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老いに負けない生き方 エレンランガー 要点メモ

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自分で考えて決めるということには大きな力が秘められている

体と心はつながっているという証拠をたくさんあるけれどそのつながりについては まだわからないことだらけだ

自分で決めると人はマインドフルな状態になる

そして 実験の結果にあんなにも驚いたのは マインドフルの反対の状態である マインドレスが私たち 現代人にとって普通の状態になってしまっているからだ

Contents

マインドフルとは

前にも 説明したように周りの環境や自分自身に対して敏感になりたくさんの気づきを経験することだ

マインドレスは

マインドフルの正反対で周りの環境や自分自身に対して注意を払わず 鈍感になっていてちょっとした変化などに全く気づかない状態だ

心の状態を変えることで体の健康状態も変えることができる

どの程度まで体をコントロールすることができるのだろうか

カウンター クロックワイド 電気

時計の針を巻き戻す

お年寄り たちは 1959年の世界で暮らし20歳若返ったつもりで行動することになる

医学の研究の結果はそうなる確率は何%といった形で表せられることになる

一人一人の個人である私たちは 医学の常識に当てはまらないことも十分にある

医学会で常識だと思われていることが自分個人にとってどれくらい当てはまるのかということをきちんと知らなければならないだろう

医学の常識ではできないとされていることでも もしかしたら あなたならできるかもしれない

何の疑問も持たずにただ情報を受け入れていると本当はかなりの確率でできるかもしれないことでもできないと思い込んだのは一生を過ごしてしまうことになるだろう それはとても残念だ

慣れるかもしれないあなたの可能性

心理学者の仕事はたいていの場合 人 の ありのままの姿を描写することだ

しかし ありのままの姿を知ることとか可能性の姿を知ることは全く違う

つまり 現実のあなたとなれるかもしれないあなたは同じではないということ

ここで とりあえず何でもできると考えることから始めてみよう

スタート地点はありのままの自分ではなくなりたい自分 理想の自分だ

最初に理想の姿があれば理想に到達する方法 を安くしても理想に近づく方法を考えることができる

一般的に研究者が建てた 仮説に当てはまらないような現象がデータの中にある 余計な能力として扱われる

例えば 年を取ると物忘れが激しくなるのは自然なことだと信じられている

衰えない人がいても それは 例外的な存在として扱われる

しかし私はその例外的な存在の方に注目したい

衰えない人が実際にいるのならそれは可能だということだ

原因を探ったりするのは可能かどうかが分かってからでいい

年を取ることに対していい イメージを持っているグループの方が寿命も長い

中国とかは年配者に対していい イメージを持つ文化がある

自分の体を一番知っているのはあなただ

コピーをしたいので先に使ってもいいですか

と聞かれると多くの人は 譲ってしまう

それと同じように 中身のない理由で でも効果があるということだ

それが医者の言葉となると 強制力は さらに大きくなる

これは医者の言葉だという 圧力を 現外に合わせ つつこの薬が問題を解決するという明確な理由で攻めてこられると患者としては申しておかしくなくなってしまうだろう

医者の中には答えは1つしかないかのような態度の人も確かにいる

それでも 医学の世界の不確実であるということに変わりはない

自分の能力に レッテルを貼ることの効果

例えば自分に アシスタントというような レッテルを貼ると能力が目に見えて低下することがわかった

それならば 自分に 患者というレッテルを貼った場合の同じような結果になるのではないだろうか

一般的に 患者は医者よりも知識が少ないことになっている

衣装 よりも 能力が低い存在だとされている

あなたは自分のことを 観察力が優れていると思っているだろうか

実際のところ 身の回りに注意を払ってる人はそれほど多くない

大抵の人が見たいものだけを見ているし 見たくないものは目に入ら

ない何かが見えるはずだという先入観を作っているのは私たちの過去の経験だ

予想したものしか目に映らないことが多い

体の声に耳を澄ます

バイオフィードバックという手法を開発する

機械などを使って 脈拍を血圧など数値の変化を目で見て確認することができればそれらの生理現象を自分でコントロールすることもできる

これがバイオフィードバックであり 不整脈が自律神経失調症などの治療に活用されている

バイオフィードバックが可能なら 機械の力を借りなくても自分で 脈拍 などの生理現象をコントロールすることができるのではないだろうか

脈拍を測る 訓練

第1グループの人たちは夜寝る前と朝起きた直後に脈拍を測ってもらう

第2グループの人たちには 1日に2回 脈拍を図ってもらったが 測る時間は こちらの指示によって 日ごとに異なっている

第3グループの人たちには3時間ごとの脈拍を測ってもらった

これぐらい 頻繁に計測すると 測るたびに 脈拍がかなり違ってくるはずだ

1週間後 全員の記録を回収すると 今度は驚くような課題を出した

自分の脈拍を自分の意思で早くしたり遅くしたりするのだ

第3グループの人たちはかなり 優れた成績を収めることができた

ちなみに 脈拍を測定しなかったグループの人たちは 面白いことに 脈拍を上げようとしての逆に下がってしまうことが多かった

グループに関係なく マインドフルの度合いが高い人ほど迷惑をうまくコントロールできるということだ

彼らが 具体的にどうやってコントロールしているのかわからない

でもここでの私たちの目的は マインド

年寄りを子供扱いしない

高血圧を健康に悪いという常識も実は正しいかどうか分かっていない

この問題は見落とされがちなのは 血圧という数字がとても客観的に見えるからだ

統計は信じるものではない

相関関係と因果関係は違う

無力感を学習したネズミは水に入れるとすぐに死んでしまった

拘束されていなかったネズミは埃 何時間も当たって 泳ぎ続ける

信用 副交感神経にあるとわかった

つまり 諦めたネズミはただ運命に身を任せ 心穏やかに死んでいったということだ

人間も動物と同じで 諦めてしまうと 実際に命を縮めることになる

前向きなグループと後ろ向きなグループで分けた

45歳まではだいたい同じくらい健康なのだが後ろ向きなグループは45歳から60歳までの間に 健康状態が悪化する傾向があった

前向きな態度には さらに病気の回復が早くなるという効果まである

風や インフルエンザに感染しにくい

回帰の考え方

私がテニスの試合で素晴らしいサーブを打ったとしよう

これは私にとっては とても珍しいことなので 次のサーブではいつもの下手なサーブに戻ってる可能性が高い

逆に私の基準でもかなりひどいサーブを売ってしまった場合は次のサーブはそれよりも マシになる可能性が高い

統計学の世界では この現象を平均への回帰 と呼んでいる

一般的な 褒めるよりも 罰を与える方が効果があると考えられているのも この平均への回帰 で説明はつく

例えば私が素晴らしいサーブを打った場合 周りの人は褒めてくれるだろう

しかしここで平均への回帰 が起こるために 次は前よりも下手なサーブを売ってしまう可能性が高い

そこで私は本当は平均への回帰 が原因かもしれないのに褒められて緊張してしまったことが原因だと考える

逆に いつもより下手なサーブを売ったら周りは私をから買うだろう

そして平均への回帰によって次のサーブは前よりも良くなる

すると 今度はいいサーブが打てたのは からかわれるという罰を受けたからだと考える

何クソという気持ちがいいサーブを生んだのだ

そうやって人は褒め言葉よりもバツの方が効果があると思い込んでいく

しかしここでを1つの大きな問題がある

人は実際に向上することもあるという点だ

めなサーブの後にいい サーブが打てたのは 実際のサーブが上達したからなのか それとも 平均への回帰 なのだろうか

その答えは誰にもわからない

皮肉なことに 平均への回帰 という自然の現象が治療の効果と錯覚されてしまうことがよくある

フランシス ベーコンはおできを豚の代わり こすっていたら治ってしまったのでそれで治るのだと信じ込んでいた

薬を飲んで痛みがなくなった 大抵の人が薬が効いたからだろうと考えたろう

医者にかかるべきかの判断基準

間接的な症状と直接的な症状

痛みや発熱など 自分ではわかるものは直接的な症状

血圧脈 脈拍 コレステロール チケット 血糖値の測定しないとわからないようなものは間接的な症状

間接的な症状の多くは病気のサインとしては不十分だ

私たちの人生は 健康と病気にはっきり 区別することはできない

健康と病気は繋がっていると考えるようにすれば たとえ 病気になっても自分の全てが病気になったわけではないと理解することができる

まだ健康の部分だって たくさん残っているのだ

それが理解できれば自分の体の状態にもっと注意を払うようになるだろう

自分自身についての情報を集めていくうちに自分が常に変化しているということに気づくことができる

これがマインドフルになるということだ

一人暮らしのおばあさんが下に置いた 買い物かごを持ち上げられない場合 自分で買い物ができなくなってし

まう

老いという プライム

この本で出てくる プライムはおそらく プライミングのこと

老人ホームは多いという プライムに溢れているだから自分が老人であるということをどんどん 意識される

すると 実際に老人っぽくなる

能力が向上する機会がなくなる 気持ちがなくなる

世界は プライムでできている

医師や看護師が来ている 白衣は専門家へ ライセンスをな先生などを連想させる プライムだ

病院を病気をイメージさせる プライムの方向

老人ホームのスタッフは制服がない方がいい

制服があると それが プライムになってしまう

制服を着ている人=若くて動ける人といった意識が生まれてしまう

入居者は自分が老人で無力なことを意識してしまう

コレステロール値が高いのは危険 のサインかもしれないというような表現だったら ストレスは小さくなりむ

しろ もっと自分の体の変化に敏感になると気をつけるようになるはずだ

かもしれないという表現はもしかしたら違うのかな 他にどんな可能性があるのだろうというように 自分で色々考える きっかけになる

つまり マインドフルな状態になることができる

アジア系のステレオタイプは数学が得意 女性のステレオタイプを 数学が苦手

これらも プライムだ

前向きな プライムを受ける場合ならマインドレスな状態も実はいいことなのではないかと思えてくるが ここ

での問題は マインドレスの状態でいると望まない プライムも受け入れてしまうことだ

ホテルの客室清掃員は体を動かす仕事をしているのに仕事は体を動かすことに入らないと考えていた場合に肥満

になっていた

自分にとって利益になる影響を自分で選んだ方がいい

寛解と治癒の違い

寛解 は症状が出なくなっただけで完全に治ったわけではない まだ 再発の可能性を残している

治癒は本当に完全に治った状態だ

今回は とりあえず 症状が出ていない状態で治癒は完全に治った状態

それなら あなたの病気は注意しましたと言われた方が考えしましたと言われるよりもずっと安心感 や喜びが大きいはずだ

寛解と言われた人は不安を抱えながら日々を過ごさなければならない

治癒と言われた人は完全に安心して もう 病気のことはすっかり忘れてしまうに違いない

癌で使われる言葉と風邪で使われる言葉の 企画

私たちは風邪を引くために新しい風にかかったと考えている

前の風が再発したと考える人はいないだろう

そして風が治るたびに 次に風邪をひいてもまた治るという確信を大きくする

がんも 風邪と同じだと考えてみたらどうなるだろう

つまりがんの症状が消えたのならそれは 寛解 ではなく 治ったということだ

そしてまた癌になったら前の癌が再発したのではなく また新しい癌になったと考える

そう考えれば前の癌は治ったのだから今度の癌も治るだろうと 前向きな気分に乗れるはずだ

私はビタミン剤を飲んでいます といえばなんだか今よりも健康になれるような気がするだろう

逆に私は薬を飲んでいますというと自分は病気だというイメージがさらに強調されてしまう

マインドフルなレッテルとマインドレスな レッテル

診断がきっかけとなって結局は診断通りの結果になってしまうことがある

生殖不能と診断された人は 抑うつ状態になったり大きなストレスにもつながるかもしれない

結婚生活に支障が出てセックスの回数も減り 妊娠する可能性も低くなる

そして 診断 通り 生殖不能の結果を招くこともある

医者も効率化が重視されているから マインドレスの決断をしてしまう危険が十分にある

患者は その危険を忘れないようにしなければならない

受信する医療機関を1つに決まっていないと答えた割合が 65%だった ノースカロライナの方が 全国平均

に比べて体調や 心理状態が思わしくないと感じる日は1ヶ月につき何日あるかという調査で 0 と答える住民が多かった

25歳の男性が子供用の三輪車に乗るのに苦労するのはその男性の問題ではない

と考えるのに70歳の老人が自転車に乗れないのはその 老人の能力のせいだと考えてしまう

これは間違いだ

長身の選手のテニスと小柄な選手のテニスでは強みが違う

それと同じように80歳のテニスと50歳のテニスの 今日である ただ違う 強みを持つ 違うタイプのテニスだというわけだ

50歳のテニスの 劣化版が80歳のテニスなのではない

老いの肯定的なプライム

ベテラン 助言 気がつく 目先が効く 独創的 物知り 導き 向上する洞察力 経験豊か 賢い

甥の否定的なプライム

アルツハイマー 混乱 衰える 老いぼれ 地方 依存 死にかけ 忘れる 無能 場違い 老衰

体の不調はただ単に 歳のせいだ その活動をするには あなたは年をとりすぎているなどと 医療機関から言

われた経験を持っている

庭仕事をして腰が痛くなったとする

それは若い人でも起こりうる

優秀な生徒として扱われると 実際に IQ も高くなった

高齢でも心身ともに元気な人がいると 生まれつき 丈夫なのだろうと考えがちだ

しかしそうやって観察するのはやめてしまうと彼らから学ぶチャンスを失ってしまう

人生の全ての瞬間で完全に目覚めた状態で生きること

それが私たちの目標だ

全ての病気は気の持ちようだと考えたら一体どうなるのだろう

自分自身や自分の病気について何か新しい発見があるだろうか

病気の症状が出ていない瞬間を もっと 頻繁に気づくようになるだろうか

昨日は不可能だと決めつけられていたことでも今日は可能になっていることもある

頭の中にある限界に疑問を持つのは可能性の心理学で一番大切なことだ

たとえ最高の状態にあってもそれ以上良くなる方法を考える

それが自分の本当に最高の状態を知るたった一つの方法だ

可能性の心理学では理想の状態や 出発点にしてそれよりもさらに上を目指していく

麻痺 失明の生涯 そして いわゆる 末期がんは治る見込みがないし 失われた手足はもう入ってこない

私たちはそう信じ込まされている

そうやって過去の経験が 現在の期待を決めている

しかし 物事がずっと同じであるのは変化が起こるまでの間だけだ

物事は変化するということ 今分かっている事実は絶対ではないことを理解すれば あなたの目の前で 可能性の扉が開いていくだろう

できるかどうかを尋ねるのではなく どうやったらできるかを考える

そうすればできる方法を発見するたびに出発できる

そのための最初のステップは心と体を切り離すのをやめまた一つに戻すことだ

心と体が切り離されていると 心よりも体が重視されてしまうことが多くなる

例えば 乾杯の温度を思い出してみよう

まず健康に乾杯し それから幸福に乾杯しているはずだ

今まで見てきたように私たちの態度や考え方や思い込みや 食事や医者と同じくらい健康にとって大きな意味を持つ

もし 誰かに心を操られそうになったら私たちは必死に抵抗するだろう

それなのに体の管理になると糸の簡単に他の人に任せてしまう

今こそ コントロールする力を取り戻す時だ

自分の体の微妙な変化に気づき 周りの環境や人間関係の微妙な変化に気づく

そして愛する人たちも同じことができるように手助けする

ドディ は別れ際にこう言った ねえ エレン 私は死ぬのは怖くないけれど でも生きているって本当に楽しいわよ

私たちの 誰もが ド ディのように賢くなれる

 - 健康

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