要点:やさしい漢方、未病の地図帳 飯田勝恵 著
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Contents
- 気・血・水(き・けつ・すい)の状態から、5つの体質が考えられる:
- 肝の働きが低下すると「血(けつ)」が不足し、目の疲れや乾燥の原因になります。
- クコの実と菊花は、どちらも目に良い素材のツートップ
- 漢方の教え:40歳を過ぎたら、目をつむって落ち着く。
- プーアール茶は体を温め、水の巡りを良くする。
- 水の巡りに働く:
- 腎を助ける黒豆などの黒い食材
- 口内炎にはドクダミ茶
- 舌の色:
- 舌の形状
- 気虚の養生:
- 血虚の養生:
- 水滞の養生:
- 瘀血の養生:
- 舌の苔(舌苔)が白くて厚い状態について。
- 黄色い舌苔:
- 舌苔の一部が剥がれている。
- 白くて厚い舌苔の養生:
- 黄色い舌苔の養生:
- 厚い舌苔(白・黄色)の養生:
- 舌苔の剥がれの養生。
- 水分排出に优れたハトムギ。肾を助ける黒い食材、黒豆、杜仲茶。
- 耳に良い食材は、赤と黒。
- ストレスケアは消耗せず、詰まらせず、しっかり巡らせること。
- 養生法には「口数を少なくして、気の消耗を避けてせかせかせず平穏にあることで気もゆったりと流れ、つまり知らずになる」と
- 耳つぼのマッサージも良い。
- 漢方では「髪は血(けつ)の余り」と言う。
- 髪を櫛で撫でるのは良い。
- 考えすぎはカサカサ肌の元になる。
- ドクダミ茶は、皮膚の熱を取り除いて、赤みや痒みを改善する。
- ハトムギとして飲用するほか、ゆでたハトムギをご飯と一緒に炊いたりおかゆにしたり、サラダやスープのトッピングとして食べたり。
- 爪に不調があるということは肝に不調があるということ
- 爪をもんで刺激することで、手足の末端まで血を流し、血の滞りと冷えを解消。
- 夜ふかしは血を消耗するので、早めに寝る。
- 下半身が冷える人には、利尿作用のある食べ物はおすすめだが、体を冷やすものも多いのです。
- ストレスは気の滞りを招く。
- 食生活では、スパイスや柑橘類の香りで気の巡りを促そう。
- 温め力の強い飲み物:
- 乾燥よもぎを入れた足湯
- 食材の五性
- 脾は内臓の位置を保つ役割があり、気が足りていないと支えきれず内臓下垂が起こります。
- 気を補う穀類や芋類を取り、根を詰めないのが養生のポイントです。
- ストレスで「肝」が不調になり、気が滞って消化吸収や排泄に影響し、食欲が落ちたり、緊張から下痢や便秘になったりすることがあります。
- 漢方の体内時計で「脾(ひ)と胃」の時間とされている朝7時から11時は、冷たいものを避ける。
- 脾の負担を減らすには、腹八分目でもいい。
- 胃を元気にするツボ「中脘(ちゅうかん)」。
- 便秘は乾燥(燥秘)、熱(熱秘)、気の滞り(気秘)、冷え(寒秘)の4つが原因と考えられます。
- コロコロ便の燥秘(そうひ)。
- 硬くて臭い便(熱秘)
- 出たり出なかったり、気秘
- 「寒秘」という便秘。
- 大腸を動かすお腹のマッサージ。
- 便意があって出ないときは、「大腸兪(だいちょうゆ)」を押す。
- 胃の消化・吸収・排泄の働きが低下することで、手足がむくみます。
- むくみ解消のセルフケア:
- 慢性的に足がむくむのは、慢性病や過労などで「腎」が弱ると、水の巡りが悪くなって体内に水分が溜まりやすくなるためです。
- 体内の余分な水分を排出したいとき、小豆を活用すると良い。
- 顔がむくむのは、肺が深く関係している。
- 足のむくみに効くツボ:腎兪(じんゆ)、委中(いちゅう)
- 1時間に1度は動く。
- 気滞が滞る月経痛には、ローズジャスミン茶がおすすめ。
- 三陰交(さんいんこう)は、女性にとって重要な経絡が交わるツボです。
- 女性の体は7の倍数を節目に変化する。
- 寝つきが悪い上に眠りが浅く、朝早くに目覚めてしまうのは自然な現象です。
