プログラマSEがIT業界のカースト制度から抜け出す一番の方法

      2017/01/23

無事脱出して喜ぶ女性

「IT業界って会社のランクによって階層別れてるよな」
「元請けと下請けの階層もあるし」

システムの受託開発ってよく建設業のゼネコン構造にたとえられています。

建設業の場合、例えば公共事業のような大型案件は

国の機関

清水建設のような大手ゼネコン

中堅下請け企業

零細下請け企業

さらなる下請け…へと続く

下請けに仕事を流す過程でマージン(手数料)を取っています。
国から大手ゼネコンが10億円で請けた仕事を中堅下請け企業に発注する際には8億円で流せば、何もせずに2億円の利益が出ます。
これが、下請けに仕事を流す度に起きて、最終的に仕事をする最下層の下請け企業には少ない金額しか支払われないのです。

何も仕事をせず、下請けに仕事を流すだけの大手企業のみが潤い、末端の下請け企業の社員は薄給ではたらいています。

まるでインドのカースト制度のようです。バラモン(宗教家)とクシャトリア(貴族)が潤うために平民と奴隷が働かされている、現代にも残る奴隷制度です。

奴隷なんて、他国の話だと思っていたら、わが国日本の産業構造もこれとそっくりだったわけです。

IT業界の受託開発にも同じことがあります。

そんなわけで今回はIT業界におけるカースト制度の解説と、そこから抜け出す方法を考えてみたいと思います。

受託開発の階層構造

業務システムなどの受託開発は以下のようなヒエラルキーがあります。

建設業の例と同じように公共事業の例でいえば、

総務省がマイナンバーシステムの開発を大手ITベンダーに1000億円で発注

NTTデータ、富士通、日立、NECなどの大手ベンダーが受注し下請けの準大手ベンダーに500億円マージンを引いて、残りの500億円で下請けに発注

TIS、富士ソフト、大塚商会などの準大手ベンダーが受注し、200億円マージンを引いて、300億円で下請けに発注

複数の中堅ベンダーが受注し、100億円マージンを引いて、200億円で下請けに流す

複数の零細ベンダーが受注し、仕事をする

ってな感じです。階層が上なほど、仕事をせずに大きなマージンをとれます。もちろん仕事をせずにといっても、実際は発注先を決めたり、発注した先がきちんと仕事をするかの進捗管理などはしますので、まったくのボロ儲けというわけではありませんが、少ない労力で大きな利益を得てることは間違いありません。

さて、このようなカースト制度がある世界でどんな生き方をすればいいでしょうか?少し視点を変えて考えてみましょう。IT業界のカースト制度ではなく、インドのカースト制度を考えてみると答えが見えてきます。

インドで奴隷を救ってあげようとしたら怒られる

認知科学者の苫米地英人さんは世界から戦争と差別をなくす活動をされていて、インドに行った際に奴隷層の人に

「あなたの生活をよくするための支援をさせてください」と言ったら、

「そんなことをされたら困る、私は今世で奴隷として生きることで来世は報われるのだから、生活が良くなったらカルマが浄化されないじゃないか!!?

と怒られたそうです。

「今世?来世?カルマ?はぁ?何言ってんだ、この人は?」

と日本人なら思いますが、インドの人はカースト制度やヒンドゥー教の世界観を完全に信じていて、この人生で奴隷としての苦痛を味わえば、来世で生まれ変わった際には幸せになれると本気で信じているのです。

来世なんて、あるかないかも分からないものに掛けるなんてどうかしてると思いますが、完全に信じている人ならば、こう考えても無理はないのです。

バラモンやクシャトリアが利益を得るために、このような洗脳が徹底的にされているということです。

さて、私たち日本人から見て、奴隷の人たちはどうすればいいと思いますか?

奴隷をやめればいいですよね。国外に行けるように努力するとか、制度上はカースト制度は消滅したことになっているのですから、従うこともありません。

しかし、やめられないんです。奴隷として生きたら、カルマが浄化されて来世で幸せになれると信じ切っているからです。

つまり、カースト制度というシステムの中にいると解決策が見えないわけです。システムの外にいる私たちならば、簡単にわかる解決策が見えていないのです。

これを応用して考えるとIT業界の階層構造から抜け出す方法が見えてきます。そうです。システムの外側に出ればいいんです。

階層構造の外側に行く方法

例えば、フリーランスのITエンジニアになって、自社サービスの開発に参加すればいいんです。

受託開発には、元請け・下請けの階層があります。

しかし、自社サービスを開発してる会社には、そのような構造はありません。(全くないわけではありませんが、ない会社が多くあります。)

フリーランスで仕事をする場合、フリーランスエンジニアに案件を紹介してくれるエージェントに登録をすると簡単にフリーランスになれます。営業が得意な人は自分で仕事をとってきてもいいですが、エージェントに任せたほうが断然簡単です。レバテックフリーランスみたいなサイトで登録できます。

すると以下のような構造になります。

自社サービス運営企業(サイバーエージェントとか、クックパッドとか)がフリーランスエージェントを通してフリーランスエンジニアに仕事を発注

エージェントが仕事を受注して、様々な手続きを代行して手数料を除いた金額でエンジニアに仕事を発注 ↓
エンジニアが仕事をして報酬を受け取る

「結局、階層構造じゃん」って思われたかもしれませんが、階層が少ないですし、エージェントは応募や面談の日程調整、エンジニアの強みのアピール、契約書の作成などを代行してくれているので、何もせずにマージンを抜いてるわけでもないし、マージンもITベンダーに比べれば少なめです。

エージェントを挟んでいるだけなので、ほぼ直取引と考えていいと思います。

階層の外に出ると見えてくること

会社員のころ、私は下請けのシステムベンダーの社員でした。スキルアップをして上の階層の会社に転職することを夢見ていました。

専門学校を卒業して零細ITベンダーに就職後、4年半働いて、準大手SIerに転職しました。階層を上がることができたわけです。

しかし、仕事は楽しくありませんでした。元請け企業の社員がおいしいところを持っていくからです。
そんな中ある日、フリーランスエンジニアになることを思い付き、なってみたんです。そして分かったのが…、

フリーランスは仕事を選べる

会社員のころは上司から言われたプロジェクトに入って仕事をしていましたし、それが当たり前だと思っていましたが、フリーランスになったら、エージェントにやりたい仕事の希望を伝えて、その条件に合う案件を提案してもらい、その中から、いいなと思うものを選びます。

つまり、やりたい仕事を選べるんです!

これ、めっちゃ大きいです。仕事の選択権が自分にあると発想が変わります。

この仕事をやった方が立場的に有利かなとか、評価されるかなという他社を気にした発想ではなく、「この仕事はたのしそうか?やりたいか?」そういう自分の内発的欲求に従った発想ができるようになったんです。

これって、カースト制度から完全に抜け出してますよね!システムの外側に行ったから、見えてきたことなんです。

そんなわけでまずはレバテックフリーランスなどを見て、フリーランスってどんなものか見てみてください。レバテックフリーランスはサイト上で案件の検索もできるので、どんな案件があるのかイメージが膨らんでいいと思います。

登録したからって必ずフリーランスにならなきゃいけないわけでもないので、今の仕事を続けながらフリーランス案件の面接を受けて、通ったら会社を辞めるっていうのでもいいと思います!

「それでも、やっぱりフリーランスは不安だなぁ」という方は派遣社員になるという手もあります。

派遣社員というと低賃金、派遣切りなどのネガティブなイメージを持たれがちですが、ITエンジニアの派遣社員は給料も高いですし、仕事はフリーランスと同じように選べるので、実はとても良い選択なんです。

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なので、フリーランスもいいけど、ちょっと不安だなぁという方は、まず派遣社員になってみるというのもいいと思います。

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エージェントを使った方が転職活動は楽です

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このサービスを運営しているレバレジーズという会社はシステム開発もやっているので、現場の仕事をよくわかってくれてますし、ヒカ☆ラボというIT系の勉強会なども主催していたりteratailというプログラマー専用の質問サイトを運営してて好感が持てます。求人案件もWebやスマホの面白い仕事が多いのでいいと思います。

あとホームページ見ると分かるんですが、若くて美人の担当者が多いのもナイスなんです!私の場合(たぶんあなたも)、担当者が美人だと転職活動のモチベーションめちゃ上がりますからね笑

エンジニア未経験の方や地方在住の方にはワークポートというエージェントをおすすめします。

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全国の求人を扱っていて、しかもITエンジニア未経験の人にも転職支援をしてくれるエージェントです。

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