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プログラマーSEが転職の面接ですべき『逆質問』の例

2016年3月30日に投稿 → に更新 面接 アフィリエイトリンクを含みます

耳を傾ける男性

「面接で『何か質問ありますか?』って聞かれると困る…」
「特にないって言ったら印象悪いしな…」
「良い評価をされる質問ってどういうのだろう?」

面接で聞かれたことに応えるのは慣れればうまくできますが、こちらから効果的な質問をするってなかなか難しいですよね。

私はこれまでに三度転職し、たくさんの面接を受ける中で試行錯誤した結果、効果的だった逆質問を紹介します。

応募先企業についての質問をする

「御社が今抱えている課題はどういうものがありますか?それを解決するためにはどんな人材を必要としていますか?」

この質問をして、その課題を自分が解決できることを返答できたらパーフェクトです。自分が解決できる内容ではなかったとしても、問題意識を共有することによる一体感が生まれて良い評価をしてもらえるはずです。

「もし私が入社させていただくことになったら、どのような仕事ができますか?」

この質問には2つの意味があります。

1. 仕事に対する意欲をアピールする

「○○の仕事をやってもらおうと思ってます」と返答された場合、「では、そのためにどのような準備をすればいいでしょうか?入社までの間に勉強しておきたいので。」等と返せば、やる気のアピールと共に準備すべき内容を聞き出せます。

2. 入社後の活躍を想像させる

これは婚活テクニックでも言われてることですが、その相手と付き合ってる状況を想像させると親近感や行ためを抱きやすいというものです。

「横浜でデートとかって楽しそうだよね。僕だったら、みなとみらい駅で降りて、ランドマーク行って…、その後はどこ行ったらいいと思う?」

みたいな話をすると、相手は自分とデートしてる様子を頭の中でシュミレートします。楽しい想像がなされれば、自分に好意を持ってもらえます。

これを転職活動に応用します。

「○○の仕事をやってもらおうと思ってます」と言われたら、

「なるほどぉ、以前から興味があってやってみたいと思っていたんですよ。以前□□の仕事をした経験もあるので、それが活かせると思います!」

のように返せば、入社後自分が活躍してる姿を面接官に想像させることができます。

自分の課題を相談してみる

「開発の途中で仕様変更が多く、手戻りが多くて困っているのですが、御社ではどう取り組んでらっしゃいますか?」

などと聞いてみるのです。そして、相手の返答に関心を示します。

問題意識のアピールだけでなく、親近感や好意も得られます。

心理学的に人は、「頼られた相手」に好意を感じるそうなんです。後輩から「○○について教えてください」とか「○○で困ってるんですが、どうすればいいでしょうか?」などと言われたら「しょうがないなぁ」と思いつつも、嫌な気はしないですよね?

興味のある技術について聞いてみる

「私は休日にやってる趣味の開発でMongoDBを使っているのですが、スキーマレスのDBは仕様変更や追加がかんたんでとてもいいなと思ったのですが、御社では利用されていますか?」

と聞いてみて、「使っているよ」と言われたら「どんな使い方をしてるんですか?トラブルとかありましたか?」等と深堀りしてみればいいし、「うちでは使ってないよ、どういう技術なの?」と聞かれればその技術の利点などを紹介すればいいわけです。面接官も興味深い技術を紹介されて嬉しいはずです。

自分にプラスになる話をしてくれる人を採用したくなるのは必然です。

そんなわけで、まとめると、

  1. 応募先企業についての質問をする
  2. 自分の課題を相談してみる
  3. 自分が興味を持っている技術について聞いてみる

という3種類の方向から質問をすれば、うまくいくこと間違いなしです!