プログラマーSEの『睡眠時間』はどれくらいがベスト?
睡眠時間というと、よく統計の話が出てきます。
7時間睡眠をしている人が統計上もっとも長生きしていて寿命が長いという話です。
もう一つよくあるのが、「8時間寝なければいけない」とかいうのは間違った思い込みで、「時間よりも質が大事」という話です。
これら一般論を踏まえて、プログラマーSEを職業にしている人がどれくらい睡眠を取るべきなのかどうかを考えてみたいと思います。
プログラマーSEの仕事で疲れる部分
ITエンジニアの仕事は、他の仕事に比べて、
- ディスプレイを長時間見るので目が疲れやすい
- キーボードを打つことによって前腕や指先の筋が疲れる
- 座りっぱなしなので、腰痛や肩こりになりやすい
- 頭が疲れる(難しいロジックを考えたりと)
といった特徴があります。これらの疲れを解消するためには、良い睡眠が必要です。
睡眠の質を上げるポイントはメラトニン
睡眠時間については、統計上7時間が良いとされていて、感覚的にも「まぁ、7時間位がちょうどいいんじゃないかな」って感じがするので、ひとまず7時間が良いということにしましょう。
一方、「睡眠の質」はどうでしょうか?
こちらもいくつかセオリーがあります。
まず、メラトニンという睡眠を促すホルモンの仕組みを理解することが重要です。
メラトニンというホルモンは朝、目が覚めて光を浴びると、分泌が止まります。
そして、その15時間後に再びメラトニンが分泌されます。
なので、朝7時に起きたら、その15時間後の22時くらいからメラトニンが分泌し始めて眠くなってくるのです。そこから1,2時間位がメラトニンのピークだとすると、7時に起きて夜12時くらいまでに眠るというごく普通の生活リズムは、メラトニンのサイクルからも正しいと言えます。
ですから、光をコントロールすることが重要です。
夜は出来るだけ光を浴びないようにしよう
寝る前には出来るだけ光を浴びないように気をつけます。
よく言われているのが、寝る数時間前からはテレビやPC、スマホの画面は見ないほうがいいというものです。
iOSの新しいバージョンだと時間帯に応じて、液晶から発するブルーライトの量が自動的に調節される機能が実装されています。
朝はブルーライトが強く出て、夜になるに従ってブルーライトが少なくなるような機能です。
光の中でも特にブルーライトを浴びることがメラトニンへの影響が強いので、この機能は良い睡眠を取るために役立ちます。
朝起きたら、スマホを見てブルーライトを浴びて、メラトニンを消して、スッキリ目覚めるというのもいいかもしれません。
といっても、実際はそれよりいい方法があります。それは太陽の光を浴びることです。
スマホの液晶よりも、太陽光のほうがずっと強いブルーライトを発しているからです。
逆に眠る時は、部屋を暗くする事が重要です。遮光カーテンで街灯や建物の照明などの光が入ってくるのを遮断します。
よほど周りに何もない田舎でもない限り、現代の日本は夜でもかなり明るいので、睡眠の質を上げるには、しっかりとカーテンで光を塞ぐ必要があります。
光の他にもう一つポイントがあります。
それは「音」です。
当たり前だけど、静かな方がよく眠れる
「ちょっとぐらいうるさくても全然眠れるよ」と言う人がいますが、睡眠の質を上げるには静かな方が良いです。
静かな環境の部屋に住めたら一番ですが、都市部だと静かな環境も限られています。私が今住んでいるマンションも、駅から近くにあるせいか、夜も結構人通りがあります。酔っ払いが大声で話しているのが聞こえてきたりもします。
そんな時は耳栓です。
パティ・バディーズ というシンクロナイズドスイミングなどで、耳に水が入らないために装着するための耳栓があります。シリコン製で耳にしっかりフィットして、かなりの音を遮断できます。
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100ショップとかで売ってるスポンジのものとは遮音性が全く異なります。
これを着けて眠ると、騒がしい環境の中でもぐっすり眠れます。
ということで、光と音に気をつけると睡眠の質が上がるので、ぜひやってみてください。