親・先輩・上司の呪いの連鎖を断ち切れば、あなたも魔法少女まどかマギカになれる！

「魔法少女まどかマギカ感動した！！」
「自分もまどかみたく世界の役に立つ人間になりたい！」

私もまどマギを見て感動していろいろなことを考えました。

• 私たちが生きているこの世界がどう成り立っているのか？
• その中で自分はどう生きるべきか？

宇宙の成り立ちにまで想像が膨らみ、果てしなく大きい空間の中で自分に出来ること、自分がすべきこととは何だろうと。

もちろん、まどかマギカはフィクションであり作られた物語です。この世界にまどマギの世界にいるような魔女はいません。しかし、私たちが住むこの世界にも、

• 魔女のような人
• 魔女の呪いの連鎖のような現象

はあります。

人を恨んだり、憎んだりする人、人からされた嫌なことを他人にしてしまう人、そしてその連鎖、そういう意味ではこの世界にも魔女はいて、魔女の呪いの連鎖は存在します。

そこで今回は私たちが住むこの現実世界で魔女の呪いの連鎖を解き放ち、円環の理となる方法について考えてみたいと思います。

この記事にはネタバレを含んでいるので、これからまどマギを見るという人はここから先は読まないでください！

この記事を読みながら解説してる動画もあります。ぜひ見てみてください！

魔法少女まどかマギカの世界観(ネタバレあり）

まどマギのあらすじを忘れちゃった人もいるかもしれないので、簡単に説明します。

この世界には魔女がいて、魔女は人々を呪い災いをもたらしている。インキュベーダーと契約した少女は魔法少女となって魔女と戦うことが出来る。契約の際にどんな願いもかなえてもらえる。魔女との戦いに敗れた魔法少女は魔女となってしまう。インキュベーダーは魔法少女が魔女へと変身する時に生まれる莫大なエネルギーを集めるために魔法少女をスカウトしていた。

そのことを知った主人公の鹿目まどかは自分が魔法少女となる際に「過去から現在までに魔法少女になった後魔女になってしまった人たちの全てをなかったことにしてほしい」ということを願った。

願いは叶い、魔法少女と魔女のシステム自体が崩壊してこの世界には魔法少女も魔女も存在しなくなった。しかし、その代償として、過去の魔女の呪い全てをまどか一人が背負い、別世界でただ一人生き続けることとなった。

この物語で描かれた夢をかなえることで魔法少女となった存在が戦いの中で絶望し魔女になってしまう、希望を持つから絶望する、絶望は呪いとなって連鎖するという話は、ただのファンタジーではなく、現実世界を投影していると多くの人が感じたのではないでしょうか？

親の呪いの連鎖

まどマギの世界観をおさらいした所で、現実の話をします。この世界に魔女の呪いは存在しませんが、親の呪いは存在します。

1. 親からされた嫌なことを自分の子供にしてしまう
2. ストレスを子供にぶつけて解消する
3. 自分が叶えられなかった夢を子供を使ってかなえようとする

こういう親はたくさんいます。これらはこの世界における魔女の呪いのようなものです。自分の親にされて嫌だったことの代償を自分の子供にぶつけて晴らしていったらそれはまさに呪いの連鎖です。

私の親は2番です。愚痴を毎日私に浴びせ続けていたある日私が「愚痴を聞かされ続けるのは辛いからやめてほしい」と言った所、

「それじゃあ（あんたを育てた）意味がない」

と言われました。私の母は私にストレスをぶつけるために私を育てたようです。寸分違わず魔女そのものですね。

詳しくは大切にすべきじゃない親もいるに書いたので興味のある人はぜひ読んでみてください。

先輩の呪いの連鎖

中学校や高校の部活動などで先輩からされた嫌なことを後輩にしてしまう人がいます。

1. 先輩が理不尽な言動をしていたから自分も後輩に理不尽なことをする
2. 先輩がやたら偉そうで傲慢な態度だったので自分も後輩に対してそうする

今思えば1歳年上なだけでなんであんなに偉そうだったんだと呆れる人は多いのではないでしょうか？

上司の呪いの連鎖

会社でも、私が新入社員の時にやたら偉そうで性格の悪い先輩や上司がいましたが、数年仕事をしたら、その先輩がたいして仕事が出来ないことが分かって呆れました。

その先輩の先輩も偉そうで性格の悪い人だったので、これまた呪いが連鎖したのでしょう。

自分がされた嫌なことを他人にしない

私たちがこの世界で鹿目まどかのようになるには「自分がされた嫌なことを他人にしない」ことが必要です。

ここまで述べてきたように呪いは連鎖します。他人からされて嫌だったことを別の人にしてしまう人がいるからです。自分では自分が魔女になってしまっていることすら気づいていないのです。

私たちはそんな呪いの連鎖を断ち切らなければなりません。

呪いを受けても呪いを止めて浄化してしまいましょう。

人から連鎖してきた呪いを他人に連鎖させてしまっては自分も魔女になって呪いの連鎖の一部になってしまいます。

はたまた、呪いを受けても我慢して自分の中に溜め込んでいたら、ソウルジェムが濁り、いつか限界がきて自分が魔女になってしまいます。

ではどうすればいいのでしょうか？

ゴール(人生の目的)を設定するだけでOK

自己啓発やコーチングの世界ではゴール（夢、目標、人生で達成したいこと）を設定することが推奨されています。

例えば、「パティシエになって独創的で美味しいお菓子を作りたい！」というゴールを設定したとします。その状態で母親から愚痴を聞かされた場合どうなるでしょうか？

「母の愚痴は自分のゴール（パティシエになること）と関係がない」

という判断がなされます。ゴールを基準に物事を判断するようになるのです。すると、母から愚痴を聞かされて嫌な気分になったからといって、それを後輩や自分の子供にぶつけるようなことはしません。

なぜならば、「（自分のゴールと）関係ないから」です。

関係ないことを聞かされそうになったら、聞かなければいいだけです。部屋を出てパティシエの勉強をすればいいだけです。

多くの人がゴールを設定すれば、この世界を魔女の呪いの連鎖から救うことが出来ます。

なので私たちの住むこの現実世界では魔法少女にならなくてもゴールを設定することで円環の理になることが出来るんです。

円環の理になったまどかは別世界で一人で暮らすことになりました。ゴールを設定した私たちはどうなるのでしょうか？ゴールを達成するための人生という魔女の呪いとは無縁の新しい世界で生きることになります。

世界は自分がこの世界をどう見るかで変わります。ゴールを設定するということはゴールを基準にこの世界を見ることになります。

つまり、ゴールを設定すれば世界の見え方が変わる ＝ （自分にとっての）世界が変わるということです。

「さぁ、今すぐゴールを設定して魔法少女になってよ」