プログラマーSEとして『着実に生き残る』方法

2016年10月28日に投稿 → に更新

「年功序列や定年みたいなものがなくなって、いつリストラされるかわからない、会社が潰れるかもしれない、いつ職を失っても食っていけるように準備すべきだ」みたいな話をよく聞きます。

プログラマーの場合、そういった失業リスクとは別に「35歳定年説」というものがあります。

今となっては完全に否定されていますが、35歳はまだまだいけるとして、「40代50代になった時に技術の進歩について行けるか?」という懸念は払拭されていません。

そんなことも踏まえて、ITエンジニアが職業人として着実に生き残る方法を考えてみます。

2つの生き残り戦略

大きく分けて2つ方法はあります。

  1. 時代に合わせて需要のあるスキルを身につける
  2. 長く残りそうな技術・業種を選ぶ

1. 時代に合わせて需要のあるスキルを身につける

この方法を取る場合、その都度新しいことを学んでいかなければなりません。時代についていけるかという懸念点がありますが、実際どうでしょう?

ふつうに考えたら、知識が多いほうが、何かを学ぶ時に楽です。年取れば取るほど知識は増えていくのですから、より学びやすくなるはずです。

それなのに年取って新しいことを学べなくなっていくようであれば、それは知識や能力の問題ではなく、学ぶ意欲・モチベーションの問題です。

年取ったら、だんだん新しいことに興味がなくなっていく、これは十分ありえます。

もう一つ原因があります。

年取ると頭が固くなってしまって、古い知識にとらわれてしまうという問題です。

「技術の本質は変わっていない」は不勉強の言い訳?

私が若手社員の頃に仕事をしたベテランエンジニアは「IT技術の本質は変わっていない」とよく言っていました。その人の書いたJavaコードはstaticメソッドばかりでした。いわゆるstaticおじさんですね。

「本質は変わっていない」ってセリフは年配の人ほどよく使う印象があります。「新しいことを学ばない/理解できない言い訳」になっている場合があるじゃないでしょうか。

いわゆる老害なのかもしれません。もちろん「本質は変わっていない」というのは確かです、言い訳に使うのはよくないって話です。

ともかくこの問題はその人の姿勢・精神の問題です。学ぶ姿勢、学びたい意欲がある人はモチベーション不足にも頭固くもならないですし、学ばない言い訳もしません。

「自分はどちらのタイプだろう?」と考えてみましょう。

毎日嫌々仕事をしているという人は意欲の低いタイプかもしれませんが、学びたい仕事に移れば、180度変わるかもしれません。

誰だって、興味のある仕事をしてたら、自然と学びたい気持ちになります。ですから、誰でもモチベーションの高いエンジニアライフをおくることは可能なんです。

2. 長く残りそうな技術・業種を選ぶ

COBOLという古いプログラミング言語があります。今でも金融システムなどで使われています。40年前くらいに就職した人はCOBOLだけのスキルで定年退職までいけたわけです。

40年前に比べれば、コンピュータの技術革新のスピードは上がり、かつてのCOBOLのようなこれだけ覚えれば定年まで安泰というものはないように感じられます。とはいえ、メジャーな技術がそうかんたんになくなるわけでもありません。

JavaやPHPは30年後も使われているか?

おそらく30年後も使われているはずです。

主流でなくなってる可能性は十分ありますが、全く使われなくなってるということはないでしょう。

今ならJavaで就職する先はたくさんありますが、別のものが主流になれば当然求人数はぐんと減ります。

COBOLも主流だった頃は求人がたくさんありましたが、今は求人の絶対数がぐんと減っています。しかし、COBOL技術者数自体も減ってるので、職の見つけやすさは案外変わってないかもしれません。

つまり、需要と供給のバランスが重要なんです。

  • 需要の多いもの(求人数の多いもの)
  • 供給の少ないもの(エンジニア数の少ないもの)

どちらでもいいんです。

どのみち、結果はその時になって分かるものなので、「長く生き残るであろう技術を選び、それしかやらない」っていう選択はリスクの高い賭けになってしまいます。

なので、職業人として着実に生き残るという意味では、様々な技術・スキルを身につけたほうがいいでしょう。

ただし、これは年齢にもよります。

年令による生存戦略の違い

今50歳の人が新しい技術を今から学ぶ必要はないかもしれません。定年まで10年間だから、10年間今の仕事が続けばいいと考えることができます。

これが「今22歳でこれから就職します」って人なら、いろいろな仕事をやっていくキャリアプランを考えたほうがいいと思います。

プログラミング言語だけでなく、作るプロダクトの種類も様々なものをやっていったほうがいいでしょう。

Webアプリケーションのサーバーサイドを担当して、PHP → Ruby → Javaのように言語を渡り歩いていくのもいいですが、

Webのサーバーサイドをやったら、次はWebのクライアント側・フロントエンドエンジニアやって、そこからPhotoshopやIllustratorなどを学んでWebデザインにも精通し、その後スマホアプリ・ゲームの分野へ転身し、その後はAIやIoT・ビックデータもやってみる

みたいなキャリアを積めたら、どうなっても生き残れると思います。いろいろなことにチャレンジできるという意味でも楽しそうです。

私の場合、業務システム開発 → Webサービス → スマホゲームと渡り歩いてきたのですが、次はどうしようかなと考えています。

実際、こうして多分野を渡り歩いてみると、「やってやれないことはない」と感じます。

むしろ、問題になるのは能力ではなく意欲の方です。

『能力』よりも『意欲』

他分野に移ること自体を目的化することはできません。やはり自分が「やってみたい!」と思うことじゃないと学ぶ意欲はわきませんからね。

なので、まずは「これ面白そうだな!」と思うものを見つける、そしてそれにチャレンジする、そして何より、自分に自信を持つ、これがいちばん大切です。

やってみたら思ってたよりかんたんだったってよくありますよね。

転職もその一つです。チャレンジしたい仕事や会社があるなら、勇気を持って一歩踏み出してみてください!

転職活動はやってみるとかんたん

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