プログラマ・SEが穴場的 優良IT企業を見つける方法
「SIerなら独立系より、メーカー子会社・ユーザー子会社の方がいいのかなぁ?」
「SIerより自社サービスの会社の方が良いって聞くけど?」
いい会社入りたいですよねぇ。
といっても、明らかな優良企業は入社希望者も多くて、競争率が高すぎだったりします。
そこで、他の人は気づいてないんだけど、実は優良企業だったという掘り出し物な会社を見つけたいところです。
私はこれまでに三度転職し、
→ 零細SIer(社員80人)
→ 東証一部上場独立系SIer(社員5000人)
→ 大手流通業グループIT子会社(グループ社員50000人)
→ フリーランス
→ ECサイト開発運営ベンチャー(社員10人)
→ 大手ブログサービス運営企業(3500人)
→ 大手コンシューマゲームソフト開発企業スマホ部門子会社(社員600名)
といろいろな会社で仕事をしてきました。
開発してきたシステムも、
業務システム → Webサービス → スマホゲーム
と多彩です。
いろいろな規模や業種の会社で働く中で見えてきた「穴場的優良企業を見つける方法」を紹介します。
優良企業の定義って何だろう?
思いつくままに書くと、
- 給料が高い
- 仕事が面白い
- 残業、休日出勤が少ない
- 福利厚生が充実
って感じですかね。
これらを満たす会社って例えばGoogleです。Google社員の口コミを見る限り、これらの条件が満たされていそうです。
ただ、入社難易度もめっちゃ高そうですよね。Googleの入社試験に関する本が出版されてる程ですから。
無名な会社の中にお宝企業がある
大手で就業条件が良い会社は、すぐにその評判が広まって、応募者が殺到し入社難易度が上がってしまいます。そもそも大手な時点で応募者が多そうです。よって、無名な会社にこそ隠れた優良企業があるわけです。
「無名な会社ってブラック企業が多そうじゃん?」
と思われたかもしれませんが、大手有名企業にもブラック企業はあります。
私が以前入社した大手流通業グループのIT子会社は超絶ブラック企業でした。おかしな社訓を毎日暗唱させられたり、社長から毎週2時間「もっと働かないと首にするぞ」みたいな脅しのスピーチを聞かされました。洗脳される前に辞めねばと思って2か月半で退職しました。
ですから、大手だから安心とも言えません。逆に無名の零細企業の中にもいい会社は存在します。
私が以前働いていた社員数10名くらいのベンチャー企業は家電量販店のECサイトを開発・運営していました。残業はほとんどなくて、定時を30分過ぎたらほとんどの従業員が帰っているスーパーホワイト企業だったんです。
すごくいい会社なのに、社員の採用に苦戦しているそうなんです。
「なかなか応募が来ないんだよねぇ…」
とのことでした。無名な零細企業に入社したいとはなかなか思わないですし、そもそも無名な会社なので存在自体を知られていないということでしょう。
このギャップが狙い目であり穴場なんです!
私がどうやってこの会社を見つけたかというと、エージェントからの紹介でした。
転職エージェント + 口コミサイトで裏を取ろう
転職エージェントのいいところは、他者の視点で企業を紹介してくれることです。
転職サイトなどを使って自分の手で探すと、どうしても自分の趣味嗜好が反映されて同じような会社を選んでしまいがちです。
エージェントは自分とは違う他者の視点で探してくれるので、自分では見つけられなかった企業を紹介してくれます。
もちろん、紹介してくれた企業全てが良い会社とは限りません。
そこで、口コミサイトで裏を取るんです。
キャリコネというサイトで、従業員の口コミ情報を見ることができます。食べログの会社版みたいなものです。
口コミには、
- 仕事内容
- 給料
- 残業時間
- 社内の雰囲気
など私たちが知りたい内容が書かれています。けっこう細かく生々しいコメントもあったりでとても参考になります。
ということで、
- 転職エージェントからのおすすめ企業を聞いて「他者の視点」を取り入れる
- 口コミサイトを見て「従業員の評判」をチェックする
- 面接時に気になる点を質問して「自分の目で確認」する
こうやって二重三重にチェックしていけば、良い会社を見つけられると思います!