30代でプログラマーへなるも、スキルに『自信』が持てない理由
私は現在転職活動中です。
最近流行している「カジュアル面談」というものを何社か受けてきました。
そこでは普通に話が盛り上がったような気はしています。
しかし、実際に応募するのが怖くて仕方がありません。
それはもちろん落とされたら自分のスキルが否定されるからです。
私自身では自らのスキルは5段階評価では2と3の間ぐらいだと思っています。
しかし、ブログや情報サイトを見ていると、現役の学生や新卒のエンジニアが私が初めて触れる技術を難なく使いこなしています。
それも何人もの人がです。
私はすでに30代半ばですが、彼らのレベルには達していないと思っています。
それなのに年齢にふさわしいキャリアもありません。というのもこの業界に入ったのが30を過ぎてからだからです。
スキルが満たないのに加えて年齢で門前払いをされ続けたとすると、スキルへの自信もなくすどころか人生のキャリアそのものへの自信をなくしそうです。
なお、現職にとどまることは考えていません。
図々しい話ではありますが、私はどのようにしていけばいいのでしょうか。
読者の方から相談メールをいただきました。
同じような悩みを持っている方向けに回答内容を一部紹介します。
Contents
元々ない自信をなくしたくない?
「スキルへの自信もなくす」とおっしゃっていますが、その前に「スキルが満たないのに加えて」とおっしゃっていることから、スキルへの自信は元々ないということがうかがえます。
元々ないものは失いようがないので、落選を恐れることはありません。
こうして、よくよく考えてみると、実は存在しない不安ってあるものです。
面接が盛り上がったということは?
そこでは普通に話が盛り上がったような気はしています。
ということは、ご自身のスキルやキャリア、コミュニケーションスキルが少なくともある程度は評価されたということです。そうでなければ、話は盛り上がらないでしょう。
事実をありのままに認識すれば、そこには自信となる事実がしっかりと存在していると思います。
応募した会社に100%受かるって人はいない
それはもちろん落とされたら自分のスキルが否定されるからです。
落とされるかどうか、応募した会社との相性によります。
例えば、今の私がGoogleの求人応募したらほぼ間違いなく落とされるでしょう。
Google社員の適性(卓越した専門的スキル・実績、英語力など)をもっていないからです。
転職活動をして一度も落選がない人はいないと思います。
もしいるとしたら、それは「ほぼ確実に受かりそうな会社」だけを受けている人です。
ほぼ確実に受かりそうな会社 = 今勤めてる会社と同レベル以下の会社
です。それでは転職する意味もないでしょう。
私の場合、過去2回の転職活動は20社応募して、書類選考で10社落選、残りの10社の内一次面接で5社落選して、二次面接でさらに半分の2社から内定をもらえるというパターンです。18社も落とされています。
受かるか受からないかギリギリの会社を狙うのですから、当然の結果です。
落とされることは問題ではありません。その会社が求めている人材ではなかったというだけですから。
それよりも重要なのは、自分が働きたい会社で働くことです。どこでもいいから受かって自分のスキルが承認されることを求めても仕方ありません。
人と比べるのではなく、事実そのものを評価しましょう!
それも何人もの人がです。私はすでに30代半ばですが、彼らのレベルには達していないと思っています。
それなのに年齢にふさわしいキャリアもありません。というのもこの業界に入ったのが30を過ぎてからだからです。
つまり、
「30歳を過ぎてエンジニアになり、数年で5段階評価では2と3の間のスキルを身に着けた」
ということですよね?それはとてもとてもすごいことです!
世界トップの適性を持った人間でない限り、自分よりもスムーズに技術を習得する人達がいることになります。
その人達は、「自分よりも適性の高い若い人たち」ってだけです。
私にだってそういう人はいます。誰にだっています。
ですから、人と比べるのではなく、事実そのものを評価すべきなんです。
会社を辞めたい理由によって、次の会社が見つかる
図々しい話ではありますが、私はどのようにしていけばいいのでしょうか。
現職にとどまることは考えていないとのことですが、その理由は何でしょうか?
それによって、次の選択肢が変わります。
- 仕事がつまらない → 自分がやりたい仕事ができそうな会社を探す
- 給料が不満 → ほしい金額をもらえる会社を探す
- 残業が多い、休みが少ない → 残業が少なくて休みが多い会社を探す
ご参考になればと思います。