システム開発のリーダーが転職するメリット

      2016/11/25

チームリーダーの男性

「今の会社でリーダーやって数年たつけどなんか飽きてきたな…」
「リーダー職って人間関係がめんどくさい、上からも下からも顧客からもwww」
「リーダーの地位を失うリスクをとってでも転職するメリットってあるかなぁ?」

ある程度経験を積むとチームリーダーとかプロジェクトリーダーを任されますよね。私の場合20代後半くらいからチームリーダーをやるようになりました。

新卒でシステムベンダーに入って10年くらい業務システム開発をしていたのですが、そこからWebサービスの分野に移り、その後ゲームエンジニアへと転身しました。

業務システム開発の分野でリーダーにまでなっていたのですが、Webサービスやゲーム開発では末端のメンバーをやってます。

客観的に考えると、キャリアダウンですよね?転職するにしても業務システム開発の会社へ移るのであれば、リーダー職を任されたはずです。

これは、自分の希望で選ぶことであり、どちらが正解というものではないと思います。

そんなわけで、今回は「システム開発のリーダーが転職するメリット」を考えてみたいと思います。

リーダーの仕事は楽しい?

自分がメンバーだった頃には

「リーダーなんて、他人に指示したり、打ち合わせしてるだけで、開発の仕事してねーじゃん、楽そうなのに高い給料もらっててズルいな」

って思っていました。もちろん、それなりに大変なことはあるんだろうなとは思っていました。

実際自分がリーダーになってみると、それまでにイメージしていたのとさほど変わらず、打ち合わせをしたり、メンバーに仕事の指示をするだけで、仕事的には楽でした。

「ホントかよ?」って感じかもしれませんが、難しいコードを書いたり、原因が分からないバグと向かい合うのに比べれば、少ないパワーで仕事が出来るという意味で楽な仕事だという意味です。

とはいえ、リーダーにはリーダーのむずかしさがあります。

指示するのって結構気を使う

これ、やってみて初めてわかったのですが、誰にどの仕事をやってもらうのが一番いいかを考えることや、その仕事をメンバーにやってもらうよう頼むのって結構頭使います。

どうしても、面倒な仕事というものはあるもので、それを誰がやったらいいかを考えて、適任な人に頼む、頼まれた方からしたら「面倒な仕事押し付けやがって」って思われるのも分かるし、それでもその人に頼まなければならないっていう苦しさがあります。まぁ、これは割り切るしかないですね。

ちゃんとリーダーやると仕事はうまく進む

で、本来リーダーというのは、このようによく考えて作業分担をすべきですが、とてもそんな風にはやってないように見えるリーダーもいますよね。

いわゆる丸投げみたいなことをしてくるタイプのリーダーです。

実際自分がリーダーをやると、仕事はうまくいきます。ちゃんとよく考えて作業分担してるので、どれくらい作業にかかるかの工数見積もりの精度も上がるし、必要な日程を確保できるように顧客に交渉するからです。

さて、そのようなリーダーになった後のキャリアプランはどう考えればいいでしょうか?

リーダー後のキャリアプラン

出世を目指す

典型的なのは

メンバー → サブリーダー → リーダー → プロジェクトマネージャー → 課長などの管理職

ですよね。これもいいでしょう。この場合、転職しないで今の会社にい続けた方がいいかもしれませんが、転職しても前職の経験や職位を考慮した配属となるので、やりたい仕事が出来る、今よりも給与水準が上がる場合などは転職してもいいかもしれません。

私は一度目の転職でこの道を選びました。

新卒で入った会社は零細システムベンダーで3年目の年収が税込みで320万円でした。ITエンジニアにしては安すぎですよね。

そこで、25歳の時に転職して東証一部上場の大手SIerに入りました。年収は100万円以上アップして400万円代になりました。その後この会社でキャリアを積んでメンバー → サブリーダー → リーダーまでキャリアを進めました。

その後、Webサービス開発に興味が沸いたため、Webエンジニアに転身しました。

別分野でメンバーからやり直すのもあり

私はWebサービスの開発経験はないので、ただのメンバーとなりました。業務システム開発とWebサービスとでは、使っている技術はほとんど同じです。業務システムの多くもWebアプリケーションですからね。Webサービスの方が凝った画面が多いのでAjaxのスキルが必要とされる場面が多いですが、大方同じです。

ですから、スキル的にはよく分かっている状態でメンバーに戻ることになります。

すると、自分の仕事をこなしながらプロジェクトの問題点や改善案を考える余裕が生まれます。メンバーの立場でそういった提案が出来るのはとても価値があることです。メンバーは自分のメンツを気にすることもないので率直な意見を言えるからです。私の提案でプロジェクトの運営が改善されたことはいくつもあります。

他分野で十分経験がある人が入ることで提供できる価値というのは結構あります。

まぁ、価値うんぬんよりも、何より、自分が興味のある仕事をしているので楽しいというのが一番のメリットです。リーダーの地位よりも、興味のある仕事をする方がずっと重要だと私は思います。

全く初心者の分野に移るのもあり

私はWebサービス開発に移ってから少しして、今度はゲーム開発に興味を持ちました。独学でUnityというゲームエンジンの使い方を覚えてクライアントサイドのゲームエンジニアへ転身しました。

Webサービスは業務システムと利用技術が同じでしたが、ゲームは全く違う言語、アルゴリズムのスキルが必要とされます。全くの初心者になりました。(正確にはゲームのサーバーサイドはWebサービス、業務システムと同様のものもあります。クライアントサイドは全く異なります。)

ゲームの分野では全くの素人でしたが、業務システムやWebサービスでの経験があるので、仕事の勘所は分かるものの、やっぱり素人なんですね。数年ゲーム開発やってきた人にとってた常識のようなことが分かってなかったりします。

自分よりもずっと年下の若手エンジニアに初歩的なことを教えてもらったりします。

すると、どうなるでしょうか?

「(不要な)プライドがなくなります」

これはとても重要なことです。経験のある分野だと、たいして実力のないやつが偉そうにしゃべっているだけでむかっときますが、まったく未知の分野に移るとそういう余計なイライラがなくなるんです。

考えてみれば、実力がないやつが偉そうにしゃべっていようがいまいがどうでもいいことです。しかし、同じ分野にずっといると余計なプライドが邪魔をしてそのことに気が付けません。

そういう意味でも経験を積んだ人が別分野へ転職するのはメリットがあります。

経験って良い経験もあれば、嫌な経験(腹立ったこととか)もありますからね。他分野に移ると嫌な経験が一掃される気持ちよさもあるので、イラつくことが多いなぁと思う方は分野を変えて転職してみるといいと思います。

まとめ

  1. 同業種への転職であれば、前職の経験・職位を考慮されるので基本的にキャリアダウンはない
  2. 異業種/他分野へ転職する場合は、メンバーからスタートとなる場合が多いが、その分、仕事への新鮮さがあるし、メンバーの立場で提案が出来て良い面もある
  3. 全くの未経験分野に移ると不要なプライドが一掃されて気持ちよく仕事が出来るようになる。

ぜひ自分の価値観に合った選択をしてください。実際に転職活動を始めることで見えてくることもあると思います。

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経験者から見れば簡単に解決できる相談って多いのでお気軽にどうぞ!こう書いてもなかなかメールくれる人って少ないのでホント気軽にメールしてくれると嬉しいです。

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