システム開発の大手企業で働くメリットと採用されるコツ
2015年11月21日に投稿 →
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「大手企業の社員は給料高そうでいいよなぁ」
「合コンでもモテそうだし…?」
「なんとかして入れないかなぁ?」
「終身雇用は時代遅れ、大企業信仰を捨てろ」という話も聞きますが、実際は大手企業の方が給料が高かったり、福利厚生が充実してる場合が多いものです。
私はこれまでに2つの大手企業の正社員を経験したことがあります。
- 東証一部上場独立系SIer(社員数5千人)
- 大手流通業グループIT子会社(グループ社員数5万人)
系統の違う2つの大手企業で働いてみてわかった
を紹介します。
メリット1. やっぱ給料は高め!
私は専門学校卒業後、新卒で社員数80名程度の零細システムベンダーに入社しました。仕事内容は、客先常駐で製造業や金融系のシステム開発でした。4年半ほど勤めて東証一部上場の独立系SIer(社員数5千人)に転職したんです。
年収は320万から440万円にアップしました!なんと120万円もアップしたんです。
仕事の内容は前の会社と変わりません。客先常駐のシステム開発です。
使ってる技術もJava, HTML, JavaScript, CSS, DB, SQLとおなじみのものばかりで特に新しく学ぶ必要もありませんでした。
「付加価値の高い仕事をしないと年収は増えない」と主張する記事をよく見かけますが、現実は、
「高い給料を払う企業に入ると(仕事は同じでも)年収が増える」
と言っています。
どんな仕事をするかよりもどの会社に所属するかの方が年収という意味では大きいということです。
メリット2. 福利厚生充実。IT系資格を取ると報奨金をもらえる
やっぱ大手はいいなと思ったのは、
- 資格を取ると報奨金をもらえる
- 社員寮がある
- 社員食堂がある
- 保養所やレストランを割安で利用できる
のように、地味ですけど、けっこう嬉しい制度があったことです。
特に「資格を取ると報奨金をもらえる」のはとても良かったです。例えばJavaの入門試験OJC-Pに合格すると報奨金として7万円もらえました。OJC-Pのようなちょっと勉強すれば合格できるレベルの資格でも報奨金をもらえたので、受かりそうな資格を取りまくりました。
勉強にもなるし、お金ももらえるしで、かなりありがたかったです。こういった制度があるのも大手ならではですね。
では、どうすれば大手企業に入社できるかというと…、
大手でも受かりやすい会社をねらえば受かる!
大手企業と言ってもいろいろあります。富士通や日立製作所のような誰でも知ってる有名企業だけでなく、富士ソフトのような一般人には知られていない大手企業もあります。
富士ソフトは東証一部上場企業ですが、入社難易度は割りと低くて、比較的かんたんに入社できます。
富士ソフトは2ちゃんねるの就職偏差値ランキングではEランクです。Eランクというとダメな会社のように思いがちですが、東証一部上場の大手企業です。こういったギャップに注目して探すと、ねらい目な会社が見つかると思います!