読者の方からインフラエンジニアから開発エンジニアへキャリアチェンジできた報告を頂きました
やまろう様かなり前に相談させていただいた者です。返信できておらずすみません。。
本メールにてお伝えしたいことは、
・先生のお陰でインフラエンジニアから開発エンジニアへキャリアチェンジできたことの報告・御礼
です。
元のメールでご相談した際は「開発の道に進みたかったがインフラエンジニアとして従事する」ことに悩んでおりました。結局、社長には相談したんですが鼻で笑われ、開発の道に進むことは叶わず稼働時間の多さに体も壊しかけたため転職しました。
次の転職先では「インフラエンジニアから開発へのキャリアチェンジは難しい」と言われはしたものの、家族の勧めもあり(給与がまあまあ良いから)入社しました。
(そのほか開発エンジニアとして雇ってくれる会社から内定はもらえてたのですが、給与の部分で妻の許しが出ず、泣く泣く入社)
その後もインフラの業務に従事しつつも「開発がしたい」と心の内ではずっと抱えながらPython、Java、C#などを勉強してました。
(やまろう先生の教えてくださったUdemyのサイトが勉強の主軸となりました。このサイトを教えて頂かなかったら、今の自分は無いと思います。)
そして先日、ポートフォリオ作成などでやる気をしつこくしつこく見せ続けてPythonの案件がやっときまりました。
ここまで長い道のりでした。これからが大変かと思ってますが。。
30歳未経験でITの世界に飛び込み、現在35歳ですので約5年遠回りしました。
この年齢になると如何に最初の携わる案件が大事か身に沁みました。過去の自分に言いたいです(笑)。
私個人に対してご丁寧に返信頂き、とても勇気づけられました。
どうしても一言感謝の意をお伝えしたくメール差し上げました。
ありがとうございました。
読者の方から嬉しいご報告をいただきました。
遠回りが近道だったりもします!
30歳未経験でITの世界に飛び込み、現在35歳ですので約5年遠回りしました。
この年齢になると如何に最初の携わる案件が大事か身に沁みました。過去の自分に言いたいです(笑)。
ところが、意外と遠回りが近道だったってこともあるんじゃないかとおもうんです。
遠回りせずに新卒で開発エンジニアになった人が35歳になる頃には、豊富な開発経験を積んでいるでしょうけれど、インフラ構築やインフラ運用の経験はゼロで、「インフラのことはよくわからない、苦手意識がある」という人も多いかもしれません。
私もVPSなどを使って個人開発を始めたのはフリーランスになってからなので会社員の頃(キャリア10年目くらいまで)はインフラ技術に苦手意識がありました。
それに会社員時代はほとんどがJavaを使った開発案件であったため、Javaには強い自信がありましたが、その分、他の言語の案件は避けたい気持ちがありました。
マイクロソフトでWindows 95、Windows 98、Internet Explorerを開発した著名プログラマーの中島聡さんも「何かが得意な人」よりも、「何かを学ぶのが得意な人」の方が良いとおっしゃっています。
一つの技術だけすごく得意な人は、技術トレンドが変わっても、自分が持っている技術に固執してしまって変化に適応できなくなりがちだから、「何かが得意な人」よりも、「何かを学ぶのが得意な人」の方が良いという主張なんです。
そういう意味でも、インフラも開発もやっていて、プログラミング言語も一つにとどまらず複数取り組んでこられた経験により、「何かを学ぶのが得意な人」になっていると思います。
今後も新しい技術はいくらでも生まれるし技術トレンドも変わっていくはずです。遠回りせずに一本道でやってきた人が自分の得意な技術に固執して適応できないところを後ろから軽々と追い越していくっていう展開もあるんじゃないかって思うんです。
それにいろんな人から反対される中、自分の望む道を切り開くことができたことは何ものにも代えがたい素晴らしい経験だと思います。
ですから、遠回りのようで、実は近道だったりするんじゃないかなと!
そんなわけで、うれしい報告をどうもありがとうございました。ブログやっててよかったなと心から思えました。それでは!!