ホームお問い合わせプロフィール未経験→就職転職合格率年収の相場ブラック企業判別定時帰りする方法

SE・プログラマーが会社員を辞めて生計を立てる方法

2015年2月16日に投稿 → に更新 お金 アフィリエイトリンクを含みます

a0003_001838

「会社行きたくない、働くのに疲れた…」
「SE・プログラマーが50代になった時どんな仕事してるのか想像つかない…」

そんな不安や不満を抱えている方は多いかもしれません。

私もそんな不安があって、4年前に会社員を辞めてフリーランスのITエンジニアとして仕事をしています。フリーになって大成功したというわけでもなく、まぁふつうに暮らせるくらいには稼げてるといった感じです。

会社員時代は、

  • 40代、50代になった時どんな仕事をしているのだろう?
  • 課長とかの管理職に上がれなかった人に仕事はあるのだろうか?

と不安に思っていました。

  • やりたい仕事ってなんだろう?
  • やりたい仕事をするにはどうすればいいんだろう?

と悩んでもいました。

さまざまな試行錯誤をすることで、その答えが少し見えてきたので紹介します。

フリーランス(個人事業主)になる

SE・プログラマーが会社員を辞めて一番始めやすい仕事はフリーランス(個人事業主)のエンジニアになることです。

人脈や営業力がなくてもかんたんになれます。

検索エンジンに「フリーランス SE プログラマー エージェント」と入力して検索すると、フリーランスのITエンジニアに仕事を紹介してくれるエージェント企業がたくさん見つかります。

↓こんな感じの会社です。


エージェントのWebサイトに

  • 職務経歴
  • 希望する仕事

を登録すると、条件に合った案件を紹介してくれます。

気に入った案件があれば、応募してクライアントと面談してOKが出ればお仕事開始です。会社員でも客先常駐のプロジェクトに参加していたような人であれば、同じ感覚で仕事できます。

違うのは契約の種類だけです。

  • 会社員は所属会社と雇用契約を結ぶ
  • フリーランスエンジニアはエージェントと業務委託契約を結ぶ

契約が違うだけで、やる仕事は同じです。

なので、かんたんなんです。

私がフリーランスになって良かったと思ったのは、

  • 入るプロジェクト
  • 働く時期

自分で選べることです。

会社員の頃は会社が決めたプロジェクトに入るだけでしたが、フリーランスになると、自分がどんな案件でどんな仕事をするか選択できます。自分がやりたい技術を使ったプロジェクトに入ることができて会社員の頃よりも仕事が面白くなりました。

それに、しばらく休みたいなと思ったら数か月休むこともできるのでメリハリがついてとても良いんです。

どのエージェントに登録していいかわからないという方はギークスジョブがおすすめです。このエージェントは大手からベンチャーまで幅広い案件を持っているので希望に合った仕事が見つかると思います。

派遣社員になる

フリーランスと近いのですが、派遣社員になるという手もあります。案件はフリーランスで請けられるものと同じですが、派遣社員の場合、

  • 厚生年金に入れる
  • 税務処理を所属会社がやってくれるので確定申告が不要

となります。派遣会社だと、パーソルテクノロジースタッフが大手で案件の選択肢が豊富なのでいいと思います。

逆にフリーランスの場合、厚生年金ではなく国民年金に自分で入り確定申告を自分でやる必要があります。とはいえ、確定申告ってやってみると案外かんたんなので、全然大丈夫ですけどね。

起業する(法人を作る)

フリーランス(個人事業主)になるのも起業の一種ですが、ここでは法人を作る方法を考えてみます。

事業内容としてはフリーランスと同じように受託開発をするのもありですし、自社製品・サービスを開発して収益を上げるという方法もあります。

自社製品・サービスとしては、

  • Webサービス
  • スマホアプリ
  • PC用ソフトウェア
  • 特定機器の組み込みソフトウェア

などが考えられます。収益方法としては、

  • 広告
  • 有料販売
  • フリーミアム + 課金

があります。

ただ、広告収入で生計を立てるとなると、多くのユーザ数が必要です。

ソフトウェアの有料販売をする場合、お金を出してでもほしいと思われるものを作れなければなりません。

フリーミアム + 課金ならば初めは無料で使ってもらって、気に入ってもらえたら有料のサービスに誘導します。

どれもかんたんではありませんが、自分が考え、制作した製品・サービスでお金を稼ぐことは、とてもやりがいがあり、チャレンジしがいがあります。

書籍・雑誌・Web記事の執筆

これまでの仕事で培った経験・知識を駆使して書籍・雑誌・Web記事を執筆して収入を得ることもできます。小説などと違い、特別な文才がなくても、的確に説明する文章が書ければ価値のあるコンテンツを執筆できます。

私の場合、知人の紹介でgihyo.jpのUnityを使った初心者向けゲーム開発の記事を書かせてもらったことがあります。趣味でブログを書くのとは違う難しさがあり苦戦もしましたが、自分が書いた文章でお金をもらえるというのはとてもうれしいものでした。

知り合いの紹介で仕事をもらう以外にも、自ら企画を持ち込んで採用してもらえる場合もあるそうです。

文章を書くのが好きな人にはおすすめです。

セミナー講師・教材販売

各地でIT系の勉強会がさかんに行われています。お金を出してでも聞きたい内容を提供できれば、有料セミナーで収入を得ることができます。

Udemyのようなサイトでオンライン教材を販売することもできます。

株やFXの自動売買システム販売・運用

FXにはMetaTrader4という自動売買システムを開発するソフトウェアがあります。

MQLというC言語に似たプログラミング言語を使って自動売買させるシステムを作れます。

作ったシステムを稼働させて運用利益を得ても良いですし、開発したシステムを販売して収入を得ることもできます。

会社員の仕事に先が見えない人にはおすすめ

ITエンジニアは他の職種に比べて独立・起業がしやすい職種です。会社員の仕事に先が見えない人はここで紹介した方法をぜひ参考にチャレンジしてみてください!

まぁ、そうは言ってもいきなり独立は難しいという方は会社員を続けながら副業でビジネスをやってみるのが良いと思います。

私の場合、スマホゲームで起業しようと思い、個人でゲーム開発を始めました。いくつかのゲームをリリースしたのですが、ヒットはしませんでした。

そこで本格的なゲーム開発の方法を学ぶために、本業でもゲーム開発の案件に入りました(それまではWeb系の仕事でした)。

こうやって、やりたいことと仕事をじわじわと近づけていけばきっと良い結果にたどり着けるのではないかと思います。

ですから、今やっている仕事とやりたいことが全く違うという場合は、転職して近づけてみるのも良いと思います。