プログラマーSEが出世する3つの方法
「出世したら給料上がるけど、出世ってどうやるの?」
私は20代後半で1階級昇進して、30代前半でさらにもう1階級昇進した経験があります。
その時ポイントとなった行動、出来事を紹介します。
Contents
方法1. 直属の上司に評価される
出世するために必要なことを一言でいうと「いかに自分を昇進させる権限を持っている人に評価されるか」です。
出世というのは、誰かが「あいつを出世させよう!」と言うことで決まります。
多くの場合、自分の出世を決めるのは直属の上司です。よって、いかに直属の上司から評価されるかがポイントです。
ではどうすれば直属の上司から評価されるでしょうか?
上司が求めていることをやる
昇進のためには自分の価値観よりも上司の価値観が重要です。
いかに自分の価値観上優れた仕事をしていたとしても、上司にそう思われなければ意味がありません。なので、上司が何を求めているかを考えるのがポイントです。
例えば、上司が売り上げを伸ばしたいと考えているならば、売り上げに貢献する働きが出来ると評価されます。上司が売り上げを求めている時に、自分の技術力をアピールしても評価されにくいので、この場合、売り上げを上げることに注力することが得策です。
ただ、これだと、上司の価値観で仕事をすることになり、仕事が楽しくなくなってしまいます。なので、自分の価値観に従った仕事の仕方も残しつつ、上司が求める働きをすると良いでしょう。
成果を上司に自然に伝える方法
重要なのは上司に自分の働きっぷりを見せることです。良い働きをしても認識してもらえなければ意味がないので、良い成果を上げられた時にはそれを伝えましょう。
とはいえ、ただふつうに
「私は○○をして□□な成果を上げました。」
と言うと自慢や、ほめてもらいたがってるように聞こえてしまうので、
「私は○○をして□□な成果があがってきているのですが、より成果をあげるにはどうしたらいいでしょうか?課長の意見を聞かせてください。」
のように、相手に意見を求める形が自然で良いと思います。意見を求めるというのは相手への尊敬も示せるのでとても良い方法です。
方法2. 直属の上司に影響力のある人に評価される
直属の上司に評価されてなくても、社内で影響力のある人に評価されて昇進するパターンもあります。
私の場合、部内の技術系会議での発言が評価されて他部門長からの推薦により昇進したことがあります。なので、どこでも常にベストを尽くすことは大事です。頑張っていれば見てくれている人は必ずいると信じましょう。
出世だけでいえば、上司や社内で影響力のある人以外からいくら評価されても意味がありません。
同僚や後輩に評価されても昇進には繋がることは稀でしょう。同僚や後輩からの評判が上司に伝わって評価が上がることはあるとは思いますが、それを期待するよりは直接上司に働きかけた方が効率が良いでしょう。
だからといって同僚や後輩をないがしろにしていいということでは当然ありません。
方法3. 昇進に繋がる制度に応募する
社内で時々、公募のようなことをする会社があります。
「新規事業部を作るのでやりたい人は応募してください」みたいなやつです。こういった制度はぜひ有効活用しましょう。新規事業部に入れば、その事業の第一人者になれます。そうすれば、昇進もしやすいはずです。
以前私がいた会社でスペシャリスト制度というものが新たに作られました。自分は○○のスペシャリストだというレポートを書いて応募し審査をパスすると社内でスペシャリストとして認定されます。○○には自分の得意な技術分野を入れます。この時私は、アプリケーションアーキテクチャのスペシャリストとして応募したら無事認定されました。
この会社ではスペシャリスト認定は1階級昇進するのと同等の給与や権限を与えられたので、こういう制度があったら積極的に応募してみるといいと思います。
今いる会社で出世が難しいなら転職もあり
私はこれまでにいくつもの会社で仕事をしてきましたが、会社には合う合わないがあります。自分に合ってない会社だとうまく力が発揮できないものです。
「なんかうまくいかないなぁ」とか、「上司とうまくいかないなぁ」と感じてる方は転職活動をしてみるといいと思います。
実際転職するかは別としても、転職活動を通じてたくさんの会社を見ると見えてくるものがあります。その中で「ここは自分にあってるんじゃないか!」とピンときた会社に転職すればいいんです。