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プログラマーSEは転職採用時のポジション・職位を気にすべき?

2016年3月22日に投稿 → に更新 キャリア アフィリエイトリンクを含みます

スーツを着た外国人男性

「今の会社で主任だから転職先でも主任以上を希望した方が良いかな?」
「今の会社では、なかなか昇進できないから転職時に役職つけたいな…」
「今の会社の役職なんてばれるわけないから少し盛ってもOK?」

重い責任をおいたくないから昇進したくないという人もいますけど、私は昇進したい派です。

給料も上がりますし、仕事の権限も増えます。転職はポジションを上げる大きなチャンスです。

そんなわけで今回は、転職時の職位・ポジションについてどう考え転職活動をすればいいかを紹介します。

上司の評価は運次第?

昇進するには、上司の評価を積み重ねる必要があります。

昇進させるかどうかに数値的基準を設けるのは難しいので、どの企業でも基本的に「上司に気に入られた人」が昇進しがちです。

これってけっこう運に左右されます。自分と相性のいい人が上司だったらいいのですが、相性の悪い上司だと、いくら仕事を頑張っても昇進できないなんてこともあり得ます。

そういう意味で転職時にはそういった人間的な好き嫌いが入り込む余地が少ないので、能力や経歴を公平に評価してもらえる良い機会です。

ですから、面接で「チームリーダーやマネジメントをやっていきたい」という意志を伝えるのも良いと思います。

とはいえ、ポジションにこだわり過ぎるのも良くありません。高い条件を要求しすぎて落選させられてしまっては元も子もないですからね。

では、どのようにアプローチすればいいかというと、

同業で同クラスの会社には高いポジションを要求

応募先企業が同業種・同クラスの会社であれば、落ちても他に受かる会社はいくらでもあるはずですから、転職時の役職アップを狙ってみると良いでしょう。

同業と言うのは例えば、業務システム開発の二次請けをやっている会社に勤めてる人が、同じように業務システム開発の二次請けをやっている会社の求人に応募した場合、同業同クラスです。

こういう場合はポジションアップを要求すると良いでしょう。

異業種また上のクラスの会社には、ポジションは要求しない

業務システム開発の二次請けをやっている会社に勤めてる人が、Webサービスの開発運営をしている会社の求人に応募する場合は「異業種」なので、ポジションアップは要求しない方がいいでしょう。

応募先企業の業務知識がないのに役職を要求するのは無理がありますからね。役職を与えられても、期待された働きをするのは難しいでしょう。

とはいえ、企業側から役職付きのオファーをしてくれたなら喜んで受ければいいと思います。ポテンシャルを感じてもらえた結果なのでしょうからね。

業務システム開発の二次請けをやっている会社に勤めてる人が、元請け企業の求人に応募する場合は、「同業種・上位クラスの会社」なので、こちらもポジションの要求はしない方が無難です。ポジションが上がらなくても、会社のクラスが上がれば、年収が上がる可能性が高いので入社できるだけでおいしいです。

私の場合、新卒で入った会社が従業員80名程度の零細システムベンダーで、4年半勤めて東証一部上場のSIerに転職したところ、役職なしでしたが、年収が120万円上がりました!

ですから、転職時にポジションにこだわるのは、同業で同クラスの会社に応募する時だけでいいと思います。

っということで、ポジション戦略が定まったら、転職活動を始めるのみです!おすすめの方法を紹介します。