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プログラマーSEが転職してワークライフバランスを取り戻す方法

2016年3月24日に投稿 → に更新 健康 アフィリエイトリンクを含みます

温泉に入る男性

「ITエンジニアでワークライフバランスとか無理だろ!?」
「…とはいえ、暇なプロジェクトってけっこうあるよな?」
「今月毎日定時帰りだった!!」

2ちゃんねる等の掲示板サイトでは、

「ITエンジニアは長時間労働が当たり前できつい仕事だ」

という論調が多いですが、私の経験とは大きくずれています。

私は10年以上ITエンジニアをやっていますが、これまでに月40時間以上残業をした月は片手で数えられるほどです。

仕事の工夫の仕方で残業を減らせる面も多々ありますが、一番大きいのは残業の少ない職場に移ることです。私の場合、転職してブラック企業に入社してしまった時には長時間労働を強いられました。どう働くかより、どこで働くかの方が労働時間という意味では大事だと思います。

そんな経験を踏まえて、「ITエンジニアがワークライフバランスを取り戻す方法」を紹介します。

残業がほとんどない職場は存在する

私は何度も残業がほとんどない職場を経験したことがあります。それは以下の2つです。

  1. 暇なプロジェクトでの仕事
  2. 会社全体の残業時間が少ない会社での仕事

1. 暇なプロジェクトでの仕事

客先常駐で業務システム開発をする場合、参加するプロジェクトによって残業時間は全然違います。

顧客の意思決定が遅いために、やる仕事がない場合ってけっこうあります。いわゆる待ち状態ってやつです。

やることがないので、その間は当然、何か調べ物(そのプロジェクトで後で使いそうな技術など)をしたりして、定時になったら帰ります。

時々、顧客と打ち合わせをしたりもしますが、なかなか話が進まなくて、やることがない状態が1か月以上続いたこともあります。その間毎日定時帰りでした。それでも顧客としては人員をキープしておく必要があるので、契約は続くのです。

毎日定時帰りで楽なのはいいですけど、いわゆる「飼い殺し」状態であり、暇すぎるのも考え物です。とはいえ、前のプロジェクトでハードワークだった人にはちょうどいい休憩になるかと思います。

狙って入るのは難しいですが、こういう暇なプロジェクトってけっこうあると思います。

2. 会社全体の残業時間が少ない会社での仕事

ECサイトの開発運営を委託されてるベンチャー企業での話です。その会社は顧客と長い付き合いがあり信頼関係が築けていたため、適切なペースで仕事ができていました。

二週間ごとに機能改修をリリースしていたのですが、予定していたものが間に合わない場合、次の改修に回すなどのように柔軟な対応をしていたのです。

こういう風に健全な運営がされている会社だと残業ほとんどなく、良いペースで仕事をすることができます。

残業の少ない会社を見分ける方法

求人情報に書かれている残業時間をチェック

残業20時間程度とか書かれてる求人ってありますよね。月の残業が20時間だとすると、営業日が月20日なので、一日の平均残業時間が1時間になります。かなり少ないですよね。

ですから、このようなことが書かれている企業に応募するのも良いと思います。

面接で『さぐり』を入れる方法

さりげなく聞いてみるといいと思います。

「残業時間ってどれくらいですか?」と聞くと、「残業したくないのかなぁ?」と取られてしまう可能性があります。これだと、さりげなくありません(笑)

「住まいはどちらの辺りに住まれてる方が多いんですか?…なるほどぉ、けっこう遠くからも通われてるんですね。みなさん普段は何時くらいに帰られてるんですか?」などと話の流れの中で自然に聞けば、雑談の一種という印象になります。

後は、面接官の顔を見て、

  • 疲れてないか
  • ストレスと溜まってそうじゃないか

をチェックするといいと思います。「百聞は一見に如かず」です。「そんなに残業してませんよ」とは嘘でも言えますが、残業してない健康的な顔は嘘ではできません。

そんなわけで今いる職場が激務過ぎて辛いという方はこの記事を参考にして、一刻も早くワークライフバランスを取り戻してください!