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システム開発のリーダーが転職するメリット

2016年7月16日に投稿 → に更新 キャリア

チームリーダーの男性

「今の会社でリーダーやって数年経つけどなんか飽きてきたな…」
「リーダー職って人間関係がめんどくさい、上からも下からも顧客からも…」
「リーダーの地位を失ってでも転職するメリットってあるかなぁ?」

ある程度経験を積むとチームリーダーとかプロジェクトリーダーを任されますよね。私の場合20代後半くらいからチームリーダーをやるようになりました。

新卒でシステムベンダーに入って10年くらい業務システム開発の仕事をしていたのですが、そこからWebサービスの仕事に移り、その後ゲームエンジニアへと転身しました。

業務システム開発の仕事ではチームリーダーをやってましたが、Webサービスやゲーム開発では末端のメンバーをやってます。

客観的に考えると、キャリアダウンですよね?

転職するにしても、業務システム開発の会社へ移るのであれば、リーダー職を任されていたはずです。

  • 同業種の他社に移ってリーダーを続けるべきか?
  • 異業種に転職してメンバーの仕事から始めるべきか?

人それぞれの価値観によるので、どちらが正解というものではありません。

そんなわけで、今回は「システム開発のリーダーが転職するメリット」を考えてみます。

リーダーの仕事は楽しい?

自分がメンバーだった頃には、

「リーダーなんて、他人に指示したり、打ち合わせしてるだけで、開発の仕事してねーじゃん、楽して高い給料もらってズルいな」

って思っていました。もちろん、それなりに大変なことはあるんだろうなとは思ってましたけどね。

実際自分がリーダーになってみると、それまでにイメージしていたのとさほど変わらず、打ち合わせをしたり、メンバーに仕事の指示をするだけで、仕事的には楽でした。

「ホントかよ?」

って思われたかもしれませんが、難しいコードを書いたり、原因が分からないバグと向かい合うのに比べれば、少ないパワーで仕事ができるという意味で楽な仕事だと言えます。

とはいえ、リーダーにはリーダーの難しさがあります。

指示するのってけっこう気を使う

やってみて初めてわかったのですが、

  • 誰にどの仕事をやってもらうのがいいかを考える
  • 仕事をメンバーにやってもらうよう頼む

けっこう頭と気を使います。

どうしても面倒な仕事というものはあるもので、それを誰がやったらいいかを考えて、適任な人に頼む、頼まれた方からしたら

「面倒な仕事押し付けやがって」

って思われるのも分かるし、それでもその人に頼まなければならないっていう苦しさがあります。まぁ、これは割り切るしかないですね。

ちゃんとリーダーやると仕事はうまく回る

本来リーダーというのは、うまく仕事が回るように、よく考えて作業分担をすべきですが、とてもそんな風にはやっていないように見えるリーダーもいます。

いわゆる丸投げをしてくるタイプのリーダーです。

実際自分がリーダーをやってみたら、仕事はうまく回りました。よく考えて作業分担してるので、どれくらい作業にかかるかの工数見積もりの精度も上がるし、必要な日程を確保できるように顧客に交渉するからです。

さて、そのようなリーダーになった後のキャリアプランはどう考えればいいでしょうか?

リーダー後のキャリアプラン

出世を目指す

典型的なのは、

メンバー → サブリーダー → リーダー → プロジェクトマネージャー → 課長などの管理職

のようなキャリアパスです。

 

私は一度目の転職でこの道を選びました。

新卒で入った会社は零細システムベンダーで3年目の年収が320万円でした。ITエンジニアにしては安すぎですよね。

そこで、25歳の時に転職して東証一部上場の大手SIerに入りました。

年収は100万円以上アップして400万円代になりました。その後この会社でキャリアを積んでメンバー → サブリーダー → チームリーダーまでキャリアを進めました。

その後、Webサービスに興味が沸いたため、Webエンジニアに転身しました。

メンバーからやり直すことで発見できたこと

私はWebサービスの開発経験はないので、末端のメンバーとなりました。業務システム開発とWebサービスとでは、使っている技術はほとんど同じで、Webベースのものです。

業務システムの多くはWebアプリケーションですからね。Webサービスの方が凝った画面が多いのでAjaxのスキルが必要とされる場面が多いですが、大方同じです。

ですから、スキル的にはよく分かっている状態でメンバーに戻ることになります。

すると、自分の仕事をこなしながらプロジェクトの問題点や改善案を考える余裕が生まれます。メンバーの立場でそういった提案ができるのはとても価値があることです。メンバーに戻ると自分の面子を気にすることもなく率直な意見を言えます。私の発言でプロジェクトの運営が改善されたことは何度もあります。

他分野で経験を積んだ人が入ることで提供できる価値というのはけっこうあります。

まぁ、価値うんぬんよりも、何より、自分が興味のある仕事をしているので楽しいというのが一番のメリットです。リーダーの地位よりも、興味のある仕事をする方がずっと重要だと私は思います。

全く初心者の分野に移るのも案外たのしい!

私はWebサービス開発に移ってから少しして、今度はゲーム開発に興味を持ちました。独学でUnityというゲームエンジンの使い方を覚えてゲームエンジニアへ転身しました。

Webサービスは業務システムと利用技術が同じでしたが、ゲームは全く違う言語、アルゴリズムのスキルが必要とされます。全くの初心者になりました。

ゲームの分野では全くの素人でしたが、業務システムやWebサービスでの経験があるので、仕事の勘所は分かるものの、やっぱり素人なんですね。数年ゲーム開発やってきた人にとって常識のようなことが分かってなかったりします。

自分よりもずっと年下の若手エンジニアに初歩的なことを教えてもらったりもします。

すると、どうなるでしょうか?

「(不要な)プライドがなくなります!」

これはとても重要なことです。

経験のある分野だと、たいして実力のないやつが偉そうにしゃべっているだけでむかっときますが、まったく未知の分野に移るとそういう余計なイライラがなくなるんです。

考えてみれば、実力がないやつが偉そうにしゃべっていても、放っておけばいいことです。しかし、同じ分野にずっといると余計なプライドが邪魔をしてそのことに気が付けません。

そういう意味でも経験を積んだ人が別分野へ転職するのはメリットがあります。

経験って良い経験もあれば、嫌な経験(腹立ったこととか)もありますからね。他分野に移ると嫌な経験が一掃される気持ちよさがあるので、イラつくことが多いなぁと思う方は分野を変えて転職してみるのもいいと思います。

まとめ

  1. 同業種への転職であれば、前職の経験・職位を考慮されるので基本的にキャリアダウンはない
  2. 異業種/他分野へ転職する場合は、メンバーからスタートとなる場合が多いが、その分、仕事への新鮮さがあるし、メンバーの立場で率直な発想・発言ができる
  3. 全くの未経験分野に移ると不要なプライドが一掃されて気持ちよく仕事ができるようになる

ぜひ自分の価値観に合った選択をしてください!