プログラマーSEが『お金持ちになる』方法
ITエンジニアがお金持ちになる方法というと、SOFT SKILLS ソフトウェア開発者の人生マニュアルという本が有名です。
この本ではできるだけ給料の高い仕事をしながらもスマホアプリやITの教材を作るなどの副業をしながらお金を貯めて、最終的に不動産投資をするという方法が紹介されています。
この本のエッセンスを抽出すると
- 高い給料の仕事をする
- 副業をする
- 不動産投資のためのお金を貯める
- 不動産投資をする
ということになりますが、お金持ちになる方法はこれ以外にもあるので、詳しく紹介します。
スタートアップのベンチャーで働くのはおいしい?
以前ホリエモン(堀江貴文さん)が
「スタートアップのベンチャーに入って、精一杯仕事をして信頼を得て、その会社のビジネスを軌道に乗せる。それでその会社のCTOになれれば年収2千万なんてかんたんにいくはず」
というようなことを言ってました。
「スタートアップのベンチャーってなかなか良い人材も集まらないから、そこそこできる人だったらそこで一番になるくらいかんたんでしょ?だから、この方法なら誰だってかんたんに年収2千万くらいならいけると思うよ」
とのことでした。
しかも、
「その会社が上場することになれば、ストックオプションをもらっていれば、一気に億万長者だってあり得るわけで、ふつうに大手企業で働くよりずっといいのになんでやらないの?」
とのことで、確かにその通りですよね。
「高い給料をもらう = 大手企業に入る」と考えがちですが、激しい競争を勝ち抜いて大手企業に入って出世してもよくて年収1千万円台です。
それならばスタートアップに入ったほうがいいかもしれません。
自社サービス企業のエンジニアは高収入?
スタートアップじゃなくても、ある程度成功したベンチャー企業なんかでもエンジニアに高い給料を払う会社はいっぱいあります。
自社サービスを運営している会社の場合、その会社の競争力はサービスの出来栄えによって決まります。
エンジニアのスキルが会社の競争力なんです。
ですから、高いスキルを持ったエンジニアには高い給料が支払われるんです。
これは、SIer・システムベンダーのような受託開発やSESの会社にいると全然わからないことです。
受託開発の場合、エンジニアのスキルよりも、
- 仕事を取ってくる営業職
- プロジェクトを回すPM職
の方が、会社の競争力となるため、エンジニアの地位が高くないですからね。
シリコンバレーの平均年収はべらぼうに高い?
英語に抵抗がなければ、シリコンバレーで働くのも収入アップにつながります。
IndeedによるとサンフランシスコのDevops Engineerの平均年収138,000ドルだそうです。1ドル100円で計算すると1380万円です。
平均でこの額ですから、いかに給与水準が高いかが分かります。
慢性的に人手不足らしく、刑務所の職業訓練でプログラミングが教えられて、出所後、ソフトウェア技術者として就職する受刑者がいるほどなんです。
rebuild.fmっていうシリコンバレーで働くソフトウェアエンジニアの宮川達彦さんが配信しているポッドキャストを聞いてみると、アメリカで働くためのヒントがつかめると思います。労働ビザとかでけっこう苦労するっぽいです。
副業は旬なものを選ぶべき?
一昔前なら、シェアウェアで一財産築いた人たちがいました。
例えばWindowsの有名なテキストエディタである秀丸の作者「秀まるお」こと斉藤秀夫氏は日経ITproのトークショーで「秀丸シリーズのシェアウエア売り上げは、ピーク時には年1億円を超えていた」と語っています。
今はフリーウェアのサクラエディタがあるので、秀丸じゃなきゃって感じでもなくなっています。何にでも稼げる時期というのがあるんでしょうね。
ちょっと前で言えば、スマホの有料アプリにも大きなチャンスがありましたよね。
今は有料アプリってなかなか買ってもらえませんが、iPhoneの出始めの頃とかは有料アプリも今よりずっと売れやすかったみたいです。
その時々で、売れるソフトウェアを作る、先行者利益を狙っていく姿勢が大事なのかなと思います。
「じゃあ、これから来るものって何だろう?」って考えてみると、IoT, AI, ウェアラブル端末、VR、ARなどが浮かびますが、現時点では稼ぐ方法が見えてませんよね。
誰にも方法が見えていない時に、取り組んでこその先行者利益なんでしょうね。
まずは転職して給料の高い会社に移るというのが基本かなと思います。
「おれは受託開発のエンジニアだからサービス系に行けないよ」と思ってる方がいるかもしれませんが、それは間違いです。
私も10年ほど業務システム開発のSEをやっていましたが、その後、Webサービスに移り、続いてスマホゲームエンジニアと転身することができました。
なので、業種のチェンジって全然行けるので、まずは転職活動をしていろいろな会社を見てみるといいと思います。