プログラマーの生産性が人によって100倍以上違う理由
2018年7月21日に投稿 →
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能力開発
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「プログラマーほど生産性に差が出る仕事はない」と言われています。
「場合によっては100倍、あるいは1万倍違う」とさえ言われます。
「そんなばかな?1万倍は言いすぎだろ!」って思いますよね?
でも、本当にそういうケースがあるんです。具体的な体験談とともに説明します。
ある人の1万倍の行数コードを書ける人はいない
Aさんは1日に1000行プログラムを書けます。
Aさんの1万倍生産性が高いBさんは、1日に1000行 × 1万 = 1000万行コードを書けなければいけない計算になります。
そんな人はいません。
そういう意味ではないんです。
私が1ヶ月掛かる仕事を、たった5分で終わらせた凄腕プログラマー
スマホゲーム開発の仕事で、私にこんなタスクが割り振られました。
Androidのある端末の時だけ画像が枠からはみ出て表示されてしまう。このバグを修正する
私にはAndroid端末固有の知識がありません。バグの原因が検討もつきません。
1ヶ月調べても2ヶ月調べてもわからないかもしれません。
自分の手には負えないなと思ってチームリーダーに「このタスク、私にはできそうにないです。」と相談したら、
「これ、シェーダーの問題やで。(このタスク)こっちで引き取るわ!」
と言って、
「たぶん、このシェーダーに変えればいいねん!」
といって、ものの数分で作業を完了し、対象端末を持っているテストチームにテストを投げたら一発でOKが出たんです。
私が何ヶ月も取り組んでも解けなかったであろうバグが、その人にかかれば数分で解決できてしまったんです。
この場合、生産性が100倍どころか1万倍違うと言っても過言ではないですよね。
つまり、ある人が長時間かけても解決できない問題を短時間で解決する、そんなケースにおいて成り立つ話なんです。
1万倍生産性の高い得意分野を持ちたいものですね。