私が使っている職務経歴書テンプレート(ITエンジニア用)
「たいした経験してないしなぁ…」
「そもそも書くのがめんどくさい(笑)」
職務経歴書って書くのめんどくさいし、何をどう書けばいいのかいまいち確信が持てませんよね。
私はこれまでに三度転職し、その後フリーランスエンジニアになりました。
フリーランスって契約毎に毎回、書類選考と面接を受けるので、通算でかなりの回数選考をくぐり抜けてきたことになります。
そんな経験を通してあみ出した、私流の職務経歴書の書き方を紹介します。
テンプレートを使えば『かんたん』に作れる
職務経歴書書くのってめんどくさいイメージがありますが、テンプレートを使えば、案外かんたんです。
一度作れば、次の転職の時には、続きを書くだけで済むので断然楽になります。
私の使ってるテンプレートをダウンロード出来るようにしたので良かったら使ってみてください!
テンプレートは以下のような構成になっています。必要最小限に項目をしぼってあるので、作るのも読むのもかんたんです。
一見ふつうのテンプレートですが、実はいろいろ考えて作ってあるんです。
全体をできるだけ短くする
「たくさん書かなきゃ!?」って思いがちですが、基本的に短ければ短いほどいいんです。
採用担当者は忙しく、短時間にたくさんの経歴書に目を通します。
長く書いても全て読んでくれるとは限りません。
ですから、短くコンパクトに要点がまとまっている経歴書が一番なんです。
では、どう短くまとめればいいかというと…、
重要なものから先に書く
私の経歴書テンプレートでは以下のような順で書いています。
- 職歴概要
- 経験・スキル抜粋
- 会社履歴
- 職務経歴詳細
- 取得資格
「どんな仕事をしてきたか」を簡単に説明して、
「こんな経験とスキルがありますよ!」と興味を引き、
「こんな会社で仕事をしてきました!」と安心感を与えて、
「経歴の詳細はこんな感じです!」これらの経験を活かして御社でも活躍できます!
「ちなみにこんな資格を持っています」この分野の知識はばっちりです!
という構成なんです。
無駄なく、スムーズにメッセージが伝わります。
資格は書かなくてもいい
例えば、あなたが情報処理技術者試験のITパスポート資格を持っているとします。
それを職務経歴書に書いたとして、採用担当者は評価するでしょうか?
評価する場合もあるし、しない場合もあります。
新卒の学生や異業種から転職する人ならば、「この人は未経験だけど、ITの基礎知識は持っているんだな」とプラスの評価をされます。
しかし、エンジニア経験者がITパスポート資格を持っていても、特にプラスの評価はされません。資格よりも経験した仕事の方が評価されるますからね。
とはいえ、難関資格であれば経験者でも書いたほうがプラスになります。
- 情報処理技術者試験の高度区分の試験(システムアーキテクト、データベーススペシャリスト、プロジェクトマネージャ等)
- ベンダー資格の上級資格(オラクルマスタープラチナ等)
このような資格をお持ちであれば、ぜひ書くべきです。
私の場合、資格をとると報奨金をもらえる制度のある会社に勤めていた時代に資格を取りまくったので、数十個の資格を持っているんですが、自慢になるほどの難関資格はひとつもありません。
私が持っているのは、
- 基本情報技術者
- SJC-P(Javaの初級プログラマー資格)
- UMTP L1, L2(UMLモデリングの初級資格)
- その他、初級ベンダー資格多数…
と数はたくさんあっても、難関資格はひとつもありません。
職務経歴書にこれらの資格を書いてきましたが、面接で資格について聞かれたことは数回しかありません。
それも、
「資格をたくさんお持ちのようで努力家なんですね」
というものでした。資格自体を評価されたのではなく、勉強する姿勢を評価されただけでした。
ですから、資格については、
- 異業種からの応募であれば書く
- 経験者ならば、難関資格、またはたくさん資格を持っているなら書く
という方針でいいのではないかと思います。経験者の人で取得資格がITパスポートだけであれば書かなくてもいいんじゃないかと思います。
職務経歴書を書いてみよう!
ということで、私の経歴書テンプレートを使えば、簡潔で無駄なくスムーズに伝わる経歴書をすばやく作成できます。
ぜひ使ってみて下さい。