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一生使える鍼灸ノート【要点メモ】杉山勲 著

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心包経の病症 (心包の経病)

66

音や光、匂いに対する過敏、妊娠悪阻 精神的に動揺しやすい

異常な疲労感 重圧感 など

手足や 足底部の多汗 冷汗

心包の臓症

パニック障害と新鮮 静止時 申請 アトピー性皮膚炎に更新 ただれ 寒冷蕁麻疹 各種のアレルギー 皮膚のかゆい感

関係の病床 菅野教病

顔色 青っぽく 起こりやすい

頭重い 目が疲れやすい

行動は 機敏である

食欲は比較的ある

胸 脇 苦満 もある

爪があまり 丈夫でない

電気しやすい

近視 遠視

乱視は腎虚に多い

肝臓の病症 肝の経病

69

決して 西洋医学的な肝臓ではない

あくまで 東洋医学的な換気の像である

前立腺肥大 または 癌 睾丸炎 子宮癌 または 禁酒 9外妊娠 卵巣がん

緑内障 白内障 網膜色素変性症

陰経の那穴は 心包の虚に用いる

肺経虚症や 腎経虚症の患者であっても 心包が虚することはあり得る

決して 心包経ではない

心包の臓( 形がない)が虚するのである 心包経の主な症状は アレルギー症状の出現 や皮膚と皮膚湿疹の多発である

もちろん 精神的な動揺を抱えている場合もあり得る

そのような時に孔最穴や水泉穴 あるいは中都穴などを取穴して補うのである

後跳穴について

後跳穴も古典に書かれているわけではない

関節痛の特効穴として 筆者が名付けた穴 である

部位は 臀皺壁の 外端の位置に取る

患者の 後跳穴 に対し 一壮または 3壮の施灸を行うと股関節の痛みが楽になる

なお一壮 または 3壮の施灸は 潟的に働くので同側の遠道刺との併用は適さない

本穴だけの施灸で十分 効果を上げることができる

灸の壮数も刺鍼の際の呼吸数も必ず陽の数である 奇数を用いるのが原則である

奇数を用いる理由は 治療目的 そのものが 陽の結果を得るためなのである

股関節痛について

股関節の痛みは男性よりも 圧倒的に女性に多く見られる症状である

男性に見られるのはスポーツなどによるアクシデントが多い

経脈の変動としては患者の胆経のみになっている例が多い

稀に胃経の実になっている場合もある

多くは体重をかけた時に股関節に痛みを感じる

治療法は下足部や足部の要穴に圧痛を求めて 遠道刺を行っても良いが それよりも 股関節痛には患者の後跳穴に灸を行うのがより効果的である

後跳穴は筆者が見つけた穴で古典には書かれていない

後跳穴とは 臀皺壁 すなわち人物と臀部と大腿後側部を分けるシワの外側に取穴するのである

この後跳穴に対し施灸を行うと より効果的である

壮数は1または3壮がよい

灸の3壮以下は 瀉法になるので この方法を用いる場合は 遠道刺との併用はしない方が良い 後跳穴の施灸だけで十分に股関節の痛みは軽快するものである

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