湯冷めしないコツ ~冷やすと温まる体温の逆法則
2015年2月13日に投稿 → に更新
- 「お風呂を出た時は暑くて薄着してたら体が冷えて風邪ひいた」
- 「お風呂入って温まったのに出てから部屋まで行く間に冷えてしまった」
私も以前はとても寒がりで風邪をひきやすかったのですが、湯船を出た後にあることをするようにしたら、湯冷めせず風邪もひきにくくなりました。
この方法を一言で言うと「常識の逆をする」ということです。
ってなわけで、湯冷めしないコツについてお話ししたいと思います。
人間にはホメオスタシス(恒常性維持機能)がある
人間の体温は外部の気温がどんなに暑くても寒くても一定の範囲(35度から37度くらい)に保たれます。
暑い場所に行けば、汗をかいて体温を下げます。寒い場所に行けば鳥肌が立って外気によって体温が下がるのを防ぎます。
風呂を出る前に冷たい水で体を冷やす
風呂に入ると体温が上がって汗をかきます。風呂上がってからもしばらく汗は出ます。これによって体が冷えてしまうことを湯冷めといいます。
この体の特性を逆に利用します。
「風呂から出る前に、冷たい水を全身にかけて体を冷やす」
という方法です。
サウナの水風呂と同じです。冷たい水を全身にかければ体温が一気に下がって汗が止まります。その状態で風呂を出れば、湯冷めすることはありません。
体が十分に冷えているので、汗をかいてこれ以上体を冷やそうとしなくなるんです。
常識の逆が正解
「湯冷めしないために冷たい水を浴びて体を冷やすってわけわからん」って思われた方もいるかもしれません。
「湯冷めして体を冷やしたくないって話をしてるのに冷たい水をかけて体冷やしてんじゃん?」という風に考えがちですが、よく考えてみてください。
「体が熱いとホメオスタシスが作動して汗をかいて体温を下げようとする」のだから、その前に水風呂に入ったり冷たい水を浴びて体温を下げる、かつ皮膚を引き締め、血管を収縮させ、体が冷えにくい状態を作り出しているわけです。
水風呂でミトコンドリアも活性化
冷たい水で体を冷やすのはミトコンドリアを活性化する効果があると言われています。
【メディカルNOW】「ミトコンドリア」細胞のエンジン役 活性化すれば若返りも可能に
ミトコンドリアが活性化すると体力がついたり、若々しく健康な体を維持する効果があるそうです。一石二鳥ですね!
冷えたくなかったら冷やせ!
逆が正解ってけっこう多いんです。英語学習も日本の中学校や高校でやっているのは
単語、文法 → 発音 → リスニング
の順に学習していきますが、赤ちゃんはその逆でお母さんがしゃべってる内容を聞く(リスニング)ことから始めます。そして、お母さんの言ってることをまねして発音します。それを繰り返してるうちに単語や文法を理解していきます。つまりは、
リスニング → 発音 → 単語、文法
の順に学んでいきます。学校の英語教育と逆なんです。
ですから、うまくいかないなと思った時には逆をやってみると良いかもしれません。
ということ「冷えたくなかったら先に冷やせ!」なんです。
ぜひ試してみてください!
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