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プログラマー・SEがベンチャー企業に転職すべき理由とおすすめの業種!

2015年7月10日に投稿 → に更新 キャリア アフィリエイトリンクを含みます

ガッツポーズの男性

「仕事つまんねー、会社行きたくねー、でも、どこも同じだからしょうがないかぁ…」

そんな方は多いかもしれません。私も以前はそうでした。今も100%全てが面白い仕事ってわけではありませんが、「仕事つまんねー」って感じではなくなりました。

ベンチャー企業で働くようになったからです。

ベンチャーと聞くと、「おもしろい仕事ができそう!」などの期待と共に

  • 経営が不安定なんじゃない?
  • めちゃくちゃ働かされそう?

などの不安もありますよね。

実際働いてみて分かったことがたくさんあったので紹介します。

あなたは何のために仕事してる?

多くの場合、人が仕事をする目的は「お金を稼ぐため」です。

一方、自己啓発書には「お金のためじゃなく、自己実現のために仕事をすべきだ」などと書かれています。

理想を言えばそのとおりですが、お金も必要です。「やりたい仕事ができるけど、生活できない」では困ります。

それに

「仕事は、自己実現するものではなく、顧客の需要を実現する = 他己実現するものだ」

とも言われています。私にはこちらの意見の方がしっくりきます。

ベンチャーより大手企業の方が安心って言うけど?

「ベンチャーは仕事面白そうだけど、いつ潰れるかわからないから怖い…」という意見はよく聞きます。

といっても、日本長期信用銀行やJALのような超一流の大企業だって経営破たんすることはあります。

ですから、必ずしも大手が安泰でベンチャーは危険ってこともないわけです。

ベンチャーでも残業が少ない会社はある

「ベンチャーは仕事きつそうだよね、大企業でまったりしたいわ」こんな意見もよく聞きます。

これまた、必ずしも大企業だから仕事が楽でベンチャーがきついとは限りません。

私が仕事したベンチャー企業では一か月に残業が一日もない月があったんです。その時の一ヶ月の総労働時間はたった140時間でした(何日か休んだので)。

逆に大手企業にいた時に残業時間が60時間を超えることもありました。

ですから大事なのは、大手かベンチャーかではなく、自分の入る会社がどうかなんです。

嫌な会社で働くのは人生の無駄遣い

私が新卒で入社した会社は業務システムの受託開発をする零細企業でした。いわゆる人売り(客先に社員を派遣して報酬を得るビジネス)をしている会社でした。

業務システム開発は使われている技術が古く保守的で面白い仕事ではありませんでしたが、Webやゲーム業界は安定していないと思い、転職を思いとどまっていました。

その後、大手流通業グループのIT子会社に転職した際にその会社がとんでもないブラック企業であったため、2か月半で退職することになってしまいました。

ここでようやく、

「安定を追いかけた結果がこれ(ブラック企業入社)かよ!?」

と目が覚めました。会社員以外の働き方もやってみようと思い、フリーランスエンジニアに転身してWebサービスやスマホゲーム開発の仕事をしました。

Webやゲーム業界の方が自由な雰囲気があり、ものづくりの面白さが感じられました。もっと早く転職すれば良かったです。

仕事がつまらない本当の理由は『会社の息苦しさ』

業務システム開発の職場の雰囲気ってどう思いますか?

責任のなすりつけ合いばかりで、消極的な仕事の仕方をしているように感じられます。

皆どこかびくびくしてるように見えるんです。

Webサービスやゲーム業界の人ってWebやゲームが好きで仕事をしている人が多いけれど、業務システムの場合は、好きでやっているのではなく、安定を求めてだったり、仕方なくその仕事をやってる人が多いと思うんです。

だから、仕事のへ取り組み方が消極的になり、責任のなすりつけ合い、息苦しい雰囲気が生まれるのだと思うんです。

企業カルチャーは仕事の楽しさを左右する

ベンチャー企業は仕事内容自体が

  • エンタメ
  • ゲーム

だったりと面白いんですが、楽しさの原因は仕事内容だけでなく、

  • 企業カルチャー
  • 会社の雰囲気

による部分が大きいと感じます。

あるベンチャー企業の自由な社風

私が仕事をしたスマホゲーム開発の会社では、皆とても自由に仕事をしていました。

私の隣の席の人はプロジェクトと関係のないゲームをしたり、動画を見たりしてました。昼休憩時ではなく業務時間中にです。それを見ても誰も怒りませんでした。彼は入社2年目の若手社員なので、偉い人だから注意できないというわけでもありません。

彼は仕事中にゲームしたり動画見てる時もあるけれど、仕事に集中し出したら、声を掛けても気づかないくらい集中して仕事をする人だったんです。

業務に関係ないことをしていても誰も怒らないのは、その人を信頼し、尊重しているからなのでしょう。

仕事中に動画を見てても、最終的にはきちんと仕事をやりきると信じていて、自由にさせることがその人のパフォーマンスにつながるであろうことを尊重しているのです。

  • 業務システム業界 = 不信ベースによる管理
  • Web・ゲーム業界 = 信頼ベースによる自由

私にはこのように感じられました。信頼ベースの方が断然いいですよね。

自社製品・サービス運営会社はエンジニアを大切にする

人売りで稼いでいる業務系SIerは、エンジニアを大切にしません。

エンジニアを派遣するよりもプロジェクトマネージャーや上流SEを派遣した方がたくさん報酬を得られるからです。だから、SIerではエンジニアよりプロジェクトマネージャーや上流SEの方が大切にされます。

しかし、自社製品・サービスで稼いでいる会社は違います。エンジニアのレベルが製品・サービスのできに直結するからです。だから、エンジニアを大切にするんです。

あなたが働くべき会社はこのようなエンジニアが競争力になるような会社ではないでしょうか?

いい会社は探せばちゃんと見つかります。転職活動をするといろいろな会社や仕事を知ることができて視野が広がります。

「こういう会社もいいかもなぁ!」

とかイメージが広がって楽しいのでぜひやってみてください!