プログラマー・SEの良い志望動機、悪い志望動機
志望動機って難しいですよね?
面接官に刺さる一言を言いたいところですが、なかなか
「ずばりこれだ!」
っていう志望動機がなかったりします。
よほど、その会社のファンということでもなければ、
- 「なんとなく、良さそうな会社だと思ったから」
- 「転職エージェントに勧められたから」
- 「給料高そうだから」
とかが本音ですよね。
とはいえ、一度よく考えてみると、何かしらその会社を選んだ理由が見えてきます。
それがわかると、NGな志望動機もわかります。
そんなわけで今回は「プログラマー・SEの良い志望動機、悪い志望動機」を紹介します。
良い志望動機
理想的な志望動機は「その会社が大好きだから!」
「御社の○○というWebサービスが大好きで、技術的にも○○な点が優れていて素晴らしいと思います。私もぜひ○○の開発に関われたらと思い応募させていただきました。」
これ理想的ですが、なかなかそんな会社ばかりではありませんよね。
私だったら、ニコニコ動画を開発運営しているドワンゴという会社に応募する場合は、上記のような志望動機を言えますが、応募先企業すべてがそのような会社だとは限りません。
では、どうするかというと、
会社の特徴を褒める
応募先企業のホームページを見ると、その会社の売りが書いてあります。
- こういう製品・サービスを開発している
- システム開発の品質が高い
- 顧客の要求分析に長けている
などなど、いろいろと書かれているはずです。
製品・サービスを持っている会社だったら、「それらが素晴らしく、自分もその開発に参加したいと考えた」と言えます。
実際は、「この製品で儲かってそうだから、給料高いだろうなと思って応募した」だったとしても、ちゃんと建前が必要です。
儲かってそう = 儲かる製品 → 儲かる製品は素晴らしい
↑嘘は言ってません。
このように何かしらの特徴がある会社だったら、そこを志望動機にするのが良さそうです。
ところが、これといった特徴のない会社もよくあります。
特徴のない会社でも使える刺さる一言
どの会社でも使える志望動機の王道は、
「これまで培ってきた経験・スキルを御社でも活かせると思い応募させていただきました。」
というものです。
これだけだと、「スキルを活かせる会社は他にもあるんじゃない?なぜうちに応募したの?」と返されることがあります。
そこで、次のように続けます。
「それに、ホームページで社員の方たちの写真を見たところ、雰囲気的になんとなく自分と合う気がしたんです。」
これを言うことで、
「言われてみれば、なんとなくこの人うちの会社に合いそうだな。溶け込めるかって大事だよな」
という感情が面接官の心の中で芽生えれば、受かる確率は大きく上がると思います。
ただ、この志望動機は本当に雰囲気が自分と合ってる会社にしか使えません。
例えば、イケイケのベンチャー企業に応募して、まじめなスーツを着て、まじめな受け答えをしていて、「なんとなく、自分と雰囲気的に合うと思ったんです」って言っても「どこがやねん!?」と思われてしまいます。
とはいえ、実際はそこまで極端に自分と会社の雰囲気にギャップがあることは滅多にないので、多くの会社で使えると思います。
自分が選んだ応募先である以上、合う部分がたくさんあるはずですからね。
悪い志望動機はこれ!
ずばり、「どの会社にも当てはまること」です。
例えば、「仕事が楽そうだから応募しました。」これだめですよね。やる気が感じられないし、不真面目です。
不真面目なだけでなく「どの会社にも当てはまること」でもあります。
仕事が楽そうな会社は他にもあります。もちろん、不真面目であること自体、マイナスですが、本質的に企業はうちの会社を選んでくれた理由を聞きたいんです。
採用担当者は、
「その理由なら、うちの会社しかないよな!」
と思える志望動機を聞きたいのです。
これを踏まえて志望動機を考えてみて下さい。あなたならではの良い志望動機が見えてくるとおもいます。
どうしても思いつかないという場合は、
「会社の雰囲気がなんとなく自分に合う気がしたんです!」
を奥の手として使ってください(笑)。案外いけるはずです!