プログラマーSEが転職するタイミングはいつが良い?
2015年8月10日に投稿 →
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キャリア
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「転職したいんだけど、もう少し今の会社にいた方が良いのかなぁ?」
「転職の一番いいタイミングっていつなんだろう?」
転職したいなぁと思うことって時々ありますよね。
「今転職すべきタイミングなのかな?もうちょい後の方がいいかなぁ」とおもって先延ばしになりがちです。
私はこれまでに3回転職したことがあります。
「我ながら、いいタイミングだったな!」という時もありましたが、「失敗したわぁー」という時もありました。
そんな経験を踏まえて今回は転職の良いタイミングについて書いてみます。
キャリア・年収アップを目指しての転職は成功
私は情報処理の専門学校を卒業後、従業員数80名程の零細システムベンダーに就職し、4年半働いて転職しました。
理由はキャリアと年収をアップをすることでした。
この会社は仕事が全て2次請け以降の下請け仕事だったので経験できるキャリアも限られていて下流工程が中心なので将来性が感じられませんでした。
給料も安くて入社3年目で年収320万円でした。安すぎだろと思って先輩に聞いたら「どこの会社もそんなもんだよ」と言われました。「んなわけねーだろ、確かめたるわー!」と思って転職をしたのでした。
転職先は東証一部上場の独立系大手SIerでした。
年収は100万円以上アップして420万円になりました。その後も順調に年収アップして数年で500万円代になりました。
っというわけで、キャリアアップや年収アップを狙って転職したらうまくいったという事例です。
ですから、
- 年収低すぎねーか?
- このままだとキャリアもスキルも上がらんな…
って理由で転職するのは良いと思います。
年収ダウンで焦って転職したら大失敗
大手SIerに転職後、年収は順調に上がっていったのですが、リーマンショックによって年収が70万円下がってしまいました。
これ以上、年収下がったら嫌だと思って焦って転職しました。転職先は大手流通業グループのIT子会社でした。
「やったー、独立系からユーザー系子会社へランクアップしたぜー!」
と喜んだのですが、この会社、とんでもないブラック企業でした。
社員を洗脳して労働力を搾り取ろうとするブラック企業
朝出社すると「お客様のために全力で仕事をする」みたいなきれいごとの社訓を暗唱させれれます。「これってお客様のためと言うより社長のためってことですよね?本当は」と上司に聞いたら、「まぁな…」と言われました。
週一回社員全員集められて社長から「おまえらは一生懸命さが足りない。そういうやつはいずれ辞めてもらう!!!」などと脅す話を2時間も聞かされました。しかも顔を真っ赤にして血管が切れそうなくらい激昂していました。下品だし大人げないと感じました。
私はそんな感じで引いてしまってまともに聞いてなかったのですが、社員の多くは恐怖心に支配されてしまったようで長時間労働をしていました。
魂の抜けたような人が多くて変な会社でした。このままここにいたらやばいなと思って2か月半で退職しました。
2か月半とはいえ強烈な体験でした。
私の場合、年収が下がって焦って転職したのですが、年収に限らず、何かに焦って転職をすると失敗する可能性が高いのではないかと思います。
焦ってると判断力が鈍ってしまいますからね。
ということでまとめると
- キャリアやスキル、年収を上げたいという前向きな理由で転職したいなら良いタイミング
- 年収下がってやばい等と焦ってる場合は悪いタイミング
ってことになります。前者であれば、ぜひ転職活動を始めてみてください!