宣言的プログラミングは時間が逆に流れる?
2024年5月8日に投稿 → に更新
この世界がシミュレーション世界なのだとしたら、プログラミングのような仕組みで作られていることになる。
時間は過去から未来へ流れているのではなく、未来から過去に流れているのだとしたら、そのプログラミング・パラダイムは宣言的プログラミングなのだろう。
例えば、未来に人気アーティストになっているというゴールを設定したことによって、その未来が現在に向かってやってくる。
それは、未来を宣言するようなものだ。
命令型プログラミングは一つ一つの手続きを積み重ねることでシステムを作り上げる。
宣言的プログラミング(代表的なのは関数型プログラミング)は宣言をする(例えば、配列aから6以下の数字を集める)と宣言した処理が実行される。
この違いが「過去から未来へ」と「未来から過去へ」の違いのようにも思える。
そして、このプログラミングを行うのはシミュレーション世界においても、人間(知的生命体)なのだろう。
こう考えると辻褄があうような気もする。
ただ、それは確率的にしか起こらない。だから「過去から未来へ」と考えるのも「未来から過去へ」と考えるのもどちらも成立する。
つまり、どちらの考え方で生きるかを選べばいいということなんだろう。
「未来から過去へ」と考えることで開かれる可能性があるように思う。そう考えてみたい。そしてそれを実感してみたい。
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