- 食後に眠くなるのは、胃腸が弱い人ほど消化にエネルギーが必要なために起きる。
- 安眠ハーブといえばカモミール。お茶でゆっくりと味わう。
- 安眠(あんみん)という、眠りを促すツボ。
- 失眠(しつみん)というツボも不眠にはおすすめ。
- 心と肝の血が不足すると、理由もわからず不安になったり、気持ちが沈んだり、物忘れも多くなったりします。
- 過去のことをくよくよ悩んだり、未来を心配したり思い詰めたりして、食欲不振や下痢・便秘になるこのタイプは、脾が弱って、気不足になっている。
- ぼーっとして活力も湧かない、そんな人は、腎が貯蔵する生命エネルギーである「精(せい)」が消耗している。
- 肝による気の滞りならイライラ、心と肝による血不足なら不安感、脾による気不足は無気力、腎の精が足りなければぼんやり。
- 精神安定の力がある「なつめ」を活用。
- 柑橘類の香りでリラックスを。みかんの皮をお茶に入れると手軽です。
- 気が沈むタイプなら、にんじん、ほうれん草、卵、チーズなどで「血(けつ)」を補給。
- 心配性のクヨクヨさんは、「気」を補うカボチャやシイタケ、鶏肉で元気を補って。
- 頭ぼんやりさんは、黒豆や黒ゴマなどの黒食材や、エビや山芋などで精をつける。
- 目を閉じるだけで心が安らぐ。「閉目養神(へいもくようしん)」という言葉がある。
- めまいの原因は、気と血の不足、水の滞り、気の滞り、腎の衰えの4つ。
- 加齢によるめまいの改善に「湧泉(ゆうせん)」
- 疲れたときのめまいに「百会(ひゃくえ)」。
- スワイショウ(腕振り健康法)。
- 急にめまいが起こったら、セロリの香りを。
- 参考文献:
気・血・水(き・けつ・すい)の状態から、5つの体質が考えられる:
- 気虚(ききょ):気の不足
- 気滞(きたい):気の流れが滞る
- 血虚(けっきょ):血の不足
- 瘀血(おけつ):血の流れが滞る
- 水滞(すいたい):水の流れが滞る
肝の働きが低下すると「血(けつ)」が不足し、目の疲れや乾燥の原因になります。
対策として、以下を意識しましょう:
- 血を補う働きのある食べ物を摂る:
• 青菜(ほうれん草や小松菜など)
• 赤い食べ物(クコの実など) - 質の良い睡眠をとる:
• 肝の働きが最も高まる時間帯である「丑の刻(午前1時〜3時)」にしっかりと眠ることが大切です。
クコの実と菊花は、どちらも目に良い素材のツートップ
菊花は咽頭痛にも良い
漢方の教え:40歳を過ぎたら、目をつむって落ち着く。
『養生訓』(貝原益軒)には、40歳を過ぎたら、用事がないときは目を開けない方が良いと書かれている。
プーアール茶は体を温め、水の巡りを良くする。
花粉症対策に良い。
水の巡りに働く:
• ハトムギ
• 玉蜀黍の髭(トウモロコシのひげ)
• 生姜
• ネギ
• 茗荷(ミョウガ)
• 紫蘇(シソ)
腎を助ける黒豆などの黒い食材
血を補うには、赤い食材が良い:
• なつめ
• クコの実
• 赤身の肉や魚
唇がカサカサに効く。
口内炎にはドクダミ茶
舌の色:
• 白:
体を温め、胃腸を休ませて気・血(き・けつ)を補う
• 紫:
体を温め、血行を促進する。血を蓄え、巡りを調整する「肝(かん)」を助けるために、しっかり睡眠をとる
• 赤:
体の熱をとる緑茶や緑の野菜をとり、香りのある食材で気を巡らせる
• 先端が赤い:
活動のペースを落として、ストレスケアを心がける
舌の形状
- 小さくて薄い:
体力が落ちている状態や虚弱な体質、気・血(けつ)の量が少ないことの表れ。気虚(ききょ)・血虚(けっきょ)の養生を。 - 大きくて厚みがある:
水分代謝が滞り、舌がむくんでいる状態。色が白っぽい場合は冷えからくる可能性がある。水滞(すいたい)の養生のほか、水分代謝を担う胃腸をいたわる。 - 両端がギザギザしている:
ギザギザは歯の跡。胃腸の働きが低下し、気虚と水滞が起こっているサイン。気虚と水滞の養生を。 - 表面に亀裂がある:
大地に水が不足するとひび割れが起こるように、舌表面の亀裂は、舌に栄養を与えて潤す血が不足している証拠。さらに気が不足していることも。気虚・血虚の養生を示している。 - 舌の裏側も確認を。
2本の静脈が通っていますが、健康的な舌下静脈はまっすぐで青紫色です。
もし太かったり、色が黒ずんでいたり、所々こぶがあったりしたら、血の滞りのサインです。血流が悪くなる「瘀血(おけつ)」が発生しているので、体を温めるなど、血の巡りを整える瘀血の養生が必要です。
気虚の養生:
気不足の人は、根を詰めすぎないように注意。気の消耗が激しく、なかなか回復しない。
こまめに休息を。疲れたときは、椅子に座ったままでいいので、3分間ほど目を閉じて静かに過ごすと、気・血が復活する。
また、気は朝作られると言われるので、朝食は取るようにする。
血虚の養生:
血不足の人は目の使いすぎや、夜更かしに思い当たる節があるはず。また、考え事が多い傾向もあります。時には何もしない日を作り、心に余裕を持たせ、目の休息にも努めましょう。
水滞の養生:
水が滞るのは胃腸の不調が影響しています。胃腸は冷たいものが苦手なので、温かいものを取るようにし、よく噛んで薄味を心がけてください。梅雨の時期や季節の変わり目は胃腸に負担がかかりやすくなるので用心が必要です。
瘀血の養生:
血流が悪くなると体も硬くなります。ストレッチやウォーキングで体をほぐすことから、血流対策を始めましょう。
舌の苔(舌苔)が白くて厚い状態について。
白くて薄い舌苔は健康的ですが、厚みが出ると要注意です。厚い舌苔は食べ過ぎの兆候であり、消化しきれずに残った未消化物が舌苔となって現れています。
夜遅い時間帯や寝る直前の食事は、消化不良を起こして舌苔が厚くなる原因になります。
また、白は冷えのサインでもあります。体に冷えがあったり、水の滞り(水毒)が起こっている可能性もあります。
黄色い舌苔:
黄色は体に熱がこもっている現れ。厚みがあるほど熱が強く、食べ過ぎ、飲み過ぎ、夜遅い時間の飲食が考えられる。
舌苔の一部が剥がれている。
舌苔は通常均一に生えているが、部分的に剥がれることがある。漢方ではこれを「剥苔」と呼ぶ。
原因は胃の元気不足(気虚)や、疲労、睡眠不足のほか、辛いものの食べ過ぎ、発熱、胃への負担が大きい薬の服用などである。これらによって胃が荒れると、消化吸収機能が低下し、水分(津液)が不足して舌苔が剥がれてしまう。
またすぐに生えてくるようなら一時的な不調と捉えても構わないが、剥がれた部分が赤くただれてしまったり、食べ物が染みるような痛みを伴うという場合は、一度医師を受診する。
白くて厚い舌苔の養生:
まずは冷えの解消。生野菜や冷たいものを控え、温かい食事を心がけて体を温める。生姜など、消化に良くなめらかな食材を取り入れる。
黄色い舌苔の養生:
食べ過ぎ、飲み過ぎに注意。体に熱を生じる辛いものや脂っこいものを控える。野菜や海藻、発酵食品などを取る。
厚い舌苔(白・黄色)の養生:
食べ過ぎを防ぎ、胃腸を休めるのが基本。食事の量を減らしたり、お粥など消化の良いものを取り入れたり、一食抜いたりして、胃腸にかかる負担を軽減する。
疲労などにより消化力が弱っている場合でも舌苔が厚くなるため、消化を促進する大根、シソの葉、梅干しなどを取り入れる。
舌苔の剥がれの養生。
消化の良いものを食べ、水分をしっかり摂る。舌苔の剥がれは陰液(水分)不足でもある。
消化の良いお粥や水分、牛乳、あるいは水分を摂ることが絶対に必要。
水分排出に优れたハトムギ。肾を助ける黒い食材、黒豆、杜仲茶。
耳鸣りや聴力低下に効く。
耳に良い食材は、赤と黒。
クコの実、ナツメ、人参、赤身肉、マグロなどは、血を補い、肝をサポートする。
黒豆、黒米、黒きくらげ、ひじきやわかめなどの海藻類といった黒い食材は、腎に働きかける。
ストレスケアは消耗せず、詰まらせず、しっかり巡らせること。
養生法には「口数を少なくして、気の消耗を避けてせかせかせず平穏にあることで気もゆったりと流れ、つまり知らずになる」と
耳つぼのマッサージも良い。
漢方では「髪は血(けつ)の余り」と言う。
髪の艶やハリが、血によって作られるということ。
補血に良いドライフルーツやナッツを摂るのも効果的です。クコの実、くるみ、レーズン、松の実。
クコの実は1日10個程度を目安にしております。
髪を櫛で撫でるのは良い。
『養生訓』には「髪を梳くことは、心をも引き寄せる(引き締める)ことがある」とある。
頭には経絡がいくつも通っている。
考えすぎはカサカサ肌の元になる。
寝不足、目の疲れ、考えすぎる人は、血が不足しがち。血が不足すると肌が乾燥する
ドクダミ茶は、皮膚の熱を取り除いて、赤みや痒みを改善する。
ハトムギとして飲用するほか、ゆでたハトムギをご飯と一緒に炊いたりおかゆにしたり、サラダやスープのトッピングとして食べたり。
水の巡りを整え、ニキビやイボ取りのほか、肌荒れにも高い効能を発揮するハトムギ。
ハトムギの殻を取り除いた「ヨクイニン」は、医薬品としても使われています。
爪に不調があるということは肝に不調があるということ
爪をもんで刺激することで、手足の末端まで血を流し、血の滞りと冷えを解消。
爪の生え際を親指と人差し指で挟んで、10分間かけて刺激する。手と足のすべての指で行う。
ちょっとした不調にあると便利な漢方食材 11個:
1. 菊花
2. ミント
3. 陳皮
4. ナツメ
5. クコの実
6. 高麗人参
7. シナモン
8. 生姜
9. ローズ
10. ドクダミ
11. ハトムギ
夜ふかしは血を消耗するので、早めに寝る。
下半身が冷える人には、利尿作用のある食べ物はおすすめだが、体を冷やすものも多いのです。
ストレスは気の滞りを招く。
緊張すると手足や手先が急に冷たくなるという人は、まさに気の滞りによるものだ。気の滞りがあると、体を温める気が全身に届かず、血も巡らない。
食生活では、スパイスや柑橘類の香りで気の巡りを促そう。
温め力の強い飲み物:
• 梅醤番茶
• 紅茶(シナモンやカルダモン、生姜をプラス)
乾燥よもぎを入れた足湯
食材の五性
寒性:体を冷やす働きが強く、鎮静効果がある
竹の子、にがうり、スイカ、柿、昆布、あさり、塩
涼性:寒性よりも穏やか
大根、トマト、キュウリ、リンゴ、みかん、豆腐、緑茶
平性:穏やかな性質
人参、キャベツ、ジャガイモ、大豆、豚肉、卵
温性:熱性よりも穏やか
カボチャ、玉ねぎ、生姜、ニンニク、鮭、鶏肉、黒酢
熱性:体を温める働きが強く、興奮効果がある
羊肉、シナモン、胡椒、唐辛子
脾は内臓の位置を保つ役割があり、気が足りていないと支えきれず内臓下垂が起こります。
食後のぽっこりお腹はこのせいです。
気を補う穀類や芋類を取り、根を詰めないのが養生のポイントです。
気が不足しがちな人は、消化吸収力が弱くなって食欲不振や胃の疲れが起こる。
ストレスで「肝」が不調になり、気が滞って消化吸収や排泄に影響し、食欲が落ちたり、緊張から下痢や便秘になったりすることがあります。
過敏性腸症候群はまさにこの症状。脾と肝の連携が崩れた状態。
香りのある食材で気を巡らせ、ストレスを解消することが先決です。
漢方の体内時計で「脾(ひ)と胃」の時間とされている朝7時から11時は、冷たいものを避ける。
脾の負担を減らすには、腹八分目でもいい。
消化には「気」が巡る隙間が必要で、満腹だと気が巡らずに消化不良になってしまう。
脳が満腹と感じるまでには時間がかかるため、「もう少し食べたい」というところで止めておくと、後から程よい満腹感が得られる。最後の一、二口が胃腸の負担となることもある。
胃を元気にするツボ「中脘(ちゅうかん)」。
おへそとみぞおちの真ん中あたりにあります。おへそから指幅5本分上あたりに、指先を2、3本揃えてあてて10秒押す。これを10回。
「怒は肝を、心配からくる思いすぎは脾を傷める」
便秘は乾燥(燥秘)、熱(熱秘)、気の滞り(気秘)、冷え(寒秘)の4つが原因と考えられます。
大腸と肺は経絡でつながっている。肺は気と水を大腸に届け、大腸が便を排泄するのをサポートする。大腸はもちろん、風邪やアレルギー症状など、肺の不調にもご用心を。
コロコロ便の燥秘(そうひ)。
血が足りず、腸が潤わなくなり乾燥してしまうことで便が通りにくくなる。
朝、起きぬけに白湯を一杯飲むと、腸が動き始める。
硬くて臭い便(熱秘)
お酒や油っこいもの、辛いものの食べ過ぎで腸に熱が発生すると、水分が失われて便が硬く臭くなります。
熱を冷ましてくれるお茶:
• ハブ茶
【お茶の淹れ方・飲み方】
ハブ茶 10g と水 500ml を用意し、沸騰後、弱火で20分煎じます。これを1日3回に分けて飲んでください。
出たり出なかったり、気秘
気詰まりの元となっているストレスを取り除き、排便習慣を乱す原因である「我慢」をやめる。
便が途中から緩くなる寒気。
お腹の冷えから冷えて調子の悪い動きが見つかる。
「寒秘」という便秘。
便が出て途中からゆるくなる
天枢というツボ。おへそから左右に指幅3点(半分の位置)。中指で1回、人差し指で1回。
大腸を動かすお腹のマッサージ。
お腹を揉みほぐしながら全体をマッサージするのは簡単で効果的です。
- 手をこすり合わせて温める
- 親指の付け根でおへその周りを、時計回りに1カ所10回程度、ぐりぐりと揉みながら一周する
- 最後におへその周りをマッサージする
便意があって出ないときは、「大腸兪(だいちょうゆ)」を押す。
背中の骨(第4腰椎と第5腰椎の間)から、左右に指幅1.5本分外側にあるツボで、ちょうどベルトの高さあたり。
- 膝を曲げて仰向けになる
- 握った両手の中指の第二関節をそこ(大腸兪)に当てる
- 自重を静かにかけながら、膝をゆっくり左右に揺らす
- 左右に各10回揺らすのを3セット行う
胃の消化・吸収・排泄の働きが低下することで、手足がむくみます。
脾は湿を嫌うと言われ、梅雨は脾が弱まりがちです。
むくみ解消のセルフケア:
- 手のむくみ:
手の甲の骨の間を、反対の手でマッサージします。 - 足のむくみ:
ラップの芯を使い、足裏からふくらはぎ、太ももにかけてコロコロと転がします。
慢性的に足がむくむのは、慢性病や過労などで「腎」が弱ると、水の巡りが悪くなって体内に水分が溜まりやすくなるためです。
冬はしっかりと下半身を温める。
立ちっぱなしは腎に負担をかけるので気をつける。
体内の余分な水分を排出したいとき、小豆を活用すると良い。
煮汁に効能が多く溶け出すため、乾燥小豆を洗ったら、まずは一度茹でこぼし、この茹で汁は捨てる。その後、新しい水で柔らかくなるまで煮る。
この煮汁をおかゆを作るときに使えば、小豆の栄養を丸ごと取り入れることができる。
寒い季節だけでなく、梅雨や夏など、体に水分が溜まりやすく、むくみやすい季節にも積極的に食べたい。
顔がむくむのは、肺が深く関係している。
肺は皮膚、鼻、喉と繋がっており、外敵から体を守っている。
また、気候の影響を受けやすい。
秋冬の乾燥、寒さや湿度にも注意が必要。
足のむくみに効くツボ:腎兪(じんゆ)、委中(いちゅう)
- 腎兪:
ウエストのくびれたところの背骨から、左右に指幅2本分外側にある。1回10秒、10回刺激する。 - 委中:
膝の裏にある横のしわの真ん中にある。1回6秒、10回刺激する。
1時間に1度は動く。
むくみの原因となる「水(すい)」の滞りと「血(けつ)」の滞りは、少なからず影響し合っている。これらをバランスよく巡らせるには、動くことが一番。
気滞が滞る月経痛には、ローズジャスミン茶がおすすめ。
ジャスミンの香りが気を巡らせ、ローズが血を巡らせるのにも良い効果があります。
ホットのジャスミン茶(小さじ2杯)と、マイカイカ(またはローズ小さじ1杯)を入れ、お湯300mlを注いで蒸らします。
三陰交(さんいんこう)は、女性にとって重要な経絡が交わるツボです。
全身の血行を促進して冷えを取り、自律神経を整えてくれます。
セットで刺激したいのが血海(けっかい)です。血を巡らせ、冷えを解消し、血を生み出すことで、血も元気になります。
- 三陰交:
内くるぶしから指幅4本分上、骨のキワ(後ろ側)にあります。親指で6秒間、強めに押します。両足とも行いましょう。 - 血海:
椅子に座って膝に力を入れると、膝のお皿の内側、少し上に出てくるくぼみにあります。親指で6秒間、強めに押します。こちらも両足とも行いましょう。
女性の体は7の倍数を節目に変化する。
7歳で永久歯が生え、14歳で初潮、21歳で身長が伸びきり歯が生え揃い、28歳で身体機能と性機能がピークに達する。
35歳で肌や髪が衰え始め、42歳で白髪が出始め、49歳で閉経を迎える。
閉経以降は、ゆるやかに老化が進む。
加齢による不眠は、50歳以降に多く見られます。
寝つきが悪い上に眠りが浅く、朝早くに目覚めてしまうのは自然な現象です。
昔の睡眠と比べず、ある程度疲れが癒やされれば良しとし、不眠にとらわれないようにしましょう。
食後に眠くなるのは、胃腸が弱い人ほど消化にエネルギーが必要なために起きる。
眠気対策には、小腸の経絡が通る腕から肩のストレッチをする。肩甲骨を意識して。
安眠ハーブといえばカモミール。お茶でゆっくりと味わう。
アロマオイルでラベンダーもよい。使いすぎは脳を覚醒させるので注意。
安眠(あんみん)という、眠りを促すツボ。
耳の後ろの下に向かって尖っている骨から、親指の幅1本分下あたりに両手の親指を当て、1回6秒押すことを5回行います。
失眠(しつみん)というツボも不眠にはおすすめ。
足の裏、かかとの中央にあるので、ゴルフボールをかかとで転がすように刺激します。
心と肝の血が不足すると、理由もわからず不安になったり、気持ちが沈んだり、物忘れも多くなったりします。
また、ストレスの変化やちょっとしたことにも過剰に反応してしまい、情緒が不安定になりがちです。
これに対する特効薬は「太陽」です。
太陽を浴びながら散歩をすること、そしてしっかり寝て血を養うことが非常に有効です。
過去のことをくよくよ悩んだり、未来を心配したり思い詰めたりして、食欲不振や下痢・便秘になるこのタイプは、脾が弱って、気不足になっている。
「思則気結」とは考えすぎると気が詰まるということで、考えすぎて決められないことは横に置いて、動けないときは休む。
ぼーっとして活力も湧かない、そんな人は、腎が貯蔵する生命エネルギーである「精(せい)」が消耗している。
精は脳のエネルギーにもなっているため、頭がぼんやりして動揺しやすく、ビクビクと怖がりになることもある。
精を消耗しないように、生活をペースダウンしてゆったり過ごす。
肝による気の滞りならイライラ、心と肝による血不足なら不安感、脾による気不足は無気力、腎の精が足りなければぼんやり。
それぞれ不調のある臓を養いつつ、足りていない気・血・水を補い、消耗を防ぎ、香りのある食材や運動で巡りをよくする。
精神安定の力がある「なつめ」を活用。
気血の不足で落ち込んだり、くよくよしたりするときは、なつめがおすすめです。なつめは気血を補って血(けつ)を作り、気をサポートして精神を安定させる働きもあります。
なつめシロップを活用して「なつめミルク」にすると、心もほっこり温まります。
作り方:
温めた牛乳 200ml に、なつめシロップ適量(約大さじ1)を混ぜるだけです。
柑橘類の香りでリラックスを。みかんの皮をお茶に入れると手軽です。
気が詰まって熱が上がっていて、イライラしているときに効果的です。また、貝類の味噌汁も、頭に上がった熱を下げる効果があります。
気が沈むタイプなら、にんじん、ほうれん草、卵、チーズなどで「血(けつ)」を補給。
ナッツやドライフルーツをおやつにして潤いを。
心配性のクヨクヨさんは、「気」を補うカボチャやシイタケ、鶏肉で元気を補って。
頭ぼんやりさんは、黒豆や黒ゴマなどの黒食材や、エビや山芋などで精をつける。
目を閉じるだけで心が安らぐ。「閉目養神(へいもくようしん)」という言葉がある。
目をとじ、耳を澄まし、外部からの刺激を減らすように静かに座って、半ば瞑目の状態に入る。
実は、そこで呼吸を観察すること:お腹の動きを感じ、呼吸の音に耳を傾ける。
たった3分間だが、目を開けたとき、視界がすっきりと明るくなるのを感じるでしょう。
昼食後や夕方、疲れたとき、気持ちが不安定になるときに。
めまいの原因は、気と血の不足、水の滞り、気の滞り、腎の衰えの4つ。
「無虚不作眩」:
栄養不足がなければめまいは起こらない。ここで言う栄養不足とは、気と血の不足に加え、加齢による腎の虚弱も含まれる。疲れた時にふらふらするタイプ
無痰不作眩:
痰(水の滞り)の滞りがなければ、めまいは起こらない。船で揺られるような吐き気や、耳閉感を伴うめまい。
無風不作眩:
風(気の滞り)がなければ、めまいは起こらない。感情の高ぶりで起こるめまい。
加齢によるめまいの改善に「湧泉(ゆうせん)」
全身の気を補い、血行や水分代謝の改善に働く。腎の機能を高める力がある。
湧泉は足裏の中央、指を曲げるとできるくぼみのあたり。両手の親指を重ねてくぼみに置き、1回につき強めに押す。これを10回繰り返す。
疲れたときのめまいに「百会(ひゃくえ)」。
疲れがあると気血が不足気味になり、ふらふらしためまいが出やすくなります。
百会は体中の気の流れが合流するツボで、頭痛や耳鳴りにも効果があります。
急に起こるクラクラするめまいや、気の弱りによるめまいなどにも効き目があります。
百会の場所は頭頂部の中央あたりです。
1回6〜10秒、1日に10回。
スワイショウ(腕振り健康法)。
太極拳の準備体操でも行う。
力を抜くためだったり、邪気を抜くという意味もある。
下半身でしっかり大地を踏んで安定させ、上半身は力を抜いているだけで十分です。
急にめまいが起こったら、セロリの香りを。
緊張やストレスから起こるめまいは、肝の気を巡らせる働きの失調。肝と同じグループの春に発症しやすく、対策は気を巡らせること。
香気野菜の代表格で、春が旬のセロリ。爽やかな香りが気の巡りを助け、頭部に上がった気を静めてくれる働きがあります。
参考文献:
素問 新訳 小曽戸丈夫訳 タニグチ書店
『養生訓』貝原益軒(全現代語訳、講談社学術文庫)
医心方 槇佐知子、築間書房
漢方マッサージで体をリセット。薬日本堂、ナツメ社。
これ1冊できちんとわかる図解東洋医学(関口善太監修)
薬膳・漢方の食材帖(薬日本堂監修、実業之日本社)
薬膳 素材辞典(源草社)
非常識の医学が病を治す 安保徹(実業之日本社)
視力防衛生活(三笠書房)
顔望診を始めよう(辻内敬子監修)
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歴史から読み解くワクチンのはなし 要点メモ【中山哲夫 著】
Contents短期旅行者向けトラベラーズワクチン長期旅行者向けトラベラーズワク …
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やっぱりSAOはおもしろい【劇場版プログレッシブ2作見た】
Amazon Prime Videoで、 劇場版 ソードアート・オンライン -プ …
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不正解かどうかを確かめなくていい【人生の選択】
本を手に取り、パラパラとめくってみる。なんかピンとこないなぁと思いつつも、もしか …
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ヒーロージャーニー=目的ではなく行って帰って来る話
ヒーロージャーニー=不思議の国のアリスのような話。敵を倒すみたいな目的があるわけ …
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松本人志の冷笑主義に対するカウンターが成瀬は天下を取りにいく
ダウンタウンの松本人志は「本気じゃない」というスタンス 本気の熱いやつって痛いよ …
