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自己イメージを変えないと不幸がキープされ続けてしまう?苫米地英人博士のホメオスタシス理論を使って呪いを解く方法

2015年3月4日に投稿 → に更新

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「いろいろ努力したけど、結局うまくいかなかった…」
「努力の成果はそれなりに出たけど、根本的に人生は変わってない気がする…」

そんな人は多いかもしれません。私も今までに人生を変えたくて、かなりいろいろな努力をしてきました。

それなりに成果の出たこともありましたが、それで、人生が変わったかというと変わっていない気がします。

「自分は幸せか?」と聞かれて、「YESとは答えらない」という意味で人生は変わっていないという状況です。

自分なりに原因を考えてみた所、結局の所、自分のマインド、自己イメージが変わっていないから人生が変わらないのだと分かりました。

ということで今回は「自己イメージ・マインドを変えないと不幸がキープされ続けてしまう」ことについて書いてみます。

ホメオスタシスによって不幸をキープするマインドが保持される

人間にはホメオスタシス(恒常性維持機能)という生体を一定に保つ機能があります。

例えば、サウナに入ったら体温が上がりますが、自動的に汗をかいて体温は一定に保たれます。

逆に、南極に行って気温が0度以下になっても体温が0度になるわけではなく一定(35度から37度くらい)に保たれます。

これらはホメオスタシスが恒常を維持しているからです。認知科学者の苫米地英人博士によるとホメオスタシスは生体だけでなく精神に働くそうです。

自分を不幸だと思ってる人は、不幸である自分がホメオスタシスによってキープされ続けるということです。

子どもがいるから離婚できないと母親に言われた子供はどうなる?

私の母は父との仲が悪く、父と結婚したことを後悔していました。私はいつも母から父の悪口を聞かされていました。あまりに父の悪口を言うので、

「そんなにお父さんのことが嫌いなら、なんで離婚しないの?」

と聞いてみた所、母は

子供がいるから離婚できない…」

と言いました。この場合、子供というのは私です。

つまり、私がいるせいで母は父と離婚せずに不幸でいるということになります。
私は母を不幸にしている、だから私は幸せになってはいけない、そのようなマインドが形成されてしまったかもしれません。

母を不幸にした自分は幸せになってはいけない?

私が通っていた中学校は荒れていて、ボンタンを履いてるヤンキーがたくさんいるような学校でした。
ヤンキーたちは何かと自分の力を誇示したいのか、ふつうの生徒に因縁をつけたり、殴ったりしていました。

今振り返ってみると、私が殴られたことはほとんどなかったのですが、いつ殴られるかわからないという恐怖に支配されていました。

学校に行くのが怖くて、早く卒業したいと思っていました。その証拠に私は卒業式の後、ホームルームが終わって3分後には校舎の外にいました。

ふつう卒業式と言ったら、友達との別れを惜しんで教室に残りいつまでもおしゃべりをしているものです。しかし、私にはそんなことよりもこの危険な区域(中学校)を脱出したいという思いしかありませんでした。

そうして、ようやく中学校を卒業して高校に入り、安全な日々を送れるようになりました。これで楽しい生活になる、そのはずが…

高校生になったらニキビが異常にできて人と顔を合わせるのが苦痛に

高校は偏差値ごとに通う生徒が分かれるので中学校のように暴力をふるうような人はいませんでした。

ふつうであればこれでようやく、楽しい生活が送れるはずですが、私の場合、なぜか異常にニキビができてしまいました。

思春期なので多少ニキビがあるのはしょうがないですが、異常にたくさんできると人と会うのが辛くなります。顔を洗ったりとできる努力は精一杯しましたが、一向に良くなりませんでした。

ニキビがあることがストレスになって、よりたくさんニキビができるという悪いスパイラルへと入ってしまったんです。

なんで、こんなことになったか当時は分からなかったのですが、今は分かります。

無意識が不幸をキープするためにニキビを作った

前述したとおり、人間にはホメオスタシスがあって、「常」をキープします。体温であれば35度から37度くらいが「常」です。

私の精神の「常」は何だったでしょうか?

  • 私が居るせいで母が離婚できない → 私は母を不幸にした人間
  • 母を不幸にした私は幸せになってはいけない → 私の「常」は不幸

ということになります。

ホメオスタシスは私のマインドにとっての「常」= 「不幸」をキープしようとニキビを作り出したのです。ちょっとのニキビでは幸せになれてしまうので、異常なほどたくさん作ったのです。

危険な中学を卒業して安全な高校に行ったらよほどのことがない限り楽しい生活がおくれます。それだと、「常」である不幸が保てません。そこで不幸を保つためにニキビができたのだとしたら恐ろしいことです。

しかし、マインドの力というのはそれくらい強力で悪い方向に働けば恐ろしいことになる可能性があります。

呪いは実在する?

私は母から「私を不幸にしたお前は幸せになってはいけない」という呪いを掛けられたようなものです。

これが「呪い」の正体なのではないでしょうか?

呪いはファンタジーの世界だけのものではないんです。

呪いを解く方法

呪いを解く方法はマインドを変えることです。自己イメージを変えます。そのためやるべきことは「現状の外側にゴールを設定する」ことです。

ゴールとは「夢、目標、なりたい自分、人生で達成したいこと」です。

苫米地博士の理論では、現状の外側にゴールを設定することで自分を変えることができると考えられています。

なぜならば人間はゴールによって物事の重要性を決めているからです。

例えば、サラリーマンをしている人がハリウッド映画に出るというゴールを設定したとします。すると、それまでは会社で出世する方法とか会社の人と仲良くする方法について関心があったのが、がらりと変わって英語を勉強し始めたり、アメリカの映画会社について調べるようになります。

ゴールを設定することで、重要なものが変わり、マインドが変わったんです。

こうして過去に掛けられた呪いを解くことができます!

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