ITエンジニアになるなら東京 or 大阪?プログラマー or インフラエンジニア?
東京と大阪の求人数について質問です。
今僕は客先常駐がメインの会社に就職したのですが、「大阪には開発の案件が少なく、東京だったらいっぱい案件がある」と言われました。
また将来的には自社開発の会社に入りたいなと思っているので、そういう面でも会社がいっぱいある東京のほうがキャリアを積みやすいかなと思っているのですが、やまろうさんはどう思われますか?
またプログラミングの勉強をしていて、いまいち楽しいなと思わず、何となく手に職をつけたいという理由でプログラマーを目指したのですが、プログラミングが好きでないならインフラエンジニアのほうがいいでしょうか?
僕のイメージではプログラマーはみんなプログラミングが好きだというイメージがあるので、こんな気持ちではついていけないのではないかなと思って不安になってます….
読者の方から相談メールをいただきました。
同じような悩みを持っている方向けに回答内容を一部紹介します。
大阪 or 東京
また将来的には自社開発の会社に入りたいなと思っているので、そういう面でも会社がいっぱいある東京のほうがキャリアを積みやすいかなと思っているのですが、やまろうさんはどう思われますか?
東京のほうがいっぱい会社はあるでしょうけど、大阪にだって会社はたくさんあるので、自分自身ひとりが仕事をするという観点で考えると大阪でも良いキャリアは積めると思います。
例えば東京にはIT企業が1万社あるとします。大阪は3000社だとします。
3000社の中にも良いキャリアの積める会社は十分あると思うんです。もちろんご自身と合わない会社もあるでしょうけど、それは東京でも同じです。
総数とか平均で考えるのは傾向を捉える意味では重要ですが、重要なのは「あなたが」良いキャリアを積めるかです。傾向としては東京のほうが仕事は多くチャンスは多い傾向にあるかもしれませんが、実際は東京で就職活動しても大阪でしても、どちらでも良い会社に入れるかもしれません。
なので、平均じゃなくて自分にとってどうかな?っていうのを考えるといいんじゃないかなと思います。
プログラマー or インフラエンジニア
僕のイメージではプログラマーはみんなプログラミングが好きだというイメージがあるので、こんな気持ちではついていけないのではないかなと思って不安になってます….
プログラミングが好きな人は、自然と勉強をして上達していきます。好きじゃない人は必要に追われて勉強します。
ですから、好きなじゃない人がついていくのは好きな人に比べて大変なことは確かでしょう。
ただ、プログラミングって、ある程度の量をこなすと急にわかるようになる瞬間があります。わかると楽しくなり好きになるってこともあります。
ですから、もう少し量をこなしてから判断しても良いかもしれません。
プログラミングがあまり好きじゃないからとインフラエンジニアになっても、今度はインフラエンジニアはインフラ技術が好きな人が多くてついていけないってことにもなりかねないですからね。
なので、出来る限り好きな仕事を選びたいわけです。プログラマー、インフラエンジニアに限らずご自身が好きな仕事は何かというのは常に意識されると良いと思います。
もちろん、100%好きな仕事をしなければだめなわけでもありません。目の前の仕事をやりながら、少しずつ自分の好きなことを見つめていってちょっとずつそちらによっていく、そんな繰り返しなのかなと思います。
プログラミングを好きになるタイミング
それとも仕事をしていく内に好きになったタイプですか?
「子供の頃から根っからのプログラミング好きで!」って言えたらギークっぽくてかっこいいんですけど、
私がプログラミングを始めたのは専門学校に入学してからです。なので、18歳(19歳になる年)からになります。
専門学校で始めてすぐに好きになりましたが、本格的に好きなったのは仕事を始めてからです。
仕事を始めて3年目に、今まで勉強してきたことが仕事でうまく使えるようになって、よりプログラミングへの理解が深まった瞬間がありました。
勉強量、仕事量、知識が血肉化する熟成期間、そういったものを経てある時、「わかった!」ってなるもんなんだなと思います。
関西で年収500万以上を超えるまでの期間
関西の給与相場がどれくらいなのかわからないのと、会社にもよるでしょうからなんとも言えませんが、主観的な感覚では十分いけるんじゃないかとは思います。