プログラミング学習に必要なパソコンのスペック
プログラミングっていうと、PCにとって特別な使われ方なので、特別なスペックが必要なイメージがあるかもしれません。
確かにスペックを必要とする分野もありますが、大抵はふつうのPCで十分です。
私はこれまでに、
- 業務システム開発
- Webサービス開発
- スマホゲーム開発
の仕事をしてきました。
業種によって使われてるPCのスペックも違っていたので、詳しく紹介します。
ゲーム開発に必要なPCのスペック
プログラミング学習は基本的にふつうのPCで十分です
スペックが必要な分野はというと、例えば3Dゲーム開発です。
私が参加した3Dゲーム開発ではUnityというゲームエンジンが使われていました。今一番主流のやり方です。
Unityの学習のために使ったPCは、ごくふつうのスペックのものです。
CPUがAMDのA10、メモリーが4GBです。
AMDのA10はインテルで言うとCore-i5ぐらいのもの、つまりミドルスペック、スペック的に真ん中辺ぐらいのふつうのCPUです。
そのPCでUnityはふつうに動きました。
グラフィックにこだわったりしなければ、ふつうのPCで十分です。
ゲーム会社で支給されたPCのスペック
私は2社でゲーム開発の仕事をしましたが、そこで使わせてもらったPCは
- 1社目 MacBook Pro CPU Core-i7, メモリー8GB
- 2社目 Windows自作PC CPU Xeon, メモリー16GB グラフィックボード付
でした。かなりのハイスペックです。快適に作業できました。
スペックが高いほうが、動作が軽く、待ち時間なども減るので良いのは確かですが、ふつうに基礎を学習するぐらいだったら、Core-5やもうちょい下のCPUでも十分です。
Web開発に必要なPCスペック
Webのサーバーサイドで使われている言語でPythonとかRubyはUNIX系(Linux含む)OSで動くことを想定しています。
MacはUNIX系OSをベースにして作られたOSなので問題ないのですが、Windowsだと一部動作がうまく動かないって場合があります。
とはいえ解決策があります。
WindowsにVirtualBoxっていうOSを仮想化するソフトをインストールします。するとVirtualBox上でLinux 系のOSを動かすことが出来るんです。
つまり、Windows上でCentOSやUbuntuを動かすことができるってことです(CentOSやUbuntuは有名なLinuxパッケージ)。
OSが二重で動くんで少しスペックが高いPCが必要になります。といってもメモリーをちょっと多めに積んでおくくらいで十分です。
まぁ、プログラミング学習って意味ではWindows上に直接インストールしたRubyやPythonを使っても、問題ないケースが多いかもしれません。
なので既にパソコン持ってるんだったら、そのPCに自分が学ぶためのソフトウェアをインストールしてみてふつうに動くんだったらそれでいいと思います。
使ってて動作が重いなぁとかあったら、新しいPCを買うことを検討するって感じでいいじゃないかと思います。
PCよりも、本とか動画講座を優先したほうがいいんじゃないかと思います。