どうせ死ぬのに人間が生きる理由は一日を連続ものアニメの一話と考えると腑に落ちる
2016年2月25日に投稿 → に更新

「だれでも最終的には死んでしまうのだから、何をしたって無駄じゃないか?」
「生きることが無意味に思えてきた」
こんなことを誰もが一度は考えたことがあるかもしれません。
この疑問に対する典型的な答えは、
- 好きな人と出会うとか、おいしいものを食べるとか、何かしらの楽しいことがあるから生きる
- 誰かの役に立つ生き方をすれば、役に立った相手にとって自分が生きた意味が生まれる
というものです。
これまたどちらも、
- 「好きな人と出会っても死んだらお別れじゃん、死んだらおいしいもの食べられないじゃん」
- 「誰かの役に立っても、その人もいつか死んじゃうじゃん」
なのです。
このような答えではなく、自分なりに納得いく答えが見つかったので紹介します。
Contents
連続モノのドラマやアニメには必ず『最終回』がある
ドラマでもアニメでも映画でも、物語には必ず終わりがあります。
もちろん、連載途中のモノや、ちびまる子ちゃんのように作者が生きてる限り続きそうな物語もありますが、ほとんどの物語には終わりがあります。
それでもあなたは、それらの物語を見ますよね?
「どうせ終わるんだから、見る意味ないじゃん」
とはならないですよね。なのに人生についてはなぜか、
「どうせ死ぬんだから、生きる意味ないじゃん」
と思ってしまってるわけです。
最終的に終わる物語を見る理由
一話一話がおもしろいから見る、あるいは一話目が面白くなくても、面白くなりそうだから見続けるっていう場合もありますよね。
つまりは、
「面白い話を見られそうだから見る」
ってことです。
面白い一日を体験するために生きる
連続モノのドラマを見る目的は面白い話を見るためです。それと同じように生きる目的は面白い一日を見るためです。
たとえ、今までの人生がすべてつまらない日だったからと言って、今日は面白い日になるかもしれません。
前半つまらなかったドラマやアニメが後半面白くなることはよくありますし、第一話だけ面白くて二話目からつまらなくなることもよくあります。最終回がそんなに面白くなくても、途中面白い回があれば、見て良かったってなります。
人生も同じです。途中つまらない日もいっぱいあったけど、面白い日があれば生きて良かったなってなるのです。
これがつまり自己啓発書とかで言われてる「今、ここを生きる」ってことなんです。
生きる目的は「神回」を体験するため
アニメで神がかり的に面白い回を「神回」と言います。一度神回を見ると、また神回を見たくて新作アニメの中から神アニメになりそうな作品を探しますよね。
人生も同じで、神がかり的にすばらしい一日を体験するために生きているのではないでしょうか?
ある人にとっては神回でも、他の人にとってはそうでもなかったりします。同じように、人生における神回も人によって違います。
人によっては恋愛であったり、趣味であったり、仕事であったりと、その人の価値観次第です。
自分の人生には神回がなさそうだったら?
生きるのが辛い人は、自分の人生には良いことはないって考えているのだと思います。私もそう思ったり、思わなかったりの間をうろうろしています。
仮に自分の人生に素晴らしいことがないとしても、私たちは他人が作った物語を見ることができます。
TVでも動画でも本でもコンテンツは無限にあります。
「この作品を見られたから、生まれてきて良かった」って思ったっていいのだと思います。
事故死の考え方
「事故で死んじゃう人の人生ってなんなんだろう、やっぱ人生って意味ないんじゃん」
そんな風に考えていたことがあります。
事故死は番組の打ち切りです。
- 視聴率が悪い
- 問題のある表現があって圧力がかかった
等の理由で番組が打ち切りになることはよくあります。物語とは関係ない力によってその物語が終わるのです。
事故死も同じようなものです。
ですが、素晴らしい一日を体験するために生きるという意味では事故で死んだ人もそれまでに素晴らしい一日を体験していれば生きた意味はありますし、そんな日がなかったとしても、素晴らしい一日を体験するために生きた人生には意味があったはずです。
自分の物語はどんな物語?
「自分はイケメンじゃなくて、頭も悪いし、お金もない、イケメンでお金持ちに生まれたかったな」等と他人に嫉妬する人はよくいます。私です。
これまたアニメやドラマで考えると違う見え方がします。
ワンピースのルフィとして生まれてきたのに、
「サザエさんは平和でいいよなぁ、平和に暮らしたいよ」
って言ってるようなものなんです。
物語が違うんです。ルフィとして生まれてきたならば、とりあえず海賊王を目指して冒険しなきゃなりません。そういう物語なのですから。
ですから、自分がイケメンに生まれてこなかったことを嘆いてる人はこう考えましょう。
「自分の物語はイケメンの物語ではない、ではどんな物語なんだろう?」と。
自分の物語が何か見えてくれば、他人に嫉妬することはなくなります。違う物語なんだから比較したって意味がありませんからね。
ということで、今日を明日を明後日を「神回」にするために生きていきましょう!
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