進撃の巨人を最終回まで見た感想【人生には選べそうで選べないことがあるが目指す方向は選べる】
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エレンは「巨人になることで、過去と未来の記憶すべてが見えていたので、あのような結末にするしか選べなかった」とアルミンに打ち明けた。
つまり、地ならしをしたらどんな結果になるのか、しなかったらどんな結果になるのか、全てが見えていたから、「地ならしをするけれど、アルミン達を拘束することはせずアルミン達の手で地ならしを止めてもらうことで彼らを英雄にする」という選択しかできなかったということだろう。
作者のインタビューで、「当初、打ちきりになるかもしれない、誰にも知られていない作品だった。結末を念頭に書き始めていたが、信じられないほど多くの人に見てもらえて、自分にとっては納得のいかない大きな力を与えられることになった。エレンが巨人の力によって結末を自由に選べなかったように、自分も大ヒット漫画という大きな力を得たことで、結末を変えることができなくなっていた。」というようなことを語っていた。
人生には選べるようで選べないことがあるということだろう。
私自身も、「あの時、あっちを選んでおけばよかったなぁ」と思うことはあるけれど、選べそうで選べない、結果的には選んだほうしか選べないってことになるとういうことなのだろう。
街を囲む壁の意味
進撃の巨人を始めてみた時は、会社員をやめてしばらく無職生活をしていて、そろそろフリーランスとして仕事を始めようかという時期だった。
進撃の巨人で出てくる街を囲う壁は見る人によって何を象徴していると感じるかは様々だろう。
私には、街を囲う壁 = 会社(会社の中にいれば給料をもらえて生活に困ることはないが自由を制限された生活になる)を象徴しているように感じた。
作者は、子供の頃暮らした実家を囲う山をイメージしていたらしい。山に自分が閉じ込められているような感覚があったらしい。
アルミンは壁の外に行って「海」を見たいと行った。実際に出て海を見たら、世界の有り様は想像していたものと違った。パラディ島の外ではエルディア人は迫害を受けていた。自由な世界などではなかった。だけど、外に出ることで真実を知ることが出来て、それによって前に進めたことは良かったのだと思う。
私も会社の外に出て、自分なりにお金を稼ぐ方法を模索した。収入は不安定になったけれど、やってよかった、もっと早く始められたら良かったと思っている。
外に出て、どこに向かうか?
やっぱり私は、どこかを、理想の場所を、夢を、心から達成したいこと、ゴールを目指していく人生がいいように思う。
その時々に出会ったことを大事にして風に流されるようにケセラセラと生きていったくのもいいと思ったこともあったが、それだって、ゴールを目指していく中で出会ったこと・人を大事にして、その時時の気持ちに従って、再度ゴール設定を繰り返していけばいいと今は思う。
選べそうで選べないようでも、目指す方向は選べる。
心からやりたいと思うことを選んでこそ、人は能力を存分に発揮できる。
だからアルミンが海を見たいといって外に出たことは素晴らしい選択なのだと思う。
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