SE・プログラマーが転職して社内SEになる方法を経験者が教えます
2015年9月14日に投稿 →
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「客から奴隷みたくこき使われるのに疲れた、社内SEになりたい…」
「いつも客先常駐で肩身が狭い、社内SEになりたい…」
「コードバリバリ書くのについていけなくなってきた、社内SEになりたい…」
社内SEっていいですよね。
一つの会社にコミットして仕事できるるので特定の業務に詳しくなれて、開発は外注してマネージメント中心の仕事なら、年取ってからも続けられそうですし。
私はこれまで三度ほど転職していて、社内SEをやったこともあります。
社内SEになって変わった主なことは、
- 自社のオフィスで仕事をする
- プロジェクトの最初の提案から関われる
- 開発は外注なので身体的に楽
といったことでした。皆さんがイメージしてる社内SEかと思います。
では、いったいどうやって社内SEになったのか?経験を踏まえてご紹介します。
上流工程の経験を積む
社内SEの仕事はプログラミングなどの下流工程ではなく、企画、要件定義、基本設計などの上流工程が中心となります。上流工程のスキルをアピールできると採用されやすくなると思います。
私の場合、新卒で入った会社は2次請け以降の下請け仕事が多く、仕事も実装以降のフェーズが中心でした。
当時の私はプログラミング技術を身につけたかったのでちょうどよかったのですが、4年半勤めて仕事的にもステップアップしたいと考え転職しました。
次の会社は東証一部上場独立系SIerで、実装の仕事もありつつ、上流工程の経験が出来ました。6年半勤めて、今度はユーザー側をやってみたいと思って、転職して流通業グループの社内SEになったわけです。
上流工程の経験はあったほうがいいですが、実装中心の仕事でも、お客さんと話した機会があれば、そのことをアレンジして話せばいいと思います。要は折衝能力・コミュニケーション能力があればいいわけですからね。
業務知識は必要?
ケースバイケースです。会社に依るし、入るポジションにも依ります。
私はそれまでに流通業系のシステム開発にかかわったことが全くなかったのですが、採用してもらえました。
この会社は技術力のある社員が少なくて、補強したかったようです。こういう場合、業務知識がなくても採用してくれるようです。
つまり、「自分は業務知識がないから社内SEになれない」と考える必要はないということです。
あなたを必要としている会社は必ずあるはずです!
ベンチャー企業の社内SEも選択肢に入れるべし
社員の頃は大手企業の案件ばかりだったのですが、フリーランスになってからは、ベンチャー企業の案件にも参加するようになりました。
- ECサイトの受託開発・運営をしているベンチャー企業(社員数10名程度の無名の会社、運営サイトは有名)
- スマホゲームの開発運営してベンチャー企業(渋谷にある有名なベンチャー企業)
どちらも、古くからある大手企業とは違う自由なカルチャーでとても働きやすく感じました。
私の場合、フリーランスとしての参加でしたが、社員として就職するのも全然アリだと思いました。
自社でサービス運営してる会社のエンジニアも「社内SE」なので、社内SEを目指してる方はベンチャー企業も転職先の選択肢に入れるといいと思います。選択肢は多いほうがいいですからね!