プログラマーSEが転職の事前準備としてやるべきこと
「まだ準備が足りないと思えてなかなか転職に踏み出せない…」
何事も準備って大事ですよね。
旅行する時に必要な荷物を持って行かないと後で困ることになります。といっても実際は、現地で調達できる場合も多かったりもします。
いくら準備しても、想定外の出来事が起きる可能性はあります。
「じゃあ、どこまで準備すればいいのか?」
私はこれまでに三度転職して、業務系システム開発 → ECサイト開発 → スマホゲーム開発と幅広い業界で仕事をしてきました。
そんな経験を踏まえて「SE・プログラマーが転職の準備でやるべきこと」を紹介します。
自分のキャリア・強みを整理する
転職活動とは自分のキャリア・強みを企業に提示して、入社オファーをもらう行為です。
そのためには、自分のキャリアと強みをきちんと把握しておかなければなりません。
職務経歴書を書く
転職には職務経歴書が必須です。今までやった仕事を書きます。
- どんなシステムを開発、あるいは運用するプロジェクトであったか?
- どのような技術を使ったか?
- チームは何人体制で、その中で自分はどんな役割を果たしたか?
などを書きます。
こうやって職務経歴書を書くと、自分のキャリアと強みを再発見できます。
面接が苦手だという方は多いですが、職務経歴書に自分の強みを整理して書ければ、自然とうまく話せるんじゃないかと思います。
仕事で大変だった場面、うまくいったことを思い出す
自分の強みというものは、大変な時に発揮される場合は多いものです。例えば、開発ボリュームに対して納期が短すぎるという場面で、「自分が交渉して、開発範囲を調整して段階的リリースすることで最初の納期までに完成させるボリュームを減らした」などです。
自分が工夫したことでうまくいったことも思い出してみましょう。「納期直前に大きな仕様変更があったけど、フレームワーク部分に手を入れることで、個別の対応をしないで済んだ」などのエピソードがあれば、それはあなたの強みとしてアピールできます。
上司や同僚からほめられたことを思い出す
「仕事が早いね!」とか「○○してくれて助かったよ!」等とほめられたことを思い出してみると、それがそのままあなたの強みだったりします。
企業との面接時にも「私の強みは仕事が早いことです。」というよりも「上司からはよく『仕事が早いね』と言われます。」と言った方が客観性が増して説得力があります。
印象をよくする
面接では印象が大切です。いくら仕事が出来ることを説明しても雰囲気が暗かったり、機嫌悪そうに見られたら、良い評価は得られません。
ふだんの表情を確認する
表情を面接の時だけ意識的に明るくしても、不自然になってしまうので、普段から良い表情になるよう準備します。
時々でいいので、「今自分はどんな顔してるかな?」と意識してみてください。
- 「あっ、今眉間にしわ寄せてたな…」
- 「トイレの鏡に映った顔、暗い表情してるな…」
などと気づくかもしれません。その度にちょっと笑顔を意識すると、だんだんと普段の表情が変わって、ふと鏡に写った顔もいい表情になってたりします!
姿勢を良くする
同じ人物でも、背筋がピンと伸びているのと、背中が丸まっているのとでは全然印象が違います。
自分がどんな姿勢をしているかって自分ではよく分かってなかったりします。表情と同じで無意識にやってることなので、時々鏡やガラスに移った自分を見て、背中が丸まってないかを意識してみると良いでしょう。
そんなわけで、この記事で紹介したことを実践すれば、面接がバンバン通って楽しくなると思います、ぜひやってみてください!