[相談] 業務システムの仕事が嫌い、ゲーム会社に転職したい
ご相談させてください。
業務系システム開発(WEBシステム開発)の会社から、ゲーム会社への転職を考えている30代前半です。
SIER1社と社内開発2社の両方を経験しています。
記事の約半数を拝見いたしました。私はJavaとJavaScriptを用いたWebシステム開発を4年間従事してきました。(会計システムや人事管理システムなど)
その中で要件定義、基本設計に携われたのが半年、あとの3年半は詳細設計、コーディング、テストを担当していました。ゲームプランナーを目指すのか、ゲームプログラマーを目指すのか悩んでいます。
理由としては、業務系Webシステム開発をやり続けても自身の将来性を感じないためです。また、客先常駐と社内開発を合計して6個ぐらいのプロジェクトを経験しましたが、SIERだとプロジェクトが毎月更新なので派遣社員のように雇用が不安定ですし、社内開発だと技術力が高い嫌なベテランとプログラミングができない社長が幅を利かせていて、古い体質が合いませんでした。
もう業務系は嫌だなと感じている毎日です。
そのため、給料が低くなったとしてもゲーム系の会社に入ろうかと考えています。
そこで質問なのですが、ゲーム会社も離職率が高いとネットでは書かれていますが、ゲーム会社のプログラマーになると、環境的には業務系よりも働きやすいのでしょうか?
(業務系の会社の年功序列制度と、サツバツとした雰囲気が嫌いです・・・。)
また、非プログラミング職であるプランナーや制作進行などの職種にも興味があるのですが、プログラミングやデータベース設計ができるのですが、完全未経験者と比べた場合、どれぐらい入社しやすくなるのでしょうか?
業務系システム開発が嫌になっているため、愚痴っぽくなってしまい誠に申し訳ありません。
ゲーム会社の友人がいないため、的外れなことを言っているかもしれませんが、ご返信を頂けますと、大変嬉しいです。
ご返信お待ちしています!
読者の方から相談メールをいただきました。
同じような悩みを持っている方向けに回答内容を一部紹介します。
ゲーム会社は業務系より良い?
ゲーム会社はすべて働きやすい会社かっていうとそうは言い切れないでしょうから、会社によるということになります。
私が参画したサイバーエージェントとセガネットワークス(現セガゲームス)は環境的にとても良い会社でしたが、他の会社はそうではないかもしれません。
ゲームプランナー職の難易度
プランナーや制作進行などの職種への応募の場合は完全未経験者とほぼ同じ扱いになるのではないかと思います。
理由は、”ゲーム開発の”プログラミングやデータベース設計の経験者であれば、ゲーム制作の進行やプランナーの仕事も間近で見ているのである程度の知識や勘所がわかっていると取られるでしょうけれど、”業務システム開発の”経験者というだけでは、ゲーム制作の仕事への経験・知識はないと取られるはずだからです。
なので、プランナーや制作進行に応募するのであれば、それらの仕事について調べてみて必要な知識を勉強しておいたり、ゲームのプランを考えておいて、それを面接の場で話してみる、自作ゲームを作って公開するなどをしてみると受かる可能性が増えるのではないかと思います。
ゲームプログラマー職に応募する際にもこれらの施策は役立つはずです!
雰囲気がいい・働きやすい会社を見つけるコツ
返信ありがとうございます。私の現状について話すと、働きながら転職活動をしているのですが、内定は貰えるものの、コロナの影響もあって”働きやすい会社”に出会えない状態が続いておりまして、困っております。(転職エージェントも5社ぐらい登録していましたが、離職率が高い会社だったり、圧迫面接をする面接官がいる会社によく当たってしまいます。)
通話をしたり、職務経歴書を添付することも可能なのですが、ゲーム系業務系問わず、離職率が低く、職場の雰囲気も良い会社をご紹介していただくことはできないでしょうか?(給料が低く、従業員数が少ない会社でも職場の雰囲気が良ければ良いなと思っております。)
私がこれまで仕事をしてきた中だとサイバーエージェントがとても雰囲気がよかったです。
といっても、これは私が関わったサイバーエージェントの一部の部署・フロアーの雰囲気が良かったと私が主観的に感じたことなので、あなたにとってもそうであるかはわかりません。
あなたにとっての「雰囲気がいい・働きやすい」はあなたにしかわからないことです。これがポイントなんだと思います。
自分にとっての働きやすさとは何かをよく考えてみて、言語化できなくてもいいので、こんな雰囲気の会社がいいなみたいなイメージができてから、求人情報を見てみると、「なんかこの会社良さそうだな!」とピンとくる会社があるかもしれません。何かピンとくる感じって大事だと思います。
実際、ピンときた会社に応募してみると自分にとってのいい会社に当たったりするんじゃないかと思います。まったく科学的根拠はありませんが、絶対的な解法のない問題に対しては感性・直感のようなものに従ってみるのも一つの手です。
すぐに当たりとなるかはわかりませんが、ご自身の感性・直感を頼りに粘り強く探していけば、きっとあなたにとってのいい会社が見つかるんじゃないかと思います。