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プログラマーSE転職の年齢別戦略を考えてみた!

2016年4月24日に投稿 → に更新 キャリア アフィリエイトリンクを含みます

成長の階段

「年取ると転職が難しくなるのかなぁ…」
「やっぱ年齢によって転職の仕方って変わるよな?」
「自分の年齢に合った転職戦略を知りたい…」

私はこれまでに三度転職したことがあります。

  • 25歳
  • 31歳
  • 33歳

の時でした。 様々な年齢で転職活動をしたことにより、年齢によって企業側の対応が異なることが分かったんです。

そんな経験を踏まえて「転職の年齢別戦略」を紹介します。

20代の転職戦略

20代前半 ~スタートは肝心、やりたい仕事を選ぼう!

20代前半はそれほどスキルや経験は問われないので、若いというだけで採用されるチャンスが多くあります。私が25歳の時に面接を受けた会社は一次面接でサラッと話をして、その場で内定をもらえたことがあったほどです。社員数1500名くらいのそこそこの規模の会社でした。

チャンスがたくさんあるので、良い選択をすることが大切です。私の場合、20代の間、やりたい仕事とかそんなに考えずに、なんとなく業務システム開発の仕事をしていました。今思えば、この年代でWebサービスやスマホアプリの仕事をしていればよかったなと思っています。

もちろん、後でこれらの仕事に転職できましたが、初めから、やりたい仕事が出来た方がいいですよね。

20代後半も選び放題

20代後半は企業側もスキルを求めてきます。

今までどんな仕事をしてきて、これからチームリーダーとかもやって行けそうな人材かが見られます。

ただ、エンジニア未経験でも20代なら採用するという会社はたくさんあるので、20代後半で他の職業からITエンジニアを志すのは全然ありだとおもいます。

30代の転職戦略

30代前半は黄金期!これまでの職歴をきちんとアピール

30代前半は転職エージェントによると一番求人が多い年代らしいです。スキルも体力もあって一番企業に必要とされるからだそうです。リーダー経験がある人だと特に需要が高いそうです。

ですから、リーダー経験がない人も、「今後リーダーをやっていきたいと思っている」などの希望を述べると受かりやすくなると思います。

私は31歳と33歳の時に転職したときの面接では、これまでの経歴やスキルについて細かく聞かれました。自分的にも、これらについて話せることがたくさんあり、うまく受け答えが出来ました。10年も仕事してるといろいろと語れることもありますし、仕事の打ち合わせなどを通して、人に説明する機会をたくさん経ているので、話すのがうまくなったんだろうなと思います。

30代後半もまだまだ求人がたくさんある

30代後半は、以前なら求人がガクンと減る年代だったのが、最近はそうでもないらしいです。

ITの需要が増え続けているので、エンジニアが足りない状況になってるそうです。この年代ならば、まだまだ現役バリバリで開発が出来るので、求人があるそうです。

もちろん、リーダーやマネージャー職の需要も多いので、エンジニアを極めていくか、リーダー・マネージメント職に進むかを選択する時期です。

40代の転職戦略

手を動かせる人の方が職はあるらしい

私は現在36歳なので40代の転職については実体験がありませんが、転職エージェントに聞いた所、この年代でも管理職より、エンジニア職の方が求人が多いそうです。そのため、この年代で職に困る人は「部下に指示してばかりで、自分では手を動かさない仕事をしてた人」なんだそうです。

企業側の立場に立って考えてみると、転職で入社した人は「新入り」なので、年取っているからと言って新入りが指示を出す役をするというのはありえないですもんね。

そんなわけで、管理職は、転職においてはとても不利な職業のようです。管理職をやるにしても、実作業にも精通しておくべきなのでしょう。

考えてみれば、実作業を部下任せにしてる上司に限って、偉そうで無責任で指示だけ出して仕事した気になってるクズ上司だったりしますよね。

そんな人は企業も採用したくないというのは納得がいきます。

50代の転職戦略

希少なスキル or 謙虚な人ならチャンスあり

転職エージェントに「50代で転職できるんですか?」と聞いたことがあります。すると…、

特殊な技術を持っている人なら簡単に見つかりますよ。以前、機械学習の技術を持っている方の転職支援をした際にはすぐに決まりました。あとは謙虚な人ですね。企業が50代の社員を採りたがらない理由は偉そうだったり頑固だったりで若い社員とうまくいかないんじゃないかという懸念があるためなので、謙虚で柔和な態度の方だとその不安を払拭できて採用されやすい傾向です。」

とのことでした。希少な技術を持っていると強いようです。技術への適性もあるので誰でも出来ることではありませんが、謙虚になることは心がけ次第で誰でも出来ます。私も謙虚さを忘れないよう日頃から心がけるようになりました。

私の場合、業務システム開発を10年以上やった後、Webサービスやスマホのエンジニアに転身した際に、技術的に初心者に戻り、初心を取り戻すことが出来ました。ずっと、同じ仕事を続けていると謙虚でい続けることはなかなか難しいかもしれません。そういう意味でも、常に新しいことにチャレンジし続けていると、その度に初心を取り戻せて良いと思います。

そんなわけでぜひ年代別の転職戦略をうまく活用して良いエンジニアライフをおすごしください!