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要点:弱者の戦略 稲垣栄洋

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雑草は他の草が生えないところで育つ。逆に言えば、他の強い歯が育つ場所では競争に負けて淘汰されてしまうから、他の草が育たない場所で育つように適応した。つまり、強いわけではない。

チーターは直線は速いが、方向転換は遅い。ガゼルのクイックターンについていけない。

ナマケモノはジャガーに見つからないために、徹底的に動かない戦略。

擬態して隠れる。

集団の中に隠れる(群れる効用)

ずらす戦略。夜行性。強い動物が眠っている間に活動する。

メスに擬態して、ボスザルの目を誤魔化し、隠れて生殖する

天敵がいない場所を選ぶ。空気の薄い高地など

人間のずらす戦略。通勤時間、ランチの時間をずらすことで空いてる

シンプルなルールは強者が勝つ

弱者は複雑なルール、複雑さを好む

弱者は変化を好む。変化がない環境では強者が勝ちやすい

最悪の環境(大雨のピッチ)のほうが、弱者(草サッカーチーム)がプロチームに勝つ可能性が高まる

パイオニアが活躍できる期間は短い。強者が来たら、淘汰されてしまう。その前にまた次の場所を開拓する戦略。

CSR(植物の成功戦略)C=競争(強者が強い)S=ストレスに強い(強者のいないストレスの大きい環境(砂漠、高山など)で生きる)R=ルデラル 撹乱環境への耐性 環境の変化に強く、予測不能な自体に対応する力

rK戦略 r=増加率を優先する(弱くて小さい卵をたくさん) K=生存率を優先する (強くて大きい卵を少なく)。変化が激しい環境ではr戦略が有利。

R戦略、r戦略はスピード重視。早く産み、早く育つ

変化が激しい環境では数と種類の多さが重要

つまり、弱者は多様性とスピードが大事

カゲロウは短命だが、早くたくさん産み、早く育つ

大きな声でなくカエルはメスにモテるが敵にも発見されやすい。小さい声のオスがそおっとメスに近づいて生殖する戦略もある。

小さい鮭は、産卵した卵に自分の精子を掛ける

オスが大きい個体と小さい個体に2極化しているのは、小さい個体は大きいオスから隠れて生殖する戦略で生き残ってきたから。

与えよ、さらば与えられん。蜜を与えることで花粉を運んでもらう

強いものに似せる。ハチは目立つが強い。皆逃げていく。ハチに擬態することでその恩恵を受けられる。ヘビの顔に似せた羽を持つ蛾もいる

弱い狼や馬のオスは生き延びるために人間に飼われたのかもしれない。山羊や羊も弱いから人間に飼われたほうが生き残れるとも考えられる

西洋のことわざ「一番強い者は、自分の弱さを忘れない者だ」

感想

戦略というものは考えて作るものだと思っていたが、動物や植物が戦略を考えてこのようにした

というよりは、結果的にこのような戦略をとった種が生き残ったってことなのかなと。

なので、これらの戦略は実際に長い年月を生き残った実績のある戦略ということになる。

 

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