実際に使える英語を学習する方法 ~海外旅行で使える実践英語
2015年1月23日に投稿 → に更新
日本人は中学~高校~大学と10年間も英語の勉強をしてるのに英語を話せる人が少ないと言われています。
- 日本語は英語と文法が大きく異なる
- 英語には日本語にはない発音がある
このような理由で、日本人は英語を学びにくいなどと言われていますが、日本人でも流ちょうな日本語を話す人はいますから、やり方次第で日本人にも英語をマスターすることは可能なはずです。
私も流ちょうとは言えませんが、一人で海外旅行に行けるくらいの英語力はあります。海外旅行は英語の授業と違って本物の外国人と英語で会話をします。この体験が私にとって衝撃的で多くの気づきが得られました。
そんな経験を踏まえて、実践的な英語学習方法を紹介します。
この記事を読みながら解説してる動画もあります。ぜひ見てみてください!
Contents
1. 本気の発音をする
私の場合、海外旅行に一人で行くと決めた時から英語の発音の仕方が変わりました。大半の人は学校の授業で本気の発音をする(つまりネイティブの外人みたいな発音をする)と、クラスメートから笑われてしまうので日本人英語の発音をしていたことでしょう。私もそうでした。
それが、海外旅行に一人で行くと決めた瞬間から発音が本気モードに変わったんです。外人のような発音をするようになったのです。
これは決定的に重要なことです。使える英語とそうじゃない英語の差は発音が本気モードかどうかです。どんなに単語や文法に詳しくても発音が英語の授業のような日本人英語では外国人には伝わりません。特にアクセントが日本語のように平坦だと全く通じません。
まずは本気になることです。そのためには一人で海外旅行に行くのが一番です。誰かと一緒に行くとその人を頼れるので、いまいち本気になりにくいですからね。
2. 英語を浴びる
私は専門学校でプログラミングを教わった際に「習うより慣れよ」ということを言われました。英語も同じです。慣れることが重要です。気づいたら喋れるようになってたというのが理想です。
そのためには英語を浴びることが必要です。そのための方法を紹介します。
シャドーイング
シャドーイングは、洋画や海外ドラマのDVD、動画を見ながら、登場人物のせりふを復唱するものです。復唱と言っても英語の授業のように先生がフレーズを言い終わってから復唱するのではなく、セリフの途中から後を追うように復唱していきます。
たとえば、Why did you know the thing?というセリフが発せられるとします。その場合Why dと聞こえた時点でワーイ、ディと発音を始めます。この方法の良い所は聞こえたままの発音をすることができることです。
全て聞いた後に復唱すると今まで慣れ親しんできた日本人発音をしてしまいます。
シャドーイングする時は日本語字幕は消します(日本語脳が発火してしまうため)。英語字幕はあってもいいですが、音から学ぶことが重要なので初めの内は英語字幕もなしがおすすめです。
英語の漫画を読む
シャドーイングをすると発音が劇的に良くなるのですが、映画や海外ドラマの英語はなかなか聞き取れるようにならないので、単語の語彙が増えていきません。そこで英語の漫画を読むのがよいでしょう。日本語訳がないものを選んでください。日本語訳を見てしまうと英語を一回日本語に訳してから解釈する癖がついてしまうのでいつまでたっても英語をマスターできません。
漫画は絵が付いているので知らない単語が出てきても絵や場面から意味が想像できます。赤ちゃんはそうやって場面から言葉を覚えていきます。
3. 文法や使えるフレーズを覚える
シャドーイングと英語漫画で英語を浴びて慣れてきたら、具体的に使える知識を増やしていきます。
海外旅行のフレーズ集から必要なものを覚えて使う
一人で海外旅行に行くのならばホテルのチェックインを自分でしなければなりません。チェックインする時に言うセリフを海外旅行のフレーズ集の本で調べて覚えておきます。そして実際ホテルの受付で使います。
そうやって、自分の旅に必要なフレーズを覚えて使っていきます。もちろん発音は本気モードの外人発音です。
頭の中で会話をシミュレーション
好きな異性ができた時に頭の中で会話をシミュレーションしたりすることがあると思いますが、旅の中で外国人と会話をするシチュエーションを頭の中でシミュレートします。
もちろん英語でです。
自分のセリフと相手のセリフを両方とも英語でシミュレートします。
自分が知っている単語、文法でOKです。
これをやることによって自分の知っている知識を使えるものへと血肉化することができます。
本気になればできる!
海外旅行するまでは、自分が外国人と英語でコミュニケーションすることなんて想像もできませんでしたが、やってみたら思ったよりかんたんにできたし、頑張れば英語ペラペラになることも不可能ではないと思えるようになりました。
本気でやると世界が変わります!いますぐ本気モードにスイッチしましょう!
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