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プログラマーSEの平均残業時間と私の実体験の比較

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激務で疲れてる人

ポテパンスタイルっていうサイトに掲載されている現在のITエンジニアの平均残業時間は以下の通りです。

  • 残業なしが6.4%
  • 20時間未満が28.9%
  • 20から40時間未満が34.5%
  • 40から60時間未満が15.7%
  • 60から80時間未満が6.0%
  • 8時間以上が8.5%

ということで、6割以上が毎月平均で40時間以下ということになります。

土日とか祝日を除くとだいたい一月の労働日は20日ぐらいと考えると40時間ってことは

40時間 ÷ 20日 = 2時間

なので、1日2時間くらい残業する計算になります。

それでは、実際私の残業時間はどうだったかについて紹介します。

私の残業時間との比較

平均とだいたい同じか、もうちょい少ないくらいかなって感じです。

月に40時間を超えることはめったにありませんでした。

以前私が勤めていた東証一部上場SIerでは残業が40時間以上を超える場合は、申請書を書かなければならなかったんですが、それを書いたことはたぶん一回か二回だったと思います。

6年半ぐらい勤めたけど、それくらいでした。

全部客先常駐の仕事です。

ただ、私には無茶苦茶労働時間が長かった時が2ヶ月半あります。

ブラック企業での残業時間

事業会社のIT子会社に勤めていたときです。

すごいワンマン社長の会社でブラック企業だったんです。

23時より前に帰った社員に社長からメールが来て、直属の上司から「社長がああ言ってるので、仕方がないので23時まではいてくれ」と言われました。

毎日23時までいたのでけっこうな残業時間になりました。

逆に一か月に1時間も残業がないという会社もありました。

残業なしで一ヶ月コンプリート?

会社全体が残業の少ない会社のケースと暇なプロジェクトに入ったケースです。

前者はECサイトの開発をやってる小さな目のベンチャー企業でした。
後者はSIerで客先常駐してるプロジェクトでした。

安定してるプロジェクトだと一か月に1時間も残業しないで「ノー残業コンプリート!」みたいな時もよくあります。

とはいえ、ネットを見るとすごい残業してるイメージがありますよね。

ネットに溢れる激務説の真偽

残業時間80時間以上の人が8.5%いるようなので、その人達はストレス溜まっててどこかに吐き出したくて、ネットの2ちゃんねるに書き込んだりとかブログに書いたりとかするんだと思います。

これは仕方ないことです。どっかに吐き出さなきゃやってらんないっていう状況でしょうからね。

ネット上の露出やインパクトが強いので印象が強いですが、割合でいうと8.5%とかおそらく少数派なはずなので、あくまでそういう人もいるという風に抑えておけばいいでしょう。

平均を知ることは重要です。目安になりますからね。

目安を知らないと損をする

私の場合、目安がなかったがために、若手時代、年収のことで間違った考えをずっとしてました。

私の年収は入社3年目で320万円だったんです。

30歳ぐらいの先輩に「うちの会社ちょっと給料安すぎませんか?」って聞いたら、「どこもそんなもんだよ」って言われたんです。

「そうなんだぁ」と思っててそのままその会社にいたのですが、「やっぱ、そんなわけないだろ!?」と思って、「じゃあ転職して確かめてみるか」と転職してみたら、

120万年収が上がったんです。

仕事内容は同じでで客先常駐のSIerです。

もっと早く転職すればよかったです。4年半もいてしまいました。

「年収ってこんなもんだろうな」っていう知識がなかったから先輩の話の嘘に気がつけなかったんです。

残業時間も同じです。

「うちの会社ちょっと残業多すぎませんか?」

って聞いて、「どこもそんなもんだよ」って言われたら信じてしまいます。

統計データとか、他社に勤めてる一から話を聞くのは大切です。

イメージを持つだけじゃなく、事実をつかむことです。

イメージで判断せず、事実で判断しよう

ITエンジニアは労働時間が長いもんだっていうイメージも統計データを見ればそうじゃないことがわかります。

2ちゃんねるなどの掲示板もよく読んでみると、

・暇なプロジェクトは暇
・暇でやることがない

とか書かれてたりします。

だけども、「労働時間が長いもんだ」って決め込んで読んでいると、そういった情報を見落としてしまいます。

なので、イメージではなく事実を把握する、これが大事なんです。

ということで、

「ITエンジニアは労働時間が長いってイメージだけど、実際は半数以上が一日2時間以下しか残業していない」

ってことを頭の片隅に入れておくと、正しい判断ができるかと思います。