ヒートテック着るとむしろ冷え性になる?着過ぎをやめて薄着になれば冷え性が解消!
2015年2月18日に投稿 → に更新
「今年の冬は寒すぎる、厚着したのに風邪ひいてしまった…」
「日本っててこんなに寒かったっけ?年々冬が寒く感じるようになった気がする…」
今年も寒いですねぇ。ちょっと暖かい日が続いたと思ったら、また寒くなって、服装の調節が難しいものです。
私は暑いより寒い方が苦手なので、毎年たくさん着込んで寒い冬を乗り切っていました。
ヒートテックを上下にきて、その上にセーター、コート、マフラーで完全防備です。
それでも足りないのか、風邪をひいてしまう時があります。
「日本ってこんなに寒かったっけ?それとも私も年を取ったせいかなぁ?」等といろいろ考えた所、ある仮説にたどり着きました。
- 洋服を着過ぎてるせいで、体温調節機能が働かなくなっているんじゃないか?
- 薄着した方が逆に温かいんじゃないか?
ということで、今回は寒さと薄着について考えてみます。
Contents
人間は段々厚着するようになった
私(1979年生まれ)が子供の頃はダウンジャケットやフリースなんてものはありませんでしたので、今より断然薄着でした。さらに今だと着る毛布とかまであります。
衣服の商品開発によって段々と厚着するようになったということです。
体感的に年々寒さを感じるようになったのと関係がありそうです。
なぜ私たちは厚着をするようになったのか?
「風邪をひかないように暖かくしなきゃ」という気持ちから、私たちは厚着をしたり暖房を入れたりしています。
しかし、風邪をひかないでいつも元気な人というのは、薄着だったりします。元々丈夫な人だから薄着で大丈夫なのかもしれませんが、薄着してるから体が丈夫になったとも考えられます。
なのに、世の中では「風邪をひかないように暖かくしましょう!」という声しか聞きません。
私たちが厚着をしたり暖房を入れたりすると得をする人は誰でしょうか?
洋服や家電のメーカー、量販店です。
厚着や暖房で暖かくすれば風邪をひかないという考えが根付けば、防寒着や暖房器具がたくさん売れます。
なので、「風邪をひかないように暖かくしましょう」という呼びかけは、洋服や家電のメーカー、量販店から始まったと考えることができます。彼らにとって自分たちの商品が売れることが大事であり実際暖かくしたら風邪をひかなくなるかは関係ありません。これが売る側の論理なのです。
逆に厚着や暖房をすることで人々が弱体化して寒さに弱くなれば、ますます商品が売れるようになるので好都合なのです。
売る側の論理を考えてみると『よくわかる!』
他にもこのような構造は様々な場所で見つかります。
例えば、「毎日三食バランスよく食べましょう」というのもそうです。人々が毎日三食バランスよく食べるようになれば食品メーカーが儲かります。その結果、成人病や肥満が増えました。こうなると、今度はダイエット食品が売れるようになるので、食品メーカーにとって好都合なのです。
洗顔フォームも同じです。私は思春期の頃ニキビができないように洗顔を一生懸命していたのですが、洗顔すればするほどニキビが増えていきました。洗顔によって肌に必要な水分や油分が失われてしまったからだと考えられます。
そんなわけで世の中には売る側の論理がこっそりしこまれていることが多いので注意が必要です。
人間に備わってるホメオスタシス(恒常性維持機能)から寒さ対策を考えてみる
人間にはホメオスタシス(恒常性維持機能)という体を一定に保とうとする機能が備わっています。
- 体温が高くなると汗をかいて体温が下げられます。
- 逆に寒い所に行けば鳥肌が立って体温が下がるのを防止します。
- これらは意識しなくても体が自動的に行っています。
つまり、私たちの体は「体温が上がれば下げようとする、下がれば上げようとする」んです。
そうやって一定の体温(35~37度くらい)を保つわけです。
薄着すれば自然と温まる
「体温が上がれば下げようとする、下がれば上げようとする」のなら、厚着をしたらどうなるでしょうか?
厚着をすると体が温まって体温が上がります。その結果ホメオスタシスが働いて体温を下げようとします。これは困ったものです。温かく過ごしたいから厚着をしているのに、それによって体は体温を下げようとしてしまうからです。体が体温下げモードになってしまうということです。
では逆に薄着をしたらどうなるかというと、冬に薄着をすると、外は寒いので体温が下がります。するとホメオスタシスが働いて体温を上げようとします。体が体温上げモードになるというわけです。
これで謎が解けましたね!
厚着をすればするほどホメオスタシスが体温下げモードになるので、冬が寒く感じるようになったということです。
薄着して気温とホメオスタシスをバランスさせるべし!
寒い日に厚着すると、
- 気温が低い → 気温が体を冷やす
- 厚着する → 身体が温まり、それによってホメオスタシスが体温を下げる
ということになってしまい、どちらも体を冷やす方向に力が働いてしまいます。
なので、
- 薄着する → 体が冷やされて、それによってホメオスタシスが体温を上げる
こうすれば、気温とホメオスタシスで作用が相殺されてバランスが取れるんです。
ぜひ試してみて下さい!
ad
関連記事
-
過去でも未来でもないなら現在だ
過去と向き合っても何も変わらなかった。 未来の目標を目指しても何も変わらなかった …
-
即決 VS 熟慮して決める どちらがいいか?【成功者が即決する理由】
成功者は物事を即決する。だから、即決すべきだ。即決できないから成功を逃すんだ。 …
-
暇と退屈の倫理学 要点メモ【國分功一郎 著】
※ 自分の言葉で書いてるので、正確な表現でないところが多々ある Contents …
-
不安は過去ドリブン。ゴールドリブンを思い出そう
不安が浮かぶのは、過去こんな失敗をした、こんなつらい思いをした。だからまたひどい …
-
堂本光一が聞いてるDNAレベルで細胞を修復させる528Hzの音
Kinki Kidsのブンブブーンという番組で、「田中圭の寝具選びをする」回で堂 …
-
なぜ人は無謬性を求めるのか?
原発事故が合った時に、「原発事故は一定の確率で起こりうることであり、絶対に事故が …
-
運動しなくても筋肉がついてスタイルが良くなる画期的な方法
「ぶよぶよした贅肉をなんとかしたい…」 「均整の取れた体になりたいけど、運動はし …
-
O脚を治す方法 ~すねの内側に体重を乗せるべし
「O脚を治してまっすぐできれいな脚になりたい!」 「ダイエットして足が細くなった …
-
占いは背中を押す効果があるといっても、大抵は別の手段をやったほうがいいと思われる
例えば、恋愛運を占ってもらって、良い結果だった場合、「よーし、もっと積極的にアタ …
-
ぐっすり眠って朝すっきり目覚める睡眠法の鉄則
「夜なかなか眠れない、眠りに入るのに時間が掛かる…」 「朝が苦手、すっきり目覚め …
- PREV
- ダイエットと貯金と時短を両立する方法
- NEXT
- 喉を痛めない/枯らせない声の出し方