プログラマーSEが転職の面接で話すべき3つのこと
プログラマーSEという職業は転職活動やプロジェクトアサインなど面接を受ける機会が多い職業です。
私も以前は緊張してうまく話せなかったり、思うように自分の良さを伝えられなかったりしたことがありましたが、今は自分なりのやり方で面接を突破できるようになりました。
一番のポイントは「いっしょに働きたいと思われれば採用される」ということです。
なので、一緒に働きたいと思われるような受け答えをすればいいわけです。
私が面接時に心掛けてる3つの秘訣を紹介します。
1. 職務経歴紹介の中に自分の強みを盛り込む
一緒に働きたい人ってどんな人ですかね?
1番に上がるのは「仕事の能力がある人」でしょう。どんなに人柄がよくても仕事が出来ない人とはいっしょに働くことは出来ません。
なので、まずは自分の仕事の能力をアピールします。そのために過去の実績を話します。「過去このような仕事が出来たので御社でも求められている役割を果たすことが出来ますよ」という論理です。
なので、過去の職務経歴を話す際に、ただ経歴を読むだけでなく、その時、自分がどんな強みを発揮したのかを話します。
例えば、プロジェクトの困難だった点を話し、それに対して自分がどう貢献し克服したかを話します。
「このプロジェクトはUIの独自性が高くて、開発が難しかったのですが、その難しい部分を共通のコンポーネント化することで各画面を作る人の工数を削減することが出来ました。」
のような話です。職務経歴はただ読むだけだと退屈なので、工夫したことやそこで得た教訓だったりを含めて話すとさらに良いと思います。
2. 相手への敬意・共感を示す
自分に敬意や共感を持ってくれる人とは仕事していて楽しいものです。ですから、面接の中で相手への敬意・共感を示します。
ただ、これには前提があります。入りたい会社・プロジェクトに応募することです。そこしか受からなそうだから仕方なく応募するというような場合には相手に敬意・共感を持てないので、敬意・共感を持っているような演技をすることになってしまいます。嘘はなんとなく気づかれてしまいます。
それに、仕方なく応募した会社に入っても自分のためにも会社のためにもなりません。
自分が本当に入りたい会社・プロジェクトであれば、自然と敬意や共感がわいてきます。なので、面接のテクニック以前に応募先の選び方が重要なんです。
もちろん、敬意や共感を持っていても、言葉にしなければ伝わりにくいので、はっきりと敬意や共感を言葉にすることが重要です。
自分が常日頃感じている技術的課題の解決策を質問してみるのもいいかもしれません。解決策を質問することで、その人なら解決する能力を持っているんじゃないかという敬意を表明できます。
3. 技術などの聞く価値のある内容を話す
面接だと、話題が仕事の条件(職位・労働時間・収入など)ばかりになりがちですが、仕事の条件ばかり話す人といっしょに働きたいとは思われにくいものです。
なので、仕事に関係のあるもので、自分が使ったことのある技術や注目してることなどを話すと、相手にとって役に立てるし、会話として面白くなります。
自分に役立つ内容や面白い会話が出来る人とは一緒に働きたいと思うはずなのでぜひやってみてください。それに技術的な話題って話も盛り上がりやすいのでいいと思います。
仕事が出来て、いっしょにいて楽しい人ならOK
まとめると、以下のようになります。
- 面接はいっしょに働きたいと思われれば、採用される
- ではいっしょに働きたいと思われるにはどうすればいいか
- 自分が「仕事が出来て、いっしょにいて楽しくて、役に立つ話をする人」だということが伝わればいい。
ぜひ、実践してみてください。面接が楽しくなりますし、採用される確率も大きく増えると思います!