます

転職に罪悪感を感じる男性

「会社辞める時って仲間を見捨てるみたいで罪悪感あるよな…」
「先輩から散々仕事教えてもらったのに、恩を仇で返すようなことできない…」
「かといって、いつまでもこの会社にいるわけにもいかないしなぁ…」

退職届を出す時ってなぜかすごく申し訳ない気持ちになりますよね。お世話になった人たちを見捨てるような、なんとも言えない気持ちです。

私も初めて退職届を出す時には申し訳ない気持ちでいっぱいでした。ですが、今となっては正しい選択をしたと思っています。

その後、二回転職したところ、罪悪感をほとんど感じなくなりました。

そんな経験を踏まえて、「転職時に感じる罪悪感の対処法」を紹介します。

理由1. 転職は裏切りではない

転職って会社を去り、別のライバル企業で働くことなので、裏切っているかのように感じられますが、それは間違ってます。

本当の裏切りとは、例えば、現在勤めている会社で開発している新サービスの企画会議に参加してアイデアを把握した直後にライバル企業に転職して、そのアイデアを話し、先にそのサービスをリリースさせる、こういうのが本当の裏切りです。

ですから、あなたや私がしているような

  • やりたい仕事をしたいから転職する
  • もっと年収を増やしたいから転職する
  • 残業の少ない職場で仕事をしたいから転職する

これらは全然裏切りではありません。

理由2. 恩を仇で返していない

先輩から仕事をたくさん教わってそのおかげで今の自分があるのに、教えてもらうだけ教えてもらって別の会社に行ってしまうなんて、恩をあだで返すようで悪いと感じてしまいますが、これも間違いです。

なぜならば、あなたは先輩から仕事を教わりながら、仕事をこなし、会社へ貢献したからです。恩をしっかりと仕事で返しているのです。

ですから、何も悪くないし、成長して新たな場所へ旅立つことは素晴らしいことなんです。

理由3. 残された人たちがどうなるかは、あなたの課題ではない

「自分がいなくなったら、残された人が苦労するんじゃないか?だから辞められない」と言う人がいますが、代わりのいない仕事なんてありません。あなたが抜けたら代わりの人があなたがやっていた仕事をやるだけです。

「いやいや、自分は長年このプロジェクトをやってきたから誰も変わりは務まらなくてプロジェクト破たんするよ!!?」

と言う人がいますが、実際に誰かが抜けたせいでプロジェクトが破たんしたのを見た試しがありません。

それに実際、プロジェクトが大混乱になったとしても、それはあなたの課題ではなく、そこで仕事をする人の課題です。これをアドラー心理学では「課題の分離」と言います。

課題の分離をすれば迷いはなくなる?

アドラー心理学は「嫌われる勇気」というベストセラー本で取り上げられて、現在大ブレイクしています。

アドラー心理学の中で重要な概念とされているのが「課題の分離」です。どうやるかというと、「今悩んでいることは本当に自分の課題か?」を問うんです。

例えば、「転職の応募先を決める時にこの会社はレベルが高いから自分なんかが応募してはいけないかな?」と考えるのは課題の分離ができていません。

自分を採用するかどうかを決めるのは「応募先企業の課題」だからです。自分の課題はどの会社に入りたいかを決めることです。

課題の分離をすると自分がすべきこととそうじゃないことが明確になって迷いが晴れます!