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運は確率論か?運が良くなるためにすべきこと!

2015年2月5日に投稿 → に更新

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「自分は運が悪い、ついてないことばかりだ…」
「運が良い人が羨ましい、自分はなんて運に恵まれないんだ…」

運とはなんなのでしょう?

  • あるような気もするし、ないような気もする
  • 単なる確率の問題のようにも見える一方、ツイてる人っているようにも見える

運というものは存在しているようにも存在していないようにも、どちらにも見えるんです。

どちらにも見えるのであれば、どう見るか、どう捉えるかがポイントになります。

それでは、運をどう捉えれば、運が良い人になれるのかについて考えてみましょう。

この記事を読みながら解説してる動画もあります。ぜひ見てみてください!

運は確率論か?

まずは運を確率の問題だと捉えてみましょう。

例えば、くじ引きで連続三回当たりを引いた人がいるとします。

この時点でくじを引くのをやめたら、この人は3回引いて3回当たり(当選率100%)のすごい運の持ち主ということになります。

ですが、くじの券を100枚持っていて、その後97回引いて、全て外れたら、運はふつうってことになります。

この例からわかるのは、運が存在するように感じるのは試行回数が少ない場合だということです。

確率論は過去の確率であり、未来の確率は分からない

統計から計算した確率というものはあくまで過去の確率です。過去そうであったからといって、未来も同じ確率となるとは限りません。ただ、過去の統計通りの未来になることも多いので有効だと考えられています。

自分は運が良いと思ってる人は運が良い

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運なんてものは、有るようで無い、無いようで有る、仏教の「空」のようなものです。つまり、有にも無にもなり得ます。
なので、自分は運が良いと思っている人は運が良くなります。そのメカニズムは…、

自分を運が良いと思ってる人は行動が変わる

自分は運が良いと思っている人は次もうまくいくと思ってたくさんチャレンジします。その結果成功を手にしやすくなります。確率論的にいっても数が増えるから当たりやすくなると言えます。

うまくいくイメージでやるからうまくいく

うまくいくと思ってやるとうまくいきやすくなります。これはスポーツだと顕著です。

私は中学生の頃、サッカーをやっていたのですが、当時Jリーグで大活躍していたキングカズこと三浦知良選手が右からセンタリングされたボールをジャンプしながら腰をひねってヘディングでゴールに流し込んだシーンを見ました。その瞬間、「ヘディングシュートってこうやってやるんだぁ!」と分かりました。

次の日、右からセンタリングが上がってきたので、昨日見たキングカズのヘディングシュートをイメージしてジャンプして腰をひねってヘディングしたら、きれいにゴールに流し込むことができました。自分でもあまりにうまくいったので驚きました。

すると、それを見ていた他のチームメートもできるようになったんです。

できるイメージをもってやるとうまくいきやすいということです。自分のことを運が良いと思ってる人はできるイメージをもって物事に臨むのでうまくいきやすくなります。これが運が良いのメカニズムだと考えられます。

自分のことを運が良いと思うには?

良いことがあった時は運が良いと思うべし

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良いことがあった時には自分を運が良い人間だと信じやすくなります。実際、良いことがあったわけですからね。

それをわざわざ、

  • これで運を使い切った
  • 次は失敗するかも

などと思うのは馬鹿げています。

大事なことは自分の中で自分は運が良いと思えるかです。客観的に運がいいかどうでもいいんです。心から自分を運が良いと思うことができたら、私は運がいいんだから、次もうまくいくと思えて、実際うまくいきやすくなります。

悪いことがあった時は確率的にそういう時もあるさと思うべし

悪いことがあった時に、自分を運が悪いと思ってはいけません。

「自分は運が悪いんだから、次も失敗する」と考えるようになってしまいます。失敗するイメージを持って取り組むと実際失敗しやすくなります。これが運が悪さのメカニズムです。

悪いことがあったら、「確率的にそういうこともあるよな」と考えて気持ちを切り替えましょう。悪いことがあるのは運が悪いからではなく確率的な問題です。なぜなら、あなたは運が良い人間(と自分を思っている)なのですから。

結局は確率論?

ここまで述べた理論は、

  • 自分を運が良いと思っている人は、うまくいくイメージを持ちやすいのでパフォーマンスが上がる
  • チャレンジの回数が増えることによって成功回数が増える

というものです。

これは成功確率を上げる確率論の話と捉えることができます。

情報空間にバタフライエフェクトを引き起こせ

バタフライエフェクトとはシンガポールの1羽の蝶の羽ばたきが、ノースカロライナにハリケーンを起こしうるという理論です。一つの小さな行動が与える影響の連鎖で最終的には大きな出来事を起こすというものです。

これが仮に情報空間(心、精神、知的活動)にも起こせるとしたらどうでしょうか?

例えば、自分は運が良いと思った瞬間から、自分の精神が書き換わります。それによる影響が連鎖して、世界の見方が変わり、行動が変わり、最終的に大きな成果(人生の成功)をもたらすとすれば、自分を運が良いと思うことは情報空間にバタフライエフェクトを引き起こすということです。

定かでないことには確率論的アプローチを

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ここまで話した内容はいかがでしょうか?「話とは納得できる、でもそうだと証明されていない」と感じたのではないでしょうか?

そうです、ここで述べたことの成否は定かではありません。それに、この世界は不確実性世界であり、未来は定かではありません。

定かではないことに対しては、確率的アプローチが有効です。

確率的アプローチとはうまくいくかはわからないけど、うまくいくと思って、トライし続けていけば成功にたどり着けるはずだという方法論です。

自分を運が良いと思うことが先で結果的に確率論になる

自分を運が良いと思う手法は確率論的アプローチでもあるので、不確実性世界であるこの世界で有効に機能します。

ただ、それは自分を運が良いと思った結果、パフォーマンスと試行回数が増えるものなので、やる前から、確率的に何回かやったらうまくいくだろうと考えてはいけません。

自分は運がいいんだから、次もうまくいくはずだと心から思って取り組む必要があります。

その結果、パフォーマンスと試行回数が増えるんです。鶏が先か卵が先かでいうと、自分は運が良いと思うことが先でその結果、パフォーマンスと試行回数が増えて成功が増えるということです。

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