30代後半でも高校生の頃と同じ体型をらくらく維持するダイエット術
2015年1月30日に投稿 → に更新
「若いころは痩せてたけど、段々太ってきたなぁ、代謝が落ちているのかなぁ…」
「食事制限すれば痩せられるけど、しんどいからやりたくない、おいしいものをたくさん食べたい!」
私は小学生の頃太っていて学校から肥満児認定されて身体測定を2回受けさせられたりしていたのですが、中学生の頃痩せて以来、30代後半までスリムな体型を維持しています。
厳しい食事制限や運動をしているわけではありません。
かといって、小学生のころ肥満児認定されていたくらいですから、遺伝的に痩せやすい体質というわけでもないはずです。
「なぜ30代後半の私が高校生の頃と同じスリムな体型を維持できているか?」その秘訣を紹介します。
この記事を読みながら解説してる動画もあります。ぜひ見てみてください!
Contents
GI(糖化指数)の低いものから順に食べる
血糖値が低い状態から急激に上がるとインシュリンというホルモンが出て、体に脂肪が蓄えられるそうです。
人類には現在ほど飽食の時代はなく、いつ毎日十分に食べられないのが当たり前でした。そのため、何日も食べられなくて血糖値が低い状態 = 餓死しそうな状態に食べ物にありつき、血糖値が急激に上がった際には食べたものを脂肪として蓄えておく必要があったのです。
現代の飽食の時代には無用な性質かもしれませんが、人間にはそういった性質が備わっている以上、それに合った食べ方をする必要があります。
それが、GI(糖化指数)が低いものから食べるという手法です。
例えば、ハンバーグ定食を食べる場合には
- 味噌汁
- サラダ
- ハンバーグ
- ごはん
- デザート
の順で食べます。こうすることで初めはGIの低いもの(エネルギーの少ないもの)から食べ始めて少しずつ血糖値が上がっていきます。少しずつ血糖値が上がっているのでインシュリンが分泌されにくく、脂肪が付きにくくなるんです。
これを意識するだけで太りにくくなります。
食べたい時に食べる
「一日三食食べるのが良い」と子供のころから刷り込まれていて、真理のように感じていますが、いつでも一日三食食べることが良いとは限りません。
人々が一日三食食べると都合が良い人とは誰でしょうか?
食べ物を売っている人たちです。
食べる回数が増えれば食べ物を売っている人は儲かります。もしかしたらそういう人たちが社会に対して一日三食食べるのが健康に良いという情報を流布してきたのかもしれません。
答えは自分の体が知っています。自分の体が食べたいと言っている時にだけ食べるようにすれば、太ることはないはずです。
前の日にたくさん食べた次の日の朝は食欲が沸かない場合があります。そんな時には無理して朝食を取る必要はありません。昼食も夕食も同様です。昼食は12時に取らなければいけないわけでもありません。食べたい時に食べれば良いんです!
ダイエットの為の運動は不要。運動しない方が長寿
私は特別な運動はしていません。以前はフットサルをしたりスポーツジムに行って運動していましたが、現在はやっていません。ですが、太っていません。
普通に仕事したり生活しているだけで十分です。
特別な運動をしないと太ってしまうのだとしたら、食べる量が多すぎるので減らせばいいだけです。
それに、たくさん食べたり、たくさん運動すると、細胞分裂が早くなり体の物理的リソースを早く消費してしまい老化を早めてしまう可能性があります。アスリートの寿命が短い傾向にあるのもこのような理由だと考えられています。
牛肉を食べると発展途上国の飢餓が進む?
私たち先進国の人々は牛肉や豚肉をよく食べます。これらの動物を育てるためには大量の穀物と水が必要です。最近はバイオエタノールなどの穀物で走る自動車もあります。
ここでこの世界のおかしなカラクリが見えてきます。
- 先進国の人が牛肉を食べる
- 牛を育てるために穀物を食べさせる
- 残った穀物を自動車の燃料として使う
- 残った穀物を発展途上国の人たちが食べる
という食べ物の流れになっています。
なんと発展途上国の人が食べることよりも牛を育てたり、自動車の燃料として使うことが優先されているのです。これが未だに飢餓がなくならない理由です。
なので、たくさん食べて痩せるために激しい運動をするのは、今すぐやめましょう。あなたにとっても老化を早めてしまうリスクが高まりますし、間接的に発展途上国の飢餓を誘発してしまうので良いことはありません。
食べる量を減らせば痩せられる
私は医師の南雲吉則さんが提唱している一日一食を実践したことがあります。
- 食事は一日一回にする
- 一回の食事の量は特に制限はなく、好きなものを食べていい
というものです。
実際やってみると、意外と大変ではありませんでした。今まで「いかにおなかが減っていない状態で食べていたか」に気づかされました。
体重は63kgだったのがだんだん減っていって57kgまで行きました。
本に書かれているような体が健康になるという効果は感じられなかったので今はやめています。合う人と合わない人がいるのでしょう。
ただ、これをやることで以下のようなことを学べました。
- 食べる量を減らせば人は痩せる
- お腹が減っていないのに食べていることが多いことに気が付いた
ですから、痩せたいと思っている人は、食べる量、回数、頻度を減らしてみると良いと思います。
自分 = 痩せている人間という自己イメージを作る
人間にはホメオスタシス(恒常性維持機能)という機能が備わっています。例えば、気温が上がったら自動的に汗をかいて体温を一定に保つというものです。
これは物理空間だけでなく情報空間(思考、心、精神、行動習慣)にも働きます。
自分をスリムな人間と思っている人は自然と食べ過ぎないし、食べ過ぎた後には無意識に調整がなされて、次の日はあまり食べないといった行動をとります。
逆に自分 = 太っているという自己イメージを持っている人は、ダメと分かっているのに間食をしたり、カロリーの高いものを食べ過ぎたりして、「太っている自分」を無意識に維持しようとします。これは何も意志が弱くてダイエットが出来ないのではなく「自分は太っている人間」という自己イメージによる無意識の力なのです。よって、変えるべきは自己イメージです。
目を閉じて痩せている自分を思い浮かべてみましょう。
映像だけでなく、腕の感じ足の感じ、体の感じを感じてみましょう。痩せている体で歩いている時のイメージを感じてみましょう。それを自分だと思うんです。普段生活する時も、その痩せた自分のつもりで生活すると、自然と痩せてる自分を体現する生活をするようになるはずです。
ダイエット、長生き、アンチエイジング、自己実現、飢餓の解決を両立
いかがだったでしょうか?ここで紹介した
- GI(糖化指数)の低いものから純に食べる
- 食べたい時にのみ食べる
- ダイエットのための運動はしない
- 自己イメージを変える
を実践すれば、
- ダイエット
- 長生き
- アンチエイジング
- 自己実現
- 飢餓の解決
を両立できます。素晴らしい効果があるので、ぜひ実践してみてください!
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