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プログラマーSEが転職で年収アップした経験談。その条件と方法

2015年9月24日に投稿 → に更新 お金 アフィリエイトリンクを含みます

札束を持つ男

「うちの会社全然給料上がんねーなぁ、転職した方がいいかなぁ…」
「出世街道には乗り遅れったっぽいから転職して一発逆転するっきゃないかな?」

会社にもよりますが給料って昇進しないと、ちょっとずつしか上がっていきませんよね?といっても、昇進するのはかんたんではありませんし…。

私が最初に入った会社もそうで、3年目の年収で320万円でした。そこで思いきって転職したら年収が120万円アップしたんです!

私はこれまでに三度転職し、零細システムベンダーから一部上場企業まで様々な会社で仕事をしてきました。

開発してきたきたシステムも

業務システム → ECサイト → スマホゲーム

と多彩で、働き方も

正社員 → フリーランス → クラウドソーシング

と幅広くやっています。

そんな経験を踏まえて、「年収アップした経験談」を紹介します。

給与水準の高い会社に転職する

冒頭で述べた通り、私が零細システムベンダーから転職したら年収が120万円アップしたのですが、その理由は何だと思いますか?

  • スキルが上がって上流工程をやるようになったから?
  • 職位が上がったから?

違います。

「給与水準の高い会社に入ったから」です。

転職先の会社は東証一部上場の独立系SIerで社員数5000人の大企業でした。

私が担当する仕事は前の会社の時とまったく同じで客先常駐で業務システムを開発するというものでした。
当時の私は上流工程よりも下流の実装工程以降を中心に仕事していました。
転職前も後も毎日プログラムを書いていました。

同じような仕事をしてても年収が100万円も違うわけです。

給与水準が高い会社に入ることがいかに大切かが分かります。

給与水準は大手企業が一概に高いとも言えずベンチャー企業の方が高いケースも多々あるので、あまり先入観を持たずに探した方がいいと思います。

ちなみに、仕事内容は初めは同じ(実装工程中心)でしたが、だんだんと

実装 → 設計 → 要件定義 → 企画 → チームリーダー → プリセールス

とやるようになり、キャリア的にも幅を広げることができました。転職せずにいたら、ずっと同じような仕事をして安月給のままだったと思うと恐ろしいですね。

高い職位で転職先に迎えられる

給与水準がおなじような会社に転職しても年収が上がる場合もあります。

今の会社で平社員の人が転職先で課長として迎えられたというような場合です。

ほとんどの会社では基本的に職位が上の人ほど給料が高くなります。

ですから、転職する際にはどんな職位で迎えられるかも重要です

とはいえ、やっぱり職位よりも給与水準の方が大事な気がします。

部長でも年収500万円しかもらえない会社がある

例えば部長として採用されたのに提示年収額が500万円だったらその会社は相当給与水準が低い会社です。

どんな会社でも出世するのはそれなりに大変なはずです。特に部長以上となるとなかなか上がれないものです。せっかく競争に勝って部長に昇進しても年収500万円じゃ優良企業の平社員と変わりません。

私が新卒で入った零細システムベンダーは部長で年収500万円、社長で年収1000万円だったんです。後輩が会社の帳簿をたまたま見てしまったらしく教えてくれました。夢がなさすぎる金額ですよね。

一方、私が転職した東証一部上場大手SIerの給与水準を紹介します。

  • 平社員 400万円~
  • 主任 600万円~
  • 係長 700万円~
  • 課長 800万円~
  • 部長 1000万円~

これなら、仕事がんばる気にもなりますよね。そんなわけで、給与水準の高い会社に入ることをおすすめします。

ちなみに私の学歴は専門学校卒です。特別仕事のスキルが高いわけでもありません。それでも東証一部上場企業に転職できたんです。やってみると案外いけるもんですよ!