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SE・プログラマーが転職して残業なしで定時帰りできる会社に入る方法

2015年8月17日に投稿 → に更新 健康 アフィリエイトリンクを含みます

残業に悩む人

「残業少なければ、仕事自体は嫌いじゃないんだけどなぁ…」
「残業少ない会社ってないのかなぁ…?」

プログラマー・SEの仕事って長時間労働を強いられることが多いですよね。

仕事自体は好きなのに、労働時間が長いせいで仕事を嫌いになってしまうのはもったいないことです。

私はこれまで15年エンジニアをやってきて、3回転職を経験しています。残業の多い職場もありましたし、少ない職場もたくさんありました。

それらの経験を踏まえて、

  • どういう会社が残業が少ないか?
  • どうすればそういう会社に入れるか?

を紹介します。

残業の少ない職場はたくさんある

ぶっちゃけると私が仕事をしてきた職場のほとんどは残業が少ない職場でした。

「えっ?うそだろ!?」と思われたかもしれませんが、本当にそうなんです。

今までに残業時間が40時間を超えた月は片手で数えられるくらいにしかありません。

運がよかったってことでもありません。私以外はたくさん残業していた職場もありましたからね。

「自分がどういう意識で働くか?」がポイントなんです。

つきあい残業をやめる

「みんなまだ残ってるから自分も残って仕事をする」

これをやめるだけでも、かなり残業を減らせます。

「先に帰るのはなんか罪悪感があってできない」という方は次のように考えてください。

自分が早く帰ることで、周りの人もつきあい残業をやめて早く帰ることができる!」

互いに付き合い残業をしあって、お互いがお互いを縛り合っているのをやめるために自分が先に帰るんだって考えればいいんです。

「言い訳用に残業する」のをやめる

「納期に間に合わなかったけど、毎日残業してがんばったんたから、許してくれるよね

という理由で残業してることってありませんか?

これは個人に限らず、プロジェクトマネージャーの指示で行うこともあります。

私が以前いたプロジェクトで、

  • 「どうやっても納期に間に合いそうにないので、顧客に許してもらうために毎日おそくまで残業しましょう」
  • 「お客さんに頑張ってるアピールをするために休日出勤をしましょう」

と言われたことがあります。

こういうことを言うPMは顧客と納期を調整する能力がないだけです。

交渉方法を助言するなどして、納期や開発ボリュームを調整できる場合もあります。

とはいえ、本当に無能なPMだと何を助言しても顧客にびびって何も言えないので、そういう場合はプロジェクトの移動希望を出したり、転職を考えた方が良いと思います。

ブラック企業は絶対に避けたい

ブラック企業では、いくら努力しても残業を減らせません。

仕事を早く終わらせても帰れない

私が二度目の転職で入った会社は「社員を脅迫して長時間労働を強いる洗脳ブラック企業」でした。

朝会社に行くと社員全員で「お客様のために死に物狂いで仕事をする」みたいな社訓を暗唱させられます。

これだけならまだいいのですが、週に一回社員全員がセミナールームに集められて社長から

「おまえらはたるんでる、会社への想いが足りない!!そういうやつはいずれ辞めてもらう!!」

のような脅迫をされたんです。

こうなると、社訓の暗唱も社員を洗脳するために行われているのだと分かります。

会社から、そのような洗脳を仕掛けられても、私は意に介さず、仕事を早く終わらせて帰っていたら、ある日23時以前に帰った社員全員に社長からこんなメールが来ました。

「そんなに早く帰って仕事できてるの?」

その後、直属の上司から

「やることがなくても、とりあえず23時までは会社にいてくれ(そうしないと社長が怒るから)」

と言われました。

こうなると、いくら工夫して早く仕事を終わらせても意味がありません。

よって、ブラック企業には絶対に入ってはいけません。この会社は2か月半で辞めました。

それでは、いかにしてブラック企業を避け、残業の少ない会社を見分けるかについて説明します。

残業の少ない会社を見分ける方法

転職エージェントに聞く

転職エージェントに希望条件として「残業の少ない会社」と言えば、ある程度は除外できます。

エージェントとその企業との関係性にもよりますが、企業の採用担当者からどれくらい残業があるのか聞いている場合もあります。

以前紹介してその企業に入社した人がいれば、残業がどれくらい多いかや職場の雰囲気などを聞いて把握してたりします。

面接時に聞く

「みなさん毎日どれくらいまでお仕事されてるんですか?」

などと、さりげなく聞いてみると、

  • 「毎日終電までで大変ですよ…」
  • 「まぁ、21時にはほとんどの社員が帰ってますね!」

などのような返答がされるかと思います。これで大まかなその会社の残業時間が把握できます。

だた、これも完全に信用することはできません。応募者を入社させるために嘘をついているかもしれないからです。

そこで、次の手です。

面接官の顔、表情を見る

顔を見れば、ある程度、その人の健康状態・心理状態が分かります。

  • 「疲れてそうだなぁ…」
  • 「ストレスたまってそうだなぁ…」

逆に、

  • 「健康的だな!」
  • 「楽しそうだな!」

と感じられるようであれば、その会社は残業が少なくて健全な職場だと考えられます。

ネットの口コミを調べる

2ちゃんねるで自分の会社のスレがある人は見てみましょう。

あからさまな嘘はないことが分かると思います。オーバーな書き方はされてますが、まるっきしの嘘ではないはずです。

良いことより、悪いことの方が書かれやすい傾向があると認識した上で、会社の雰囲気をつかむといいでしょう。

また、キャリコネという口コミサイトもおすすめです。
2ちゃんねるほどではありませんがこのサイトも悪いことが書かれがちな傾向はあります。

見るべきポイントは病んでる書き込みがあるかどうかです。

愚痴が書いてある程度ならいいんですけど、会社を恨んでいるような書き込みがある場合、避けておいた方が無難です。

私が以前勤めたブラック企業への口コミは、恨みのこもったひどい内容でした。

ということで、ここで紹介した4つの手法を駆使すれば、ブラック企業を避けて残業時間の少ない会社に入ることができると思います。

実際、私は残業が少ないどころかほとんど定時帰りの会社で働いてますからね。