子持ちのプログラマーSEが転職する時のコツ
「仕事のストレスで子供に当たってしまった、激しく反省…」
子育てと仕事の両立は大変ですよね。
ですから、子育てをされてる方こそ、良い職場で仕事をすべきです。
そこで今回は、子持ちエンジニアにおすすめの転職先と転職方法について紹介します。
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残業がほとんどない職場は結構ある?
2ちゃんねるやYahoo知恵袋などを見ると「プログラマーやSEは毎日長時間労働で徹夜・休日出勤も当たりまえ」という書き込みが目立ちますが、私氏自身の経験からすると、全然そんなことありませんでした。
私の場合、月の残業時間が40時間を超えたのは片手で数えられるほどです。
私は10数年ITエンジニアをやってます。10年以上たまたま暇な職場で運がよかったというのはありないですよね?
実際、同じプロジェクトのメンバーで長時間労働している人たちはいました。しかし、私は仕事の仕方を工夫することで残業時間を大幅に減らすことが出来たんです。
もちろん、プロジェクト全体が暇で全員定時帰りしていたプロジェクトもあります。
残業時間を減らす方法
つきあい残業を辞める
これで大部分が解決すると思います。「周りが残業してるから自分も残業する」のをやめるんです。
なかなか出来ないですか?
では、なぜ周りが残業してると帰りにくいかを考えてみましょう。
周りが仕事している中で「お先に失礼します」と言って帰りずらい
確かにそうでしょう。しかし、案外周りの人は気にしていないものです。自分自身を考えてみましょう。だれかが定時であがった時に「早く帰りやがって、くそがっ!!」と思うでしょうか?思いませんよね。
なので、周りの人も気にしていません。むしろ、早く帰りやすい空気になって感謝されます。
とはいえ、つきあい残業じゃなくてホントに仕事が多くて残業しないと終わらないという場合もあるかと思います。
そんな時は…、
仕事の無駄をなくし作業効率を上げる
「そんなのあたりまえだろ?既にやってるわ」という方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、無駄と言うのは思っている以上にたくさんあります。
一番の無駄は会議の時間です。会議好きな人はたくさんいます。彼らの特徴は「仕事をしていないこと」です。会議をすると仕事をした気になるので会議をしたがるのです。
まずは出来るだけ会議に出ないようにすることです。後で結果だけ聞いておけば十分なものはたくさんあります。
会議の席にノートPCを持参して会議中に自分の仕事を進めるというやり方もあります。
とはいえ、そもそも仕事量が多すぎるという場合もあるかと思います。
その場合は…、
仕事の分担を見直してもらう
上司に仕事量が自分一人でさばける量じゃないことを相談しましょう。上司はこのためにいるのです。
まともな会社ならば日程を見直す、別の人に仕事を割り振る、プロジェクトメンバーを増員するといった対応がなされるはずです。
そうならないならば転職を考えた方がいいと思います。先程も言いましが、定時で帰れる会社はちゃんとありますからね。
ブラック企業では仕事が終わってても帰れない
ほとんと長時間労働の職場はなかったと言いましたが、2か月半ほどブラック企業に勤めたことがあります。
この会社では週に一回社員全員がセミナールームに集められて社長から「お前らは会社への気持ちが足りない、そういうやつはいずれ辞めてもらう」などと脅すような言葉を聞かされました。
朝会社に行くと「私たちは会社のために必死に働く」みたいな社訓を暗唱させられもしました。
この会社は長時間労働が横行していましたが、私はつきあい残業をせず早く仕事を終わらせて帰っていました。ほとんどの人は終電まで仕事をしていましたが、私のように早く帰っていた人もいたようでしが、ある日、23時より前に帰った社員全員に社長からメールが届きました。
「そんなに早く帰って仕事できてるの?」
みんな震え上がって、謝罪のメールを返信していました。異常な会社ですよね。
ブラック企業には入ってしまうと
- つきあい残業をしない
- 仕事の効率を上げる
といった工夫をしても労働時間は減らせないので、絶対避けなければなりません。
ブラック企業の見分け方
ネット情報での見分け方
2ちゃんねるやキャリコネなどで自分の会社についての書き込みを読んでみましょう。煽るような大げさな表現が多いですが、全くの嘘と言うものは少ないはずです。
なので、応募先企業についてもこれらを読んでみて病んでる雰囲気がないかを感じ取りましょう。愚痴レベルの書き込みであればいいのですが、苦しみや憎しみを感じる書き込みがされている会社はやめておいた方が良いです。
私がいたブラック企業へのキャリコネ上の口コミはかなり憎しみや苦しみが感じられるものでした。
ネットの情報は全てを鵜呑みにしてはいけませんが、けっこう参考になると思います。
面接での見分け方
面接官が疲れてないかを見ましょう。
異様に消耗してたり、いらいらしてるようであれば、良い職場ではないと判断できます。
廊下ですれ違う社員の顔も見ましょう。辛そうじゃないか、いらいらしてないか、けっこう分かるものです。