システム開発の追加要望を少なくするコツと方法

      2017/04/11

交渉する二人

「後工程で仕様追加多すぎてスケジュールめちゃくちゃだわ…」
「なんで先に言ってくれないんだよ…」
「どっかで追加要望を締め切らないと開発終わんないよ…」

システム開発の「あるある」として、「実装工程に入ってから追加要望を言われる」というのがありますよね。

「もっと早く言えよ!」って感じですが、設計段階では発想が浮かばなかったと言われればそれまでです。

とはいえ、「仕方ない」と言って甘んじていては進歩がありません。定年までスケジュールに追われる仕事を続けたくはないですよね?

そこで、今回は「システム開発の追加要望を少なくするコツ・方法」を紹介します。

後で発想が浮かぶのは当たり前

人間は全知全能の神ではないので、完璧な思考なんて出来ません。

ですから、後になって

  • 「やっぱこういう機能いるな」
  • 「やっぱこう変えたい」

となるのは仕方ありません。

後で追加要望をするのは、お客さんや企画チームがバカだからではなく、人間だから仕方がないことです。それが嫌なら神様を顧客にするしかありません。日本には「お客様は神様です」って言葉がありますけど、これは全知全能って意味じゃないですから、なんとも皮肉ですね。

現実的にどう対応するかというと…、

追加要望があることを予定しておく

スケジュールを組む際に予め、追加要望に対応するための工数を積んでおけば、後になって追加要望されても対応できます。

しかし、日程にそんな余裕がない場合がほとんどですし、どんなに工数を積んでおいても、それを上回る要望をされたら意味がありません。

そこで…、

仕様の完全確定期限を決める

「完璧な要件定義・設計などあり得ないので、後工程中に出てきた要望にも対応しますが、○月○日以降に出た要望については次期開発で対応します。」

と顧客や企画チームに合意をとっておけば、追加要望に限度が生まれて、日程通りに作業が進みやすくなります。

それに、次期開発で対応することが分かっていれば、顧客も無理やり要望を詰め込む必要がなくなるので、妥当な意思決定がされるようになります。

この施策の効果は絶大なのでぜひ取り入れてみてください。

プラスの提案が通らない場合はどうする?

仕様の完全確定期限を提案しても受け入れてもらえない場合はどうすればいいでしょうか?

PMや顧客折衝を担当するエンジニアが反対してくる場合があります。顧客が反対することは少ないと思います。顧客にとってはシステムが無事完成することが重要ですから。

ダメPMの犠牲にならないために

PMや上流エンジニアが反対する理由は彼らが顧客に「仕様完全確定期限をもうけさせてほしい」という交渉をしたくない(できない)からです。

折衝能力が低かったり、自信がないPMやSEの場合、お客さんにはできるだけこちらからは提案せず言われたとおりにやってればいいと考えている人が多くいます。自ら提案して失敗した場合、自分たちの責任になるのが嫌だからです。

本当は、仕事がうまくいくようなやり方を提案すればうまくいくことなのに、自信がない人にはそれが出来ません。

その結果、「何も提案せずに惰性で仕事して、うまくいかなかった責任は末端のエンジニアが残業や休日出勤をしてカバーする」ということになってしまいます。

プラスの提案をしても通らない場合は改善の余地がない為、すっぱりとその会社を辞めて転職すべきだと思います。

プラスの提案をして改善を試みたけれど、受け入れられなかったのであれば、それ以上そこで仕事をする意味はありません。

もっと言えば、そんな職場で仕事をしてはいけません。

人生は有限です。あなたに合った良い会社は探せば必ず見つかるはずです。勇気を持ってトライしてください!

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