プログラマーSEの転職ベストタイミングは○○が止まった時
「早すぎても遅すぎても良くないよな…」
「転職のベストタイミングを知りたい!」
「何事もタイミングが大切」って言いますが、転職も同じです。
私はこれまでに3度の転職をし、うまくいった転職、思い通りに行かなかった転職などいろいろありました。
それらを踏まえて考えると、
「あるものが止まった時が転職すべきタイミングだ」
と気が付いたんです。くわしく紹介します。
タイミング1. スキルの伸びが止まった時
入社して数か月は初めてのことが多く、覚えることもたくさんあります。その職場で使っている技術や仕事の進め方等を覚えていきます。
数か月経つとそれらにも慣れてきて、効率的に仕事をしようと試行錯誤するようになります。
半年くらいすると、大抵の仕事がスムーズにできるようになってきます。
1年くらいすると、周りからの信頼も得られて、リーダーを任されたり、より責任の多い仕事をするようになったりします。
そうして、年々、スキルと信頼が増して仕事の幅、責任が大きくなっていくのであればいいのですが、どこかで停滞してしまう場合があります。
去年と今年で同じような仕事してるなと思ったら、あなたのスキル・キャリアの伸びは止まっています。
こんな時は転職すべきタイミングです。転職すると環境が変わって、再びスキルアップ・キャリアアップの上昇気流に乗ることができます。
タイミング2. 年収の伸びが止まった時、あるいは遅い時
年収の伸びも環境によって全然違います。
私が新卒で入った会社は1年に数万円しか年収が増えませんでした。この会社に4年半勤めて、最後の年の年収は税込みで320万円でした。
転職したら、年収は440万円になりました。その後も毎年数十万円ずつアップして、数年で年収500万円を超えました。しかし、500万円を超えたあたりから伸びが鈍化して年に10万円弱しかアップしなくなりました。
こういう時も転職すべきタイミングです。年収の伸びって会社によって全然違うので、伸びないなぁと思ったら転職した方が生涯稼ぐ金額が大きくなります。生涯収入という観点で考えると、いかに早く年収の伸びる環境に移るかが大事です。損しない為にも早めの行動が大切です。
タイミング3. 出世(昇進)が止まった時
出世することはスキルや年収を伸ばすために非常に重要です。
年収が一番大きく伸びるのは出世した時です。主任、課長などの役職が付く時に年収が大きく伸びます。
出世すると、仕事の内容もより高度なものに変わってスキルアップ、キャリアアップができます。
ですから数年に一回は昇進をしていきたいものです。それができない環境の場合、年収もキャリアも伸びていきません。
「おれはマネージメント系じゃなくて、技術で食っていくから出世は関係ない」
と考えてる方がいらっしゃるかもしれませんが、技術職の中にも階級はあるはずです。会社にもよるでしょうが、見習いプログラマー → 一人前 → テックリーダー → アーキテクト → CTOみたいな職階を進むことは、技術職においてもスキルアップ・キャリアアップとなります。
よって、今の会社にいても、なかなか出世できそうにないなと思ったら、転職のタイミングです。
転職活動すること自体が学びとなる
転職活動するといろいろな会社の人と話することができます。それ自体が将来のキャリアプランを考える良い刺激になりますし、新たな目標が見つかったりもします。
なので、今すぐ転職せねばっていう状況じゃなくても、転職活動を始めてみると得られるものがたくさんあって良いと思います